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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
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死「プロローグ」
死にたい家は、もうぐちゃぐちゃだ。父親は病気で、頭おかしい。母親は、そんな父親のために気を使い過ぎて狂いそうだ。もう死んでもいいかな。生きていても楽しいことなんて無い。別に死んだって、何か変わるわけでもないし。どっちかというと、死んだ方がマシかもしれない。こんな世界に生きていて、得な事なんて無い。首を締めて死のうとしたこともある。だけど死ね無かった。誰か知らないかな?楽に絶対に死ねる方法こんな衰
鐚 さん作 [862] -
あそこのおばあちゃん
お父さんから聞いた話。 お父さんがまだ小学生の頃。 「あそこのおばあちゃん、目が見えないんだって。」その話が小学生の間で、話題になっていた。小学校は古い駅の近くに建っていて、生徒の数も全校生徒60人程度だった。駅にはほとんど電車は通らず、朝の6時、夕方の5時と6時、夜の10時、その4つくらいで、当時のお父さんなんか、電車の音で家に帰る時間や寝る時間を計ってたく
プーマン さん作 [887] -
悪夢
なぜだろう最近妙にリアルな夢を見たそれは、いつの間にか学校にいた。だか一つ違うところがある。時計がすべて止まっているのだ。しかも、同じ時間で。夢では、俺は学校に入って行った。そして、学校で一番有名な「倉庫」いた。どういう訳か、いつもら閉まっている扉が開いていた。何も考えず、何かに呼び寄せられるような俺は中に入って行った。中は薄暗く、小さな蛍光灯がチカチカしているだけだった。突然扉が閉まった。カタ
黒猫 さん作 [912] -
壊れやすい意思
憧れている人がいる。いつも見つめているだけの存在。でも、今日勇気を出して僕は彼女に告白してみた。でも返ってきた言葉は…『はぁ?何言ってんの?気色悪!あんたなんかとなんで?』彼女はそう言って後ろを向いた。そして歩き去って行く。………そりゃないだろ僕が何かしたか?君に好意を抱いただけだろ?断られるのは覚悟していたことだ。でも罵ることはないだろう?『………ニクイ……』ニクイニクイニクイニクイニクイニク
森田 さん作 [1,244] -
脆く邪悪な絆
人を殺してしまった。ナイフで体中をずたずたにしてやった。罪悪感も恐怖感もない。 両手は血で真っ赤に染まっている。帰ろう踵を返す私を親友が恐ろしい物を見る目で見ている。私の嫌いな目。でも仕方無いか。私の手は真っ赤。怖がられても仕方無い。親友『あ、あ、あんた!何を…人を!』私『なんでそんなに怖がるの?私、貴女には何もしないよ?』親友『ち、近付かないで!人殺し!』私『なんで?なんでそんなこと言うの?親
森田 さん作 [1,281] -
リアル都市伝説
私は友達から、都市伝説というものを聞いた。『赤い目の彼女がマンションの部屋から、通勤路を通る僕を見ていて……』と、続く話だ。そんな話を聞いた翌日、私は話に出てきたマンションへ向かった。そのマンションは、私の住んでいるマンションから歩いて10分くらいのところにある。櫻井マンションというマンションだ。普通、都市伝説に出てくるマンションは、NマンションとかYマンションなどと、名前は伏せているものだ。し
♪昇天♪ さん作 [1,817] -
地蔵
俺が小6くらいの時の話かな。親友にKってのが居たんだけどさ、いつも一緒に遊んで、一緒に悪いこともして、本当に仲良かったのね。いつも一緒に帰っててさ、その帰り道にお地蔵さんがあったんだ…。楽しい毎日だったけどさ、そんなある日Kとケンカしちゃってさ、帰り別れて帰ったんだ。でも帰り道が同じだから出会っちゃったんだ。でもケンカしてたしお互いムシで2mくらい離れて歩いてて、その地蔵の前を通り過ぎた時に「止
こんぱす さん作 [976] -
Nホテル
Nホテルらしきところについた我々はまず入り口を探すため周辺を歩いた。道ではない道を僕達は進んでいると《立ち入り禁止》の紙が貼ってある鉄柵を見つけた。鉄柵には有刺鉄線が張り巡らされており越えることができなかった。鉄柵をつたって歩いていくと正面玄関に着いた。そこはテレビでやってた写真の場所だった。『ジャンケンで負けた奴あそこ窓まで一人で行ってこっちを見ることな』健二はそういうと三階のまどを指さした。
名も亡き者 さん作 [1,101] -
真夜中の車3
怖くて怖くて、目をつぶってただ夢中でそこら中を掻きむしっていた。途中、何かぬめっとする感触があったけど、かまわずぐちゃぐちゃにした。「うわっ」男は小さく悲鳴をあげ、もうひとりの男は「大丈夫かっ??」と声をかけ、あたしを掴む腕を緩めた。そのすきに、あたしはドアを開けて車を飛び出した。一つ気になったのは、ドアを開ける時に見えた、手についていた薄い膜みたいなもの…。車から降りたあたしは、家までどう
瑠衣 さん作 [999] -
真夜中の車2
「えっと…はぁ…」あたしは面倒な事に巻き込まれたくなく、曖昧に返した。「側にいてくれるだけでいいんです。それに、この女性がもし車で目を覚ましたら僕が無理矢理拉致したと思われるでしょ??女性がいた方が安心すると思うし…。まぁ、何と言っても一番は僕が不安なんですけどね。」仕方ない。そう思い、あたしはあまり乗り気じゃないが承諾した。車に乗り込み、男がゆっくりとエンジンをかけて走らせた時、「…ふっ。はは
瑠衣 さん作 [910]