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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • MURASAME

    吸血鬼無想?「なによ…あんたに何がわかるの!?」レイナが怒りの表情を見せ、幸司を睨みつけた。彼女にしては珍しく、直情的な感情を表にだしていた。「わかんねーよ。お前の問題なんざ知ったことかよ」幸司はそれを受け流し横を向いてしまった。天馬が二人を制するように間に入りこんだ。 「お前らな…ここまで来て喧嘩することないだろ…ホラ、幸司も謝れって」「うっせー、俺はコイツの考え方が気に入らないんだ」幸司が天
    あいじ さん作 [538]
  • 自殺自演、、〔十四曲〕

    ピンポーーン、、「開いてるよ、、。」日曜日、私はまた彼のアパート前にいる。中から聞こえた声の主も既に判っている、、ドアを開け中へ。彼が霧吹きで植物達に水を撒いている、、「いらっしゃい、、」相変わらずの空っぽの表情で私に笑みを向ける。どうしてあなたがココに、、彼は水を撒き続ける。「植物って綺麗だよね、、様々な表情をしてて。手をかければ掛けた分ちゃんと良い顔をしてくれる。羨ましいね、、エミさん、、。
    ホッチ さん作 [718]
  • 自殺自演、、〔十三曲〕

    私が休んでも構わず授業は進んでおり、予測で内容を把握するのに丸一日を要した、、。友に聞けば早いのに、、ちっぽけなプライドがそうさせてはくれなかった。私は自分が嫌いだ、、。放課後、、生徒達にもう帰れとお決まりのチャイムがなり私も教室をあとに。朝のあかるさはどこへやら、、空には雲が拡がりいまにも降り出しそうな天気だ、、。傘を持っていないので足早に家路へと、、。「、、、さーん、、」呼び止められ、振り向
    ホッチ さん作 [577]
  • 曇り空〜世界の終わり方〜

    どこかの野郎が言っていた。「空は気持ちと運勢を表す」――って。何年前だろう…。――まあ知ったこっちゃねーけど。そんなのはどーでもいいなんて思っている奴がそれを実感するんだ。おかしなな世界だ。けど……その世界が更におかしくなったら?アルはそのおかしな世界の体験者であり、生存者だった。午前10時頃、異変が始まった。
    ユーキ さん作 [312]
  • MURASAME

    吸血鬼無想?「あんたたち…」レイナは二人の姿を見て呆れ顔で呟いた。その姿はボロボロで、幸司に至っては上半身裸で血まみれだった。「ああ、なんか血がついて気持ち悪いからな…」別に悪くもないだろう…そういいたげに幸司は体を掻く。「俺達のことは別にいいだろ…それよりそいつ誰だ?」天馬がブラッドを訝しげに見つめる。「彼はブラッド…私のパートナーよ。それ以上でも以下でもないわ」レイナは再び、不機嫌そうな顔に
    あいじ さん作 [545]
  • 人食い

    そしてゆっくりと119のボタンを押す。しかしあることに気付き、途中で電話を切った。このまま電話をすると僕が犯人になるかもしれない。ここは彼女の家だ。俺が今からこの家を出れば、誰にも見付からずに去ることができる。去るという言い方は変だがそれしか言いようがない。準備が済むと、時計を見て死んだ彼女に手を合わせ玄関へと足を進める。玄関に近付くにつれ変が音が聞こえてきた。僕は振り返り「ひぃ」と声を上げてし
    H∧L さん作 [727]
  • 自殺自演、、〔十二曲〕

    「おはよう、、」いつもの朝、私はキッチンで目玉を焼き父に挨拶をする、、。まだ怒っているか不安はあったが、父はいつものように接してくれた。新聞を広げ、煙草に火をつけ、、。できた料理をはこび、私も席につく。 「あれっ、、?エミ、ブラック飲めたのか?」気分転換♪、、多くは語らず笑顔で珈琲をすする。やはり苦い、、。家を出、いつもの通学路。空は晴れていたが風は強く、髪をおさえながらの登校、、。イヤホンから
    ホッチ さん作 [709]
  • MURASAME

    吸血鬼無想?霧燈島の森に銃声が響いた。銃弾に当たった吸血鬼が血を吹き出し、消える。「しつこい…」レイナは吸血鬼を振り払うように駆け出し、森の奥を進んだ。吸血鬼達は群がり、四方から彼女を囲むように襲いかかる。一瞬、閃光がはしった。レイナを取り囲む吸血鬼達はバラバラに切断され、無数の肉塊のみが残った。「ブラッド…」彼女の前にタキシード姿の男がダガーを構え、立ちふさがっている。その顔に表情はなく、奇妙
    あいじ さん作 [529]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐第2話

    1月25日。午後8時40分。都内某ホテルの一室。赤毛の男は冷蔵庫を開けた。中には『珍味スッポンの生き血』と書かれたラベルが貼ってあるビンが6本入っていた。「それにしても良く出来てるよな〜このカモフラージュ。」そう言うとテーブルに置いてある二つのワイングラスに生き血を注いだ。「この案を考え出したのは蓮だ。赤ワインでもカモフラージュは出来るが飲まれたらバレるからな。健康食品のスッポンの生き血にカモフ
    龍角 さん作 [897]
  • 人食い

    グショッグショッ。生々しい音とともに吹き出す赤い血と、吐気がしそうなくらいの異様な臭いが漂ったこの部屋で、僕は恐ろしいものを見てしまった。人の肉をむさぼり続ける醜いそれは、人食い。本当の名前はアシスで人食いは人の肉を食い荒らすことからつけられたのだという。この部屋で食われたのは僕の彼女である。だがたいして好きでもない彼女が食われたのだから別にどうってことないが、僕自信が食われるのは御免だ。人食い
    H∧L さん作 [708]
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