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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 408号室 ?

    赤ちゃんの手?僕は、じっとそれを見た…やっぱり手形だった。その時は前の住人の子供が悪戯でつけたものだと思いこんで、何にも気にすることなく壁を拭いて綺麗にした。やっと掃除が終わった。もう日は傾いていた。『はぁ疲れたなぁ』僕は背伸びをして寝転がった。疲れていたせいか僕はそのまま寝てしまった。『あーぁ寝ちゃってたょ』僕は目を覚まして、時間を見ると深夜1時だった。かなり寝ていたらしぃ笑僕は部屋の明かりを
    アッキ さん作 [550]
  • MURASAME

    亞リス?「京子…何故…」「あなた…自分の体を見て…」私は自分の体を見回す、そして驚いた。私の体は排水で汚れ濡れていた。「まさか…私が亞リスを…無意識のうちに…?」記憶が蘇る。亞リスを捨てるとすぐにどぶ川に飛び込み、亞リスを拾い上げた自分を…そのまま亞リスを抱きかかえ、雑踏を歩く自分を…「私…だったのか…そうか…」「あなた!そいつは悪魔よ。人の想念を吸い上げ、生き続ける魔人形…」京子が懐から一枚の
    あいじ さん作 [518]
  • MURASAME

    亞リス?「なんなのですか?その永久機関と云う物は…?」京子が蔵王丸に云った。蔵王丸は一枚の写真を持ち出し、京子に見せた。「これ…は…」京子の表情が固くなった。「アリスレス式永久機関…人の想念を物理的なエネルギーに転換する発明…真柄教授はこの研究に生涯を賭けていた…私が教授の下で勉学に禿げんでいた時の教授の写真です…」蔵王丸の表情が暗く沈む。「では、うちの主人は…」「想念を吸い取らています。いずれ
    あいじ さん作 [502]
  • 本当の実話【2】

    最初の怪奇現象。それは、彼と台所の換気扇の前でタバコを吸っていた時だった。【ザーー】と水の流れる音がしてきた。どこからだろう?と二人で話をしていた。その音は、何分たっても止まらない。しかも、よく考えると音が近い…恐る恐る、よく耳を澄ませると風呂場から聞こえる。まだ、今日2人ともお風呂に入っていない。なのに…風呂場に行くとシャワーが勢いよく流れていたのだ。でも最初は、怖くなかった。何かの故障かと
    真希 さん作 [900]
  • 本当の実話【1】

    私は、今彼と暮らしている。つい2年前の実話だ。真夏が始まる前の梅雨の時期。台風の最中、彼が熱を出した。「アイスが食べたい」もう、夜中だ。でも、仕方なしにコンビニに傘をさし大雨の中コンビニまでの道のりを歩いた。約コンビニまで、8分くらいだろう。傘をさし歩いていると、道幅の狭い道に傘もささずに女の子が下を向いて泣いているようだった。台風なので、雨は尋常じゃない。それなのに、17、8歳くらいの女の子が
    真希 さん作 [1,024]
  • MURASAME

    亞リス?私が亞リスに出会って…もうどれ程の時が流れたのだろう…私の亞リス…。愛しい亞リス…。男は人形を抱きしめると、まるで神聖なものに触れるかのようにそっと髪を撫でた。彼は人形に語りかけた。「亞リス…。君が愛しい…とても…君がいない世界など…存在する価値がない…嗚呼、亞リス…」人形は答えない。だが、男の頭にはしっかりと人形の声が響いていた。暗闇のなか、男は亞リスを愛でた。甘美な快楽を貪るが如く…
    あいじ さん作 [499]
  • 本当に怖いモノは…【第一話】

    前書きから少し時間が経ってしまいました…では第一話を始めたいと思います…【金縛り】私は前書きに書いた通り幽霊というモノを信じていません。「存在するなら見てみたい」なんて本当に見てしまったらどぉするんでしょぉね。笑あっ!本題に入りますが、私は金縛りにあった事がありません。しかし世の中には普通に金縛りにあう人がいます。そもそも金縛りというのは霊の仕業ではないという事はみんな知ってると思います。寝てい
    ラルゴ さん作 [655]
  • 愛さないで -4-

    屋上まできたあたしは、手摺りの所まで歩いていき、そこに腰を降ろした。すると声が聞こえてきた。あたしは咄嗟に扉に向かい、隠れ声がした方に耳を傾ける「雄太くん…私、あなたが好きなの。入学したときからずっと」「え!マジ?」ちらりと覗いてみると、とてもかわいらしい女の子と雄太の姿。雄太が告白されているようだ。あたしから見てもお似合いカップルだった。「付き合って下さい!!」「まいったな…ごめん!俺好きな子
    刹那(∵)ノ さん作 [452]
  • MURASAME

    亞リス?私を想ってくれたなら…私はここにいる…我想フ故ニ我アリ…亞リスに出会ったのはいつだっただろうか…かつて私は時代の寵児とまで謳われた小説家だった。私の作品を読んだ全ての人間が私の作品の虜になった。だが、世間は私を見捨てた。世間は私にかつてと云う烙印を押し、嘲笑した。私は絶望に打ちのめされた。ただ毎日を漠然と過ごし、無気力にただ生きていた。いや、死んでいたという方が正しいだろうか…?亞リスに
    あいじ さん作 [487]
  • MURASAME

    邪龍?荒く、強い波が押し寄せてくる。まるで海が悲鳴をあげているようだった。まだ昼間だというのに辺りは黄昏時のように昏く燃えていた。降魔が刻…まさにそう呼ぶにふさわしい暗黒だった。 砂浜に巫女装束の姿をした美優がいた。普段見せないような清廉とした表情で波の向こうを見つめていた。後ろには天馬が待機し、邪龍を待ち続けた。少しばかり経った頃だろうか、急に海が荒れ、波は更に高くなった。そして、不快な唸りと
    あいじ さん作 [618]
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