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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
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もののけの宴(終焉)
「ゴッ」振り下ろされた棒は獣神の顔にめり込んだ…。そしてあの事件から一年。俺はまた秋陣村に戻ってきた。一年前のあの後、俺は梢と翔の墓を作り、村を離れ、逃亡生活を続けている。世間からは、三人とも行方不明となっている。獣神の死体は、消え去ってしまった。亮「あれから一年経つのか。」俺はあの旅館の裏の森に向かう。俺は誰も足を踏み入れない森の中に墓を作った。ちなみに、あの旅館はもう旅館ではない。あの時、梢
暗闇少年 さん作 [520] -
部屋‐5
家に帰り着く。[ガァシャン]玄関を開けるや歪な空気が漂う。家の中は暗い‐「何してんのよ!早く電気をつけなさい」 俺は母の不機嫌な態度を見て、腹が立った。「わかったよ」[パチ‐]俺はドワの横にある電気のスイッチを押すと2階に上った。下の方から母が叫んでいる。 「ねっ?お腹すいたでしょ?今からご飯作るから、少ししたら下りてらっしゃい」母は叫んでいる。「ったく..うるせぇな」 俺はガミガミ言う母が嫌い
人狼 さん作 [695] -
Drug&Heart?
深夜1時。今日も私の寝室のドアが開く。私は眠ったフリをする。毎夜毎夜、男は私の部屋に入ってくる。一週間前から毎晩こうだ…。キィ…パタン。ドアを閉めると、布団の中にモゾモゾと体をねじ込んでくる。『はぁ…はぁ…サツキ…』臭い息は荒く、耳元で囁く男の声に私は鳥肌がたつ。お兄ちゃんは大学三年生だ。実の兄なのに、なぜこんなことをするのかサツキには理解できなかった。寝ながら右を向く私を後ろから抱く
紅葉りょう子 さん作 [814] -
弟
私の弟は霊感が強い。 見たくないのに見てしまう体質なのだ。。 ある日、夏の熱い夜だった私は友達と肝試しをしに、とある自殺名所に行った。 そして何事もなくいっぱい騒いで家に帰った。。 そして帰るなりいきなり弟が「今日姉ちゃん何処で遊んだの?」私は一瞬背筋が凍った。。そしてなんで?と聞きかえした・・・ すると・・・・・・・・。 「血まみれ
おじ さん作 [970] -
部屋‐4
「どうしたの?」母は俺の異変にきずく‐スゥゥーッ・・体に乗っていた何かは、ぬけだしていた。俺は母に起こされどうなるかと思った。 部屋が出来て初めてあう経験をとうして、俺は母親と一緒に、ある神社に御札とお守りを買うことにした。「今日は部屋に来なさい」母はいう俺は、嫌だったが..あれはもっと嫌だと思い親の寝室で寝ることにした。次の日の朝朝食をとると、10時くらいからその神社に行くことにした‐家から車
人狼 さん作 [551] -
首
俺は夢を見た‐薄暗い闇‐妙にリアルな世界―\r何処までも続く闇 四方八方に続く闇 眼光が見える‐何処からだろう‐だが何か見ている 怖い ‐背筋が自然と伸びる‐肩が小刻みに揺れ動く‐膝もガクガクガクガク―\r息が上る‐はぁはぁはぁはぁ‐怖さで力が入る はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ―‐ 少しづつ後退りする‐風が‐爽やかな‐ 風が‐耳元にあたる―\rえっ‐!?私の体知らない? はっ???後ろを向く俺‐
人狼 さん作 [953] -
もののけの宴(7)
目を疑う光景。憎しみに満ちた梢の顔が、少しずつ変化していく。まさにその姿は獣神。月明りに輝くたてがみ、赤く鋭い眼、その奥に燃えたぎる憎しみ。梢が残忍な獣そのものになった。獣神「我は獣神なり。」獣神「小娘は、確か梢とか言ったかのう。奴は我の封印を解いてくれたのじゃよ。」封印を?梢が?何故?獣神「恐らくは好奇心から封印を解いたのだろう。だから我は、その礼に小娘を食ってやったわ。」食った。梢を。そこに
暗闇少年 さん作 [489] -
部屋‐3
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」息が乱れる。「あれから、30分いや40分はたったかな?」 俺は動けない、さっきから足下に何かいる。わからないが確かに何かいる。指先から体全域に伝わるこの感覚何なのだろうか。意識だけの状態をこのまま続けてしまうのだろうか‐ 「冗談じゃない・・でもどうしようもないどうしたらいいのだろうか!」刻々と時間が過ぎていく、[カチ・・カチ・・カチ・・]時計が時を刻んでいる。うるさく
人狼 さん作 [568] -
もののけの宴(6)
「ガラガラ、ドサッ、ドン」妙な音で目が覚めた。翔「…?何の音だよ…?」翔も起きたらしい。亮「隣りの部屋だ。梢かな?」しかし物音は次第に変化する。「…ぐしゃ…バキッ…ガリガリ……」その音はリアルに怖かった。ただ梢が目を覚ましただけではない。壁の向こうで何かが起きている。翔「…なんか嫌な予感がするのは俺だけ?」亮「…いや……俺もかなり寒気がする。」翔「……行ってみるか?」亮「………ああ
暗闇少年 さん作 [488] -
悲しき殺屋6
かずやはしばらく気を失っていただろうか…目が覚めたときそこに友人の姿はなかった。しかしそこは紛れもないおじいさんの家だった。おかしい… 友人は確か殺されたはずだ。しかし目の前には友人の姿はない。血すら残っていない。おかしい…夢でも見ていたのか…かずやは走った。生まれて初めてこんなに走った。夢と確認するために、走った。10分後それは夢ではないことがわかる。
たつん さん作 [473]