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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
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殺し合いごっこ? 第24話
2日目10:20殺した鬼の数:2勇は目を覚ました。そしていつの間にか周りの景色がオニと闘った部屋に戻っている。ただ松坂とオニの亡骸が無くなっていてそこには血の跡だけが生々しく残っていた。そしてオニ化した左腕を見てオニとの契約が夢ではなかった事を改めて確信した。『松坂・・・』勇の心の中には自分だけが生き残ってしまったという罪悪感と助ける事が出来なかった後悔、そしてオニへの復讐心が渦巻いていた。プル
龍角 さん作 [1,167] -
MURASAME
河童?8月上旬、関東地方は記録的な猛暑となっていた。各地で水不足、断水が発生し熱射病患者が後を絶えなかった。それは帝都東京も例外ではなかった…。「あっちぃ〜…」幸司は店内に入るなり呟いた。その横で天馬が上着を脱いでいた。暑いなか歩いてきたのか、体中汗だくだった。「わりぃねぇ…エアコン壊れちゃってさ〜ウチワならあるけど?」カウンターの内側に座っていた初老の男性が二人にウチワを渡した。「マスター…俺
あいじ さん作 [614] -
殺し合いごっこ? 第24話
2日目10:20殺した鬼の数:2勇は目を覚ました。そしていつの間にか周りの景色がオニと闘った部屋に戻っている。ただ松坂とオニの亡骸が無くなっていてそこには血の跡だけが生々しく残っている。そしてオニ化した左腕を見てオニとの契約が夢ではなかった事を改めて確信した。『松坂・・・』勇の心の中には自分だけが生き残ってしまったという罪悪感と助ける事が出来なかった後悔、そしてオニへの復讐心が木霊していた。そし
龍角 さん作 [1,003] -
かざぐるま
―ねぇ。かざぐるまの噂知ってる?―\r―うん。知ってるよ!あの…連れ去られちゃうやつでしょ!?―\r〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〇女〇‐片桐瑠伊‐かたぎりるい‐萩山海梨‐はぎやまかいり‐月影真綾‐つきかげまあや〇男〇‐目黒智‐めぐろさとし‐佐伯龍‐さはくりゅう‐佐藤愁藜‐さとうしゅうれい‐〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜『闇夜に浮かびし怪しき影よ その影ヒソリヒソリ近づきて 何処か遠
愛奈 さん作 [483] -
かざぐるま
―うん。知ってるよ!あの…連れ去られちゃうやつでしょ!?―\r〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜『闇夜に浮かびし怪しき影よ その影ヒソリヒソリ近づきて 何処か遠くへ消えてった……』今日の夜、遊びすぎて公園のベンチで寝てしまった瑠伊は誰かの歌声で目が覚めた。それは静かで何処となく怖さを感じさせる歌声だった。「ん…誰?」周りを見渡しても誰も居ない。「…気のせいだ
愛奈 さん作 [619] -
殺し合いごっこ? 第23話
勇は気が付くと全裸で薄暗い水の中に立っていた。そして水の中にいるのにも関わらず何故か息をする事が出来た。そして勇は奥にいる得体の知れない『あるモノ』に気が付いた。その『あるモノは』紅い眼光を光らせてこっちをじっと見ている。そして『あるモノ』は勇に話かけた。「マサカオ前ノ様ナガキ二殺サレルナンテナ・・・運ノ良イ奴メ。」「お前・・・もしかしてさっき俺達を襲ったオニなのか?」「御名答。俺ハサッキオマエ
龍角 さん作 [1,064] -
MURASAME
かごめかごめ?その夜俺は素早く仕事をこなし家に帰った。もちろん妻と子どもの為だ。昼間の二人のことは気になったが…家に帰り妻の顔をみればすぐに忘れた。やはり俺は幸せだ。今日も仕事頑張ってきたよ、もう少しで昇進もできるだろう…俺なら大丈夫さ、君と子どもの為にも頑張らなきゃ… 俺は妻に話しかけた彼女は虚ろな目でこちらを見ていた。妊娠してからずっとそうだ。だがそれがどうした。俺は彼女を愛している…。俺は
あいじ さん作 [765] -
MURASAME
かごめかごめ?妖庁?頭がおかしいのか、こいつらは。腹がたっていたせいか、俺はいつもより毒づいていた。「信じられないのも無理はない。普通の人間には極秘の存在だからな」俺の頭はうまく働かなかった。とにかくこいつら二人に対する怒りだけが先に来ていた。「バカバカしい!なにが極秘だ!俺は忙しいんだ!お前たちに付き合ってる暇はない!」「あんたになくても俺達にはある。まず落ち着け…」そう云われると何故か心が落
あいじ さん作 [750] -
MURASAME
かごめ かごめ?かーごめ、かーごめかごのなかのとーりはいついつでやる、よあけのばんに、つーるとかーめがすーべった うしろのしょうめんだぁれ?俺はこの歌が嫌いだった。子供の頃、ばあちゃんにこの歌の意味を教えてもらったことがある。俺はそれが怖がった。もっとも、社会人となった今はもう覚えてはいないが。俺は今年で30歳になる。普通の高校でて普通の会社に就職した。結婚もしたし今の生活に不満もない。そんな俺
あいじ さん作 [644] -
殺し合いごっこ? 第22話
殺ってしまった。俺は松坂を殺してしまった。「わあぁあぁぁ!!!!」勇は絶望と悲しみの悲鳴をあげた。つい数時間前知り合った仲とはいえ勇の命を二度も救ってくれた命の恩人だ。そして松坂は最後の最期まで勇を守って死んだのだ。現世ではイジメられそして死んでもなお殺し合いを強要され苦しみ、最期はオニとなり最期の時まで苦しみ続けた松坂はこのサバイバルからリタイアした。『俺は人殺しだ・・・人として最低な行為をし
龍角 さん作 [1,063]