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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐第3話下

    「やってもいいかなぁ?俺、童貞なんだよねぇー」敬がにやけながら快に提案する。「止めとけよ。マジで摩羅様にバラバラにされるぞ・・・」「冗談だよ♪何マジになってんだよ〜俺がやりたい相手は摩羅様ただ一人!!」敬は快をからかいながらも顔は至って真剣だった。「あなた達・・・一体何なのよ・・・」佳奈美は怯えて後退りする。「冗談はこれくらいにしてさっさと殺るとしますか。」敬はそう言うと腕を刀へと変化させた。敬
    龍角 さん作 [793]
  • 本当の実話【4】

    友達は、何が言いたいのか…すぐには分からなかった。「アンタと話してて、後ろで女の子の声が聞こえるんだよね。本当に誰もいないの??」嘘をつく必要などない。本当の事なのだ…その瞬間、悪寒が走った。「ど、どんな声が聞こえたの?」恥ずかしいが、あまり思考が纏まらなかった。初めて、身の毛がよだつ恐怖を感じ、冷や汗と共に目の前がグルグルと回った…。「聞こえたんじゃないよ…今も聞こえるよ。でも、何を言ってるの
    真希 さん作 [641]
  • MURASAME

    鬼門?鬼部村は帝都東京からかなり離れた所にあった。三人は1日がかりで鬼部村に到着した。「あの…蔵王丸さん…どこまでいくんですか〜」鬼部村に着いたとは言え、目的地である鬼門まではかなり離れていた。荷物持ちの幸司が早々とねを上げる。「もうちょいだよ…多分」和服姿の蔵王丸が軽やかに歩を進める。その後ろから天馬が続いた。「ほら、あそこに見えてるのが鬼門封じの一族のいる鬼部大社さ」蔵王丸の指差す先はまだ遠
    あいじ さん作 [454]
  • 本当の実話【4】

    ヒヤリとしたのは…水が流れていたのだ。流れていたと言うのは適切ではないかもしれない。風呂場の足ふきマットを踏んだのだ。私は風呂場など今日使っていない。何か怖い気がして、今日は使わなかった。彼も一緒だ。2人で銭湯に行って帰った時は何もなかった。足ふきマットは、水を含んでズッシリと重くなっていた…。彼を起こして話をしたが、怖がりすぎだとバカにされてしまった。それから、約4日後だろうか。高校時代、仲の
    真希 さん作 [855]
  • 証明写真?

    「それには何か書いてあるの?」僕が聞くと裕貴は手渡しながら呟いた。「読んでみて下さい」高木が隣に近付いてきた。【1月1日】今日は初詣でに行ってきた。その帰りにあの話になった。去年から調べているが、まだ何も掴めない。やっぱり噂は噂なんだろうか?明日、また写真機に言ってみよう。【1月2日】白い物って事で、思いつく限りの物を持ってきた。しかし変化は無い。やっぱり、写真が変化するって事は無いんだろうか?
    夜野 灯 さん作 [692]
  • 証明写真?

    「どんな事故だったんだ?」「バイク事故だったんですけど…それがおかしかったんですよ」「おかしいって何が?」高木は拳を握りしめ、声を絞り出すように言いだした。「ノーブレーキで塀にぶつかったんですけど、その後が変だったんですよ。」「変って?死体が歩いたとか?」僕は雰囲気を変えようと軽い冗談で返した。「そっちなら理由つけられそうなんで。…首が後向いてたんですよ。」事故で首をやるのは良くある事では無いの
    夜野 灯 さん作 [621]
  • MURASAME

    鬼門?暗く、よどんだ空気が辺りに流れた。暗黒に包まれたその空間は邪悪さと共に一種の美しさを表していた。突然、暗闇の中心が昏く光った。気が付くとそこには、影が立っていた。影は暗黒に照らされ嘲った。本部に着くと、既に蔵王丸と咲子が待っていた。「すいません。お待たせしました」幸司と天馬はソファーに腰掛け、二人を見つめた。「いや…いいよ。約束の時間通りだ」蔵王丸はいつになく真面目な顔で二人に言った。普段
    あいじ さん作 [490]
  • 証明写真?

    とりあえずコーヒーに口をつけた。隣を見ると、高木はパスタにガッツいていた。それを見て俺は落ち着きを取り戻した。「証明写真が関係してるってどう言う事かな?」「詳しくは分からないけど、兄ちゃんは言ってた。『裕貴…あの噂は本当かも。写真撮れたよ。』って」「君は写真見たの?」裕貴は無言で首を振った。でも、これだけでは何も確証がない。ただ、調べていた男が写真を撮った後に事故で亡くなった事実があるだけ。「裕
    夜野 灯 さん作 [663]
  • 証明写真?

    高木がインターホンを押した。【ピンポーン…】渇いた音が辺りに響く。…反応が無い。留守なんだろうか?30秒…1分…まるで時間が止まっている様に長く感じる。高木がまたインターホンを押した。【ピンポーン…】やはり反応が無い。「高木…留守みたいだから出直そうか?」このまま玄関の前にいるのも、不審者っぽくて俺は嫌だった。「そうすっね。すいません。電話してくれば良かったですね。」「しょうが無いよ。俺がいきな
    夜野 灯 さん作 [613]
  • MURASAME

    鬼門?暖かい日差しが射し込んでくる。つい最近まで寒さに苦しんでいたのが嘘のようだった。「あったかくなってもうちは暇だね」そんな独り言を呟きながら、喫茶店「デッドエンド」マスター、雨宮涼介はコーヒーカップを拭いていた。「そんなことないですよ。元気だしてください!」隣で美優が明るく言った。雨宮は美優に向かって微笑んだ。その時、入り口の呼び鈴がガラガラと音をたてた。「マスター、お久しぶり」「なんだ…君
    あいじ さん作 [474]
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