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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
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再生
なかなかいい物件がなく迷っていた、アパート、マンション、借家、朝から彼女と二人、不動産屋 に行きいろいろ見せてもらったが、どうも納得できる部屋はなく諦めかけていた。不動産を後にして彼女と家に帰る途中、モデルハウスの展示場があった。彼女が一度行ってみたいと言い出し、僕ら見てみる事にした。中に入ると様々な家が立ち並び、そのうちの一軒を見る事になった。彼女は不動産屋に許可をとってビデオカメラで中を撮っ
坂本一義 さん作 [972] -
守護の青花‐2
「えっ!?」目を覚ました春川咲弥(さくや)は目の前の光景にただ唖然としている。直ぐ目の前にいるのは驚く程端正な顔立ちの銀髪の青年。しかも手を握られている。「誰!?ていうか手放してよ!!」咲夜は青年の手を振りほどき青年に警戒のまなざしを向ける。「なんだよぉ〜手握った位でそんなピリピリするなよぉ〜」青年は全く悪びれた様子も無く、ヘラヘラと笑っている。「何ヘラヘラ笑ってんのよ!!ていうか夜こんな時間に
龍角 さん作 [433] -
MURASAME
鬼門?瑪瑙が天馬の顔を見つめる。天馬は妙な笑みを崩さない。「ふ〜ん…別にいいけど…いいの、それで?」「まぁ、命あってのものだねだからね。早いとこ動けるようにしてくれる?」瑪瑙が手を振り上げる。その腕がまるで刃のように天馬の体を引き裂いた。再び絶叫を上げる彼の顔に瑪瑙が笑った。「やっぱりだめ。可王様と約束したもの…みんな殺すって…」瑪瑙は腕を鞭のようにくねらせ、天馬の体を引き裂き続けた。天馬の至る
あいじ さん作 [492] -
MURASAME
鬼門?「だから私は可王様に殺してもらうの…あの人は約束してくれたもの。目的を達成した時は私を殺すって…」「それが可王とやらに従う理由かい」天馬が瑪瑙を見つめながら言った。瑪瑙の顔に妖しい微笑むが浮かぶ。「まぁ、その前に俺が殺してやるけどな!」その台詞とともに天馬は駆け出し、剣となった腕を何度も瑪瑙に斬りつける。勿論、瑪瑙の体は斬られた箇所から再生を始める。天馬は傷が完治する前にもう一度同じ場所を
あいじ さん作 [476] -
守護の青花‐1
朧月はぼんやりと寝静まった住宅街を照らしている。初夏の風は生暖かく、その黒い服の男の長い銀の髪を靡かせた。物音は男が立てるさびしい足音のみ。彼は立ち止まり、マッチで煙草に火を点けた。その煙草の煙は青く光り輝いていた。そして煙は闇を切り裂く様に前方へと伸びて行く。煙草が指し示した道を男は再び歩き始めた。複雑な住宅街を縫う様に歩く事、十分。煙はある家の目の前で途切れていた。表札には『高山』と書いてあ
龍角 さん作 [518] -
守護の青花‐0
5月の満月の夜。異変が始まったのはその日の事だった。私はいつも通りテレビを見ていつも通りお風呂に入っていつも通り友達とメールをして12時過ぎに寝た。そこまでは普通だった。私は気が付くと、辺り一面真っ白な世界で寝ていた。しばらくして私は体が全く動かない事に気が付いた。いくら動こうとしてもピクリとも動かない。しばらく動かない体と奮闘していると、目の前に彼岸花がスウッと現れた。真っ白な世界にただ一つ咲
龍角 さん作 [552] -
義弟の恋人
一年前私は長男の嫁として嫁いできた。 お義母、義父、義弟、長男夫婦の五人家族である。 義母も義父もいい人で同居もスムーズにスタートしたのであった。 ある日義弟である友昭が彼女エリを連れて家にやってきた。友昭「彼女のエリなんだ。今日はご飯を家で食べるんで一緒に作ってもらえないかな?」私「うん。エリちゃんとゆっくり食べていってね。」 依然からエリちゃんのことは話で知っていたので突然であったが友昭の
ですね。 さん作 [550] -
MURASAME
鬼門?遠くで雷のような輝きが見えた。大地が張り裂けんばかりの悲鳴を上げ、悶えているようにも感じられた。何が起きてやがる…そう安藤天馬は思った。「今のはね〜可王さまの羅殺剣だよ」ふと顔を見上げると少女の姿をした瑪瑙が笑いながら宙を舞っていた。「ちぃ!」天馬は森の中を駆け出し姿を隠そうと木影に潜った。(意味わかんねぇぞ…可王?羅殺剣を使えんのは幸司だけじゃねぇのか…おまけに…)天馬がちらりと木から顔
あいじ さん作 [463] -
MURASAME
鬼門?可王京介が弾かれたように飛び出した。幸司は迫り来る小鉄の凶刃を羅喉の刃ではらった。「…らぁ!」幸司の刃が闇に舞う。しかし可王が小鉄を回し、その斬撃を受け流した。幸司は追撃の手を緩めず胴を狙い一気に薙払った。可王は後ろへ下がると嬉しそうに笑みを浮かべた。「強くなったな…どれ、褒美に面白い物を見せてやろう」可王は腰に下げている三本の刀のうちもう一本を抜いた。「こいつの名は正宗。小鉄と共に魔剣と
あいじ さん作 [518] -
証明写真?
「あと20分くらいでC駅に着くと思うから来て貰っていいかな。」「いいですよ。まだ高木さんとは会って無いんですか?」「携帯つながら無くてさ。」「高木さんに預けた日記と写真ちゃんと見て下さいね。」写真?もしかして…証明写真の事じゃないよな。「優ちゃん。その写真って…」僕は心の中で違うって事を祈った。もしそうだとしても、誰も見ていない事を。「理沙が撮ってたのですよ。日記に挟まってたみたいで。理沙の親も
夜野 灯 さん作 [718]