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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
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殺し合いごっこ? 第19話
バキバキ…ドォオォン!!!天井が破れる音が勇の後方から聞こえた。『後ろだ!!』しかし勇が振り向いた時にはオニは松坂のすぐ後ろに着地していた。そして松坂が振り向いた瞬間。ズシャアァァ!!!オニは鋭い爪で松坂を切り裂いた。そして松坂その場に崩れ落ちた。松坂を襲ったオニはさっきのような人間の様な姿では無く完全な化け物だった。たとえるなら狼男の様な風貌。そしてオニの証である角が頭に二本生えており手には鋭
龍角 さん作 [1,069] -
MURASAME
七人ミサキ?「この森は地元の人達から御霊の森って呼ばれていてね」蔵王丸は天馬に資料の写真を渡した。天馬は写真に映った森に悪寒を覚えた。「…ただの森に見えますケド…」横から幸司がいった「実はここは界でね昔荒ぶる神々を祀っていたらしい」界…人の世界と妖の世界を隔てる境界線である。「最近、この御霊の森を潰して住宅街を作る動きがあった。妖庁は反対したらしいけど…結局地元の人達や管理者たちから調査が入った
あいじ さん作 [666] -
殺し合いごっこ? 第18話
「鬼神はなんで死んだの?」今度は松坂が死因を聞いて来た。「殺されたんだ・・・」「殺された!?」「家に・・・強盗が入って来て家族全員・・・殺されたんだ・・・」勇は嘘をついた。 松坂の話を聞いて本当の事を話す事が出来なかった。 「だから俺は死ぬのが怖い・・・あんな目に合うのはもう嫌なんだ。だから・・・俺はオニを殺して生き延びる道を選ぶ。」勇と松坂の意見が真っ二つに分かれた。「俺も出来ればオニを殺した
龍角 さん作 [1,165] -
頭痛による悲劇 ─下─
「わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」俺はひよりから死ねなどの言葉を聞くとは思っていなかった。なのでこれには驚いた。だが、そんなに冷静に考えているはずもなく、俺は叫ぶ。「アンタナンカハヤクシネバイイノヨ!!!!」次の瞬間、俺は夢らしき所で意識を飛ばした。「黙れぇぇぇぇ!!!!!!!」意識を飛ばした俺はひよりに殴りかかる。「痛いっ!!やめ…てぇっ…」「殺してやるっ!殺してやるよ!!」俺はどこから持ってきた
刹那(∵)ノ さん作 [591] -
MURASAME
七人ミサキ?妖庁…それは人と妖を取り持つ日本政府の極秘機関。その本部は帝都東京の中心に位置し日本の各地に役人たちが派遣されている…。「今月入って何度目だっけ…?」和服姿の神経質そうな男が口を開いた。目の前の報告書を見て溜め息をつく。すぐ向かいに座っている二人の青年の顔が引きつる。「やっぱり…減給ですか…?」メガネをかけた青年がおそるおそる尋ねる「そーだねぇ…壊した遊具代、公園を直した時の手間賃…
あいじ さん作 [761] -
殺し合いごっこ? 第17話
「さて・・・これからどうする?」勇と松坂は松坂の部屋でこれからどうするか話し合っていた。「どうするって・・・逃げてみる?」と松坂が言う。「逃げるって一体何処に?それに8日以内に殺らないと死ぬんだぞ・・・」「でも相手は・・・元は人間・・・」「確かに・・・生きる為には殺さないと自分が死ぬ。だけど相手は元は人間・・・」「こうなったら選択肢はこの二つしかないね。オニを殺して生き延びるか・・・それか自殺す
龍角 さん作 [1,092] -
MURASAME
Prolog…光あるところ闇ありき…陽あるところ陰ありき…。人以上の能力と醜悪な姿を持つ生物、「妖」。彼らは互いの領域の不可侵を条件に人と協定を結んだ。彼らは今も自然の中で暮らしている…。深夜の公園、昼の暖かさは無く夜の静寂だけがそこを支配していた。だがその静寂を破るようにして声が響いた。 「おい、天馬!本当にここで間違いないんだろうな?」声の主は刀を携えた青年だった。しかし青年と呼ぶにはまだ顔
あいじ さん作 [1,026] -
殺し合いごっこ? 第16話下
「仲間に入れるだと!?なんだよそれ!?説明しろよ!!」そう敬が言うと今まで黙っていた右端の男が口を出した。「全く!!さっきからこっちが下手に出りゃ偉そうな口叩きやがって!!大体15の餓鬼が大人に向かってタメ口なんて喧嘩売ってんのか!?」「落ち着け喧(けん)。」敬から見て左から二人目の男が喧と言う男をなだめた。「そう言えば自己紹介がまだだったな。左から喧、真、蓮、快、で俺が厳、そして狂だ。それで本
龍角 さん作 [1,178] -
殺し合いごっこ? 第16話上
『黒いスーツに黒いネクタイなんて葬儀屋みたいだなぁ。しかし顔が変わるとは・・・しかも体全体が変わってるし。』敬は鏡の前でスーツに着替えていた。しかも何故かこのスーツ袖の所にファスナーが付いている。『それにしてもネクタイって一体どうやって絞めるんだ?全然わかんねぇ。』敬がネクタイを絞めるのに苦戦していると先程ナイフを突き刺した男が部屋に入って来た。「おい!何をもたもたしているんだ!!早くしろ!!」
龍角 さん作 [1,175] -
血の叫び
不意に目に飛び込んだ変わらないな夜の血時刻は深夜2時をまわっていた目が覚めた金島はコップを取り出したノドに突き刺さる痛さ辛さしかしもう抵抗はない変わらないな夜の血最初はむせていた事もあった眞鍋ひなの血こんなに満たされているのになぜあの時泣いたの部屋に包まれる血の臭い金島は語る甘みがあると11年前に殺された娘の眞鍋ひなの行き血を金島は堪能している彼のノドは血に耐えきれず声は出ないそこには娘を殺され
尊吾 さん作 [849]