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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • MURASAME

    吸血鬼無想?広げられた地図には一カ所、赤い印がついているところがあった。「ここは…?」「現在、日本の吸血鬼が生活している島…通称、霧燈島。界登録はされてるから一般には無いはずの島って感じかな」日本の吸血鬼は少ない。その為妖庁は全ての吸血鬼が生活できるスペースを求めたのだ。「さて、今日本に何人の吸血鬼がいると思う?」「何人だっけ…」幸司が天馬の脇を突っついて聞いた。「データベースによると約400人
    あいじ さん作 [553]
  • MURASAME

    吸血鬼無想?本部に着くと、既に天馬や蔵王丸、咲子が座っていた。幸司は反対のソファーに目を移すと見知らぬ顔があった。外国人の女性だった。年は幸司より三つ程上だろうか、整った美しい顔に、肩まで伸びた髪を後ろで無造作にまとめていた。何よりも幸司が驚いたのは彼女の後ろに置かれた棺桶だった。幸司は小声で天馬を小突いた。「誰?」「知らん」天馬は首を横にふり押し黙った。「全員揃ったね、まず紹介しよう。イギリス
    あいじ さん作 [582]
  • 殺し合いごっこ? 第29話

    「やっと見つけた…私のおやつ…フフフ…」勇はこのなまめかしい少女の声を聞いた時、とてつもない恐怖を感じたそしてその恐怖がさっきまでの怒りと悲しみを吹き飛ばしてした。「何をぼーっとしてるの?こっちよ。」勇の背後からその声は聞こえた。振り向くとそこにいたのは赤い露出度の高いドレスにを着ている美しい少女だった。歳は見た所、勇と同じ位で腰まである長く艶のある黒い髪、そして性的魅力と少女の可憐さがミックス
    龍角 さん作 [1,052]
  • MURASAME

    吸血鬼無想?「ねぇ村雨くんバックレてカラオケ行こーよー」「よせよ。真面目ちゃんの幸司誘ったってつまんねーじゃん」都内の高校、教室隅の机に何人かの生徒が集まり、議論していた。「僕はいいですよ、後は全部やっときますから…」机に座っていた少年が周りを押さえる様に発言した。「ホラ、早く行こーぜ」「じゃっ幸司くん気が向いたら来てね〜」バタバタと数人の生徒が教室を出ていった。幸司と呼ばれた少年は髪を七三にわ
    あいじ さん作 [657]
  • 真夜中の電話

    五年前の午前2時…。電話のベルで目を覚ました。『お前を海の底に沈めてやる。待っていろ…!』と男の声。そんないたずら電話から始まった顔の見えない男と三年も受話器だけのお付き合いが始まった実話です。怖くて電話を切る事が出来なかった。きっと私が電話を切ったら男はこれからもこうしてかけてくるに違いない。私は『待っているわ。あなたと一緒だったらいいよ。』男『馬鹿にしているのか』と怒鳴った。『一人で海の底は
    チャマの家 さん作 [834]
  • 殺し合いごっこ? 第28話

    プルル…プルル…突然快の胸ポケットにある携帯電話が鳴った。「もしもし。」「快か?突然だが試験は中止だ。」声の主は敬や快と同じく鬼人である厳だった。「中止だと!?何かあったのか?」「あぁちょっとやばい事になった。実は…」中止になった理由を聞いた途端、快の目の色が変わった。「お前は直ちに××様の安全を確保しろ。後で俺達もそっちに合流する。」「了解。」秋山が死んだ。それは勇にとって受け入れ難い事実だっ
    龍角 さん作 [1,097]
  • 剣道 ?

    いつもの稽古中──矢倉さんは先輩と地稽古をしていたのだが……………───おかしい。雰囲気がいつもと違ってピリピリするのだ。まるで殺気だってる。さすがに稽古中、今は話し掛けるのは止めとこうと稽古に集中しようとした時「ぎゃああああぁ!」──掛け声でもない。それは先輩の悲鳴だった。悲鳴をあげながら竹刀を片手で振り回し、矢倉さんの顔に向かって竹刀を投げてきた。幸い、面を被っているから無傷だし、何でもない
    ちか さん作 [554]
  • 剣道

    矢倉さんは大学時代、剣道部に所属していた。「小学生から始めてね、それからはずっと続けてるんです。」矢倉さんは必死に打ち込み続け、努力を重ねた事でめきめきと上達し、中学生からは全国大会の上位入賞者として名を連ねるようになった。「初めて全中で一位取った時は泣きましたよ。」三年になると、かなり多数の高校から推薦が来たので矢倉さんは県外の名門男子校に進み、三年連続のインターハイ優勝を成し遂げた。「どうし
    ちか さん作 [747]
  • MURASAME

    吸血鬼無想?蔵王丸は、かれこれ小一時間もの間、書類とにらめっこをしていた。溜め息を吐き目をこすっても目の前の現実は消えなかった。「まいったなぁ…」彼が頭を悩ませているのは吸血鬼の問題である。日本の吸血鬼は外国のものと違い、知性を持ち、無用に人を襲わない。現在は数も減り、「人妖不可侵条約」のもと保護されている存在である。彼らも外国のものと同じく血を栄養としているため妖庁は毎年献血を行い、彼らに血を
    あいじ さん作 [629]
  • 殺し合いごっこ? 第27話

    「もしもし鬼神です!!秋山さん!!逃げるって一体どこに?あれ?秋山さん?もしもし…」携帯電話から聞こえてきたのは勇の声だった。敬はその声を聞いて邪悪な笑みを浮かべた。「鬼神勇か。久しぶりだな。まぁ久しぶりと言ってもまだ一日も経ってねぇがな。」「あんた誰だ!?なんで俺の名前を…それより秋山さんは!?」敬は鬼人化した影響で中学生の声からしわがれたハスキーな声に変化してしまったので勇は声の主が敬だと気
    龍角 さん作 [1,331]
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