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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • loveblood[第二話]

    次の日の朝、俺は詩恵瑠先輩と共に起床した。やはり、町には俺と詩恵瑠先輩だけ。昨日の夜はなにもなく(まぁ、男としてはかなりドキドキしたが)一夜を過ごした。俺は着替えなどは持ってきておらず、さすがに先輩の服を着させてもらうわけにもいかず、一度家に帰ることにした。町は静けさに満ちていた。いつもの朝の騒音が聞こえないことに多少の不快感を感じながら、とにかく帰った。そして、着替えやその他雑貨類などなど…と
    遠野志貴 さん作 [576]
  • じじぃ、、 〔六歳〕

    数日ほどまえからか、朝起きようとさすれど体共がいうことを聞いてくれぬ、、。胸の刺すような痛みもつられやってくる。 三十分程苦しみは続き、徐々にではあるが動かせるようになる。 自分のふがいなさを嘆く 廃車寸前である、、。起き上がると少年が心配そうに、目で訴えかけてくる。冷や汗を掻きながらも笑顔で答え、溜っている洗濯物を始末する。 外に干しては凍ると考え、
    ホッチ さん作 [1,348]
  • loveblood

    みんな、みんな死んじゃった。家族も友人も恋人も。全ての悲劇はこの町全体に起きていた。俺は紫香楽学院高校の二年生になる英(はなぶさ)結城だ。その日は午前中しか学校がなかったので久しぶりに早く帰れたが、悲劇はここからだった。学校から帰ると、家の中は血にまみれていた。そして無惨にも、体には一滴の血も残さず死んでいる父と母がいた。なんだこれは?と思った。こんなの夢に決まってる!そう決めつけ自分の中に入り
    遠野志貴 さん作 [1,203]
  • じじぃ、、 〔五歳〕

    翌朝、、雪積もる道を歩く。夜には艶やかに彩るであろう家々の装飾灯も、今はクモの巣のよう絡みついているだけだ、、。いくら着込んでいるからといって、冷気が体を舐める。肩をすくめ、白い息を吐々道を進む、、。 その日はクリスマス、今となっては普段と何ら変わらない行事。息子に送ったプレゼントはなんだったか、、、思い出せない。それほどに私は老いていた。 駅で切符を買い、電車にて奴の家近くゆられる、、ソファー
    ホッチ さん作 [988]
  • じじぃ、、 〔四歳〕

    湿った煎餅をしゃぶりつつテレビをつける、、。高齢化、政治不振、学力低下、、自殺、殺人、、。病んでいる、国が変異している、、だが、少年には理解できていないようだ、、。ソファーで足をバタつかせている。 妻の遺影に手を合わせ、鐘を二撞き、、近況報告を、、。しおれこじんまりとしたミカンを変え、コタツへ戻る。 テレビは流れる、、。語り掛けるか独り言か、少年と話をし、浅い眠りにつく、、。テレビは流れる、、。
    ホッチ さん作 [1,004]
  • じじぃ、、 〔三歳〕

    雪深く積もり、眩しき光に照らされ美しく思う、、。大雪が降った後は決まって良く晴れる。 氷柱は汗のように水を滴らせる、、形が気に入らなかったので手で整えることにした。 ソファーの少年が不思議そうに眺める。 透明でおうとつのない素晴らしき作品ができた。少年にも自慢する、、。近頃彼は良く微笑む。 私もそれを見、誇ろむ。ピンポーーン、、久しき来客、、返事をしドアを開ける。 二度と会いたくない人物、我が息
    ホッチ さん作 [988]
  • じじぃ、、〔二歳〕

    寒い、寒いと外をのぞけば初雪、、少し歩くのもおっくうになる。 少年はソファーに。 何も語らず、動こうともしない。 最初のうち、声をかけ、服も取り替えてやろうと接するが。無反応だ、、。やはりそこには存在していないのか?私もコタツから動かない日が多くなる。 動く必要はないし、人が訪ねてくるわけもない。 下校する時間、、子どもたちの未来ある声が聴こえる。 少し思い出に浸る、、。しかしさほど今と変わらな
    ホッチ さん作 [1,086]
  • じじぃ、、(一歳)

    年の功 60、、妻にも二年ほど前先立たれ、、社会からも追い出され、、。いままでの自分を問いさとす、、。自分はまだ生きているのに枯れ葉は容赦なく散っていく、、。私って、、私って、、。びびたる年金に生かされ、やることなき毎日。しかし、死ぬことは考えられん。 生に執着している自分をもどかしく思う昨今。コートで歩かねば肌寒い時、、私はさ迷うようにリサイクルショップへ、、 何気無く辺りを見渡し、一つ古ぼけ
    ホッチ さん作 [1,337]
  • 憑かれた・・・

    身体が朽ちても魂は巡る人は死んでも心は死なず怨みはつながる鎖の様にいつまでも・・・「ふぁ〜・・・眠い・・・」高校一年生の松坂昇は時計を見た。針は夜中の3時を差している。『これだけやれば明日のテストは大丈夫だろう。寝るか。』昇は部屋の灯を消し布団に入った。
    龍角 さん作 [1,159]
  • ホラから始まるホラー、、〔外伝〕

    今、近所のお兄ちゃんと一緒。優しいお兄ちゃん、僕にはあまり友達がいないから、、いつもお兄ちゃんが遊んでくれる。今日は何して遊ぼうかな?お兄ちゃんはいつも無口、、でも優しい。 今日は神宮に連れていってくれるらしい。 かくれんぼかな? いつも僕がわがままをいっても、笑顔で答えてくれる。やさ、、、しい、、。暫しの息苦しさのあと、倒れてい
    ホッチ さん作 [1,120]
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