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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
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MURASAME
七人ミサキ?幸司と天馬は来た道を引き返し、森を疾走した。天馬の背には由香利がおぶさっている。後ろからはもはや僧侶という姿すら保てなくなった異形達が追いかけてきていた。「天馬!あいつら、何者だ?」「わからん!データベースに載ってない!」異形達は数を増して三人に迫る。幸司達も速度を上げるがさすがに疲労の色が見えた。その時だった。幸司と天馬には聞こえなかったがその声は由香利には届いた。「お父さん…呼ん
あいじ さん作 [672] -
キスから始まる絶望、、
いつからだろう、、大人になったと感じ始めたのは。いつからだろう、、女子を女性としてみてしまうのは。いつからだろう、、キスをしてみたいと想い始めたのは。まだ寒さの残るこの土地で、咲く為の力を貯えるあのツボミのように。僕も花開く時を待っていた。好きなこ、、夜も彼女の顔が浮かぶ。また眠れぬ日が続く。この気持伝える勇気もなく、でも空腹はくるわけで、、。僕はジャムが苦手、パンにはバターがベター。彼女の嫌い
ホッチ さん作 [1,103] -
MURASAME
七人ミサキ?安藤天馬は昔負った大怪我の為、体の約85%を機械化している。妖を殺すことが出来る「戒金剛」と云う物質を用いて、その体は幸司の羅喉に匹敵する。「フッ!」天馬が腕を振るい僧侶達の頭を跳ね飛ばした。しかし僧侶達は構わず群がって来た。「クソ…きりがないな…」天馬は怯えている由香利を抱き上げ御霊大樹の上まで上がった。僧侶達は二人を追いかけ大樹に登った。その時、雄叫びととともに幸司が森から飛び出
あいじ さん作 [824] -
MURASAME
七人ミサキ?「羅喉!」幸司が刀を引き抜き叫んだ。刀は黒色の大剣に変わり僧侶の姿の異形を頭から斬り裂いた。「!」斬り裂かれた僧侶の半身が幸司の腕を掴んだ。「あっぷぺんぷぺんらいらいけーいひあっぷぺんらいらいけーいひあっぷぺんらいらい…」強烈な腐臭を伴い、僧侶は意味不明な言語を繰り返した。「この…気色わりぃんだよ!」幸司はさらに羅喉を振るい僧侶の体を縦横無尽に叩き斬った。僧侶だったモノは斬り裂かれた
あいじ さん作 [825] -
ボクハ…バケモノジャナイ!! (名前ヲチョウダイの続編です。)
真夜中の1時。私はベットに横になった。仕事の無い夜は久しぶりだ。昨日は酒臭いオヤジとやってしまった。でも7万円も稼げるなんて久しぶりだった。さすがに毎日体を売る訳にもいかない。休息もたまには必要だ。そろそろ寝よう。・・・・・・・・・・あれ!?どうしたんだろう?意識はあるけど身体が動かない・・・金縛りってヤツ!?チョウ…ダイ…あれ?何今の?チ‥ダイ…声!?嘘!!ちょっと待ってよ!?何!?幽霊の
龍角 さん作 [1,084] -
名前ヲチョウダイ
お母さんぼくに名前をちょうだい尾がついてようが小さかろうがぼくはお母さんの子供だよなんでぼくを引きずり出したのなんでぼくを捨てたのお母さんボクニナマエヲチョウダイ
龍角 さん作 [1,143] -
MURASAME
七人ミサキ?御霊の森内部は深く暗い色に満ちていた足下には草が繁茂していて歩きずらかった。「なぁ天馬よぉ…」「なんだ?」「俺はさっきの地蔵尊が土地神を祀ってた物じゃないと思う…」幸司は前方を行く二人に聞き取れらないよう小声で話した。「地蔵尊って冥界の亡者達を鎮める為のものだろ?土地神を祀るのとは意味合いが違う気がしないか?」「すると…あの地蔵尊は人柱にされた者達を鎮めていた…と言うことか?」幸司は
あいじ さん作 [672] -
MURASAME
七人ミサキ?幸司と天馬は由香利に連れられ古びた農家に案内された。埃臭い部屋の中心にその老人は座っていた「今回御霊の森の案内を務めてもらう松下さんです」「どうも…松下秀明と申します」由香利の紹介に松下はうやうやしく頭を下げた。「考古学教授を務めております安藤天馬と荷物持ちの…」「村雨幸司です」妖庁の存在は極秘であるため彼らは嘘の身分を名乗った。「すると、その荷物持ちさんが持ってる刀は…」「お守りの
あいじ さん作 [747] -
殺し合いごっこ? 第21話
『だめだ・・・今度こそ死ぬ!!』勇は銃を構える暇もなかった。バン!バン!バン!バン!バン!バン!銃声が鳴り響いた。オニが苦しみのたうち回っている。松坂の放った銃弾は頭には当たらなかったものの胸に命中し肺に穴を空けたらしい。さすがのオニでもただでは済まない。「撃てぇ!!!」松坂が叫んだ。もちろん勇もこのチャンスを逃す訳がなかった。バァン!!勇の放った銃弾はオニの眉間に命中しオニは動きが止まり息絶え
龍角 さん作 [1,374] -
殺し合いごっこ? 第20話
ズシャアァ!!勇はオニの暫撃を左腕でガードした。喧嘩慣れしている事が幸いしたのかもしれない。そして人間の防衛本能が働いたのか、それとも火事場のクソ力のおかげかは知らないが何とか二撃目の攻撃を横に跳ぶ様にして回避した。しかし避けたはいいが部屋の隅に追い詰められた。しかも更に悪い事にあと弾は一発しか残っていなかった。オニが腕を上げ切り掛かるモーションにに入る。『だめだ・・・今度こそ死ぬ・・・』松坂は
龍角 さん作 [1,175]