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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 無責任万万歳!(6)

    僕は言われるがままに衣類などの支度を済ませ、覆面パトカーに乗り込んだ。そして決意をかためた上で聞いた。「僕には具体的にどんな容疑がかかってるんです?」すると坂井刑事が面倒臭そうな顔をして僕を睨んでから言った。「君は事件の犯人についてどのくらい知っているかい?」「ええと、犯人が未成年で北海道の魚が原因でそこまでに至ったと…」「そうか、わかった。なら多少は話が省ける。じゃあなぜ彼は矛先を道庁に向けた
    ギトー さん作 [294]
  • 踏切と再生と通夜にて

    私は警察で事情聴取をしていた…。彼氏の部屋で寝てしまい目覚めると彼が死んでいたのだ、何が何だか解らず…彼の顔は安らかな顔で死んでいて苦しんだ様子も持病があったわけでもなく…警察わからないらしく、死んだその日彼氏に何か変わった事はなかったかを聞かれたが私にもわかない…。一通り話をして警察を後にし、彼の実家に向かう事にした、行きたくはない彼の通夜に…死んだなんて思いたくはない辛い思いを抱えたまま電車
    坂本一義 さん作 [620]
  • ゆりかご「夕焼け編?」

    先に「ゆりかご〜初恋編〜」を読むことをお勧めします。平成16年 7月梅雨の明けた間もないころ『ゆりかご〜夕焼け編〜』平成13年 7月 籠乃町(かごのまち)「ねぇ、優君?」「ん?」「先週遊んだとき高台に忘れ物しちゃったんだ。」「一緒に取りに行ってほしい。そういうことか?」「正解!いいでしょ?」「悪いけど、今日はやることあるんだよ。ごめんな?」「そっか、じゃあここでお別れだね。じゃあねー!」そう言っ
    露伴 さん作 [329]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐14話下

    「だったらなんで彼女は半鬼化したんだ!?鬼人から人間に感染することは不可能なはずだろ?」勇の正面に座っている天然パーマの男は勇に疑問をぶつける。「そんな事言われても俺にはわかりませんよ!見付けた時には彼女は倒れていて全てが終わった後でしたし…」「可能性があるのは…」勇の隣りに座っている金髪のソフトモヒカンの男が二人の会話に入り込んだ。「元々半鬼と同じ能力を持った人間かもしれないぞ。 半鬼が暗殺さ
    龍角 さん作 [696]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐14上

    ゴクン・・・どうして・・・?ゴクン・・・ただの血のはずなのにゴクン・・・鉄の味がするはずなのに・・・ゴクン!!なんで甘いの!?佳奈美は勇の腕を放した。「なんでっ・・・どうしてっ!?」佳奈美は自分の体の変化にただただ動揺している。「これが私達の正体よ。血がなければ生きられない吸血鬼。 それが私達半鬼の運命・・」ヘレナが床に崩れ落ちている佳奈美をベットへと戻す。ヘレナと勇はお互い顔を向きあい黙って頷
    龍角 さん作 [723]
  • 無責任万万歳!(5)

    それが悲劇の始まりである。女生徒が家に入り、玄関で彼女の発した第一声が「臭い」であった。彼の家では食事にスーパーの魚は出てこない。わざわざ北海道の漁港から取り寄せたものを食べるのだ。それは彼の母が決して譲らないポリシーみたいなものであり、意地でもあった。一度旅行で北海道に来たときに食べた魚があまりにも美味しく、本州の魚が不味くて食べられなくなったそうだ。彼の母はしまいに魚好きになってしまって、三
    ギトー さん作 [301]
  • 無責任万万歳!(4)

    道庁爆破事件は世間を震撼させた。僕は普段テレビで流れる強盗事件や殺人事件に驚かされることは滅多にない。むしろ、それらの事件の背後関係や警察の対応なんかに興味がある。この件でも事件が起きた当初は、僕とメディアではかなりの温度差があった。しかし犯人が逮捕されたとき、僕は鉄球が落ちるぐらいの衝撃を受けた。なんと犯人は16歳の現役の高校生であったのだ。少年は成績優秀で生活態度も良く、おとなしい性格だった
    ギトー さん作 [316]
  • 赤雪〜第二片〜

    「こいつらに、今噂されてる怖い話聞かしとってんけど全然怖がれへんから、『お前ら、怖ないんか』言うたらいきなり笑いおんねん。ほんで、『何笑っとんねん』言うたら、こいつらが、『ただの噂に何怖がっとんねんな。あほくさ』って言いおんねん。ほんで、喧嘩しとってん」重時は、呆れ気味に溜息をもらした。椅子を引いて、腰を降ろした。どうやら、少し熱が上がってきたみたいだ。「お前ら、子どもっぽいのう。そんなちょっと
    夢見大 さん作 [333]
  • 無責任万万歳!(1)

    「トントン」 その音で、僕は眠りの底から意識を取り戻した。容赦のない陽光で揺れる景色のピントを定める。 布団の上に立ち上がり、体がねじ切れんばかりにノビをして怠さを吹き飛ばす。今日も快調だ。 10秒ほどボーっとしてからさっきのノック音を思い出した。目覚まし時計で時刻を確認するが、まだ学生すら登校する時間ではない。白のTシャツに黒のトランクスという何
    ギトー さん作 [394]
  • ドアーズ・7

    「そうですか。わかりました。事件が解決するまで、こちらに戻らないようでしたら、その間の家賃は結構ですよ。」「すみません…ありがとうございます。」彼は、申し訳なさそうに頭を下げた。「ところで…誰かが、玄関を開けた…って言うのは、どういう…?」大家は不安とも不思議とも言える表情で、私を覗きこむ。私には何も言えなかった。あの出来事が現実だったのか?それとも私の…頭が作り出した幻なのか…。「いや、誰かが
    真希 さん作 [594]
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