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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 真夜中の車

    ある真夜中の事。遅い時間とあって人通りも少なく暗い住宅街に、あたしは一人で歩いていた。「最悪…。マジ暗いし。」怖がりなあたしが一人で暗い道を歩くのは、本当に勇気のいる事だった。ふと、一台の車が目に止まった。(あんなところに車なんて止めて、何してるんだろ…)少し嫌な予感はしたが、そのままその横を通る事にした。すると、車のカゲから一人の男が出てきた。「ちょっとすいません。今人を引いてしまって、病院
    瑠衣 さん作 [916]
  • Nホテル

    僕が高校二年生の夏休みのことだ。クラスの友達の健二と崇士が泊りにきていた。三人である番組をみていたら心霊写真特集のコーナーになり、そこでF県のNホテルで撮った写真があった。自分達が住んでいる県なのですげーと言って盛り上がってしまった。どんな写真なのかなと見ていたらホテルの三階の窓に白い人影がぼんやりと写っているものだった。すると健二が「行こう」と言いだしたのだ。しかし、道がわからないのでパソコン
    名も亡き者 さん作 [874]
  • とある旅人の昼下がり

    天の機嫌が良い昼間に、とある旅人が茶屋で一服していたときである。 「うらめしやあ。」と、どこからともなく一人の男が旅人の側にやってきた。男には、足がない。それであって妙に色白く、死に装束を着ている。 「俺はお化けだぞぉ。うらめしやあ。」 茶を飲んでいた旅人は、首を傾げて言った。 「珍しいこともあるもんよ。お化けっちゅう者は、夜にでるから怖いもんだ。お前さん、なんで真っ昼間から出てるんだい。」
    ジャーミー君 さん作 [945]
  • 一人

    ぼーんぼーん。時計の音で目が覚めた。おじいちゃんの家に来るのもいとこたちに会うのも久しぶりで興奮しすぎてきっと眠りが浅かったせいだ。そんなに大きな音じゃないのに目が覚めた。何かのもう。そう思って離れの冷蔵庫のほうへ足を向ける。おじいちゃんの家は結構大きい。離れまでの道はそんなにないけれど、夜一人で歩くのはいろんな意味で怖かった。離れについて手探りで電気をつける。電気なんかつけなくても星の明かりと
    紫音 さん作 [1,089]
  • 花子さん誕生日秘話

    「ねぇ。遊ぼう?」 「?いいわよ。何するの?」       「お話をしてあげるわ。そうねぇもうずっと前の話なの。それは・・・」まだ学校が木造建てだった頃のお話。その町は子供が少なくて、その学校も三階建てで教室もトイレもたった三室しかなかったの。そんな狭い小学校に花子さんって女の子がいたの。彼女の生活は決して楽なものではなかったの。彼女のお父さんはとっても収入が少なかった。でもお父さんは愛人に貢い
    リディア さん作 [1,794]
  • 如月加夜と他ふたり番外編

    「仲良くなる方法を見つけた」そんな事を聞いたのは後になってからで、本当は後悔する筈なのだろうけど、私はそうしなかった。事件の始まりは、彼女を便所に突き飛ばした所からだろう。体育館 横の寂れた場所だ、教師はここを覗かない。私達は彼女を蹴った。便器の水を舐めさせる。そして、彼女の姿を笑った。そんな事を毎日くり返す。私は彼女を虐めている。ただ何となくムカついたからだ。物事を始めるのにこれほど正当な理由
    神山 さん作 [841]
  • 夢のあと

    ・・・夢を見た。なんだかよくわからないけど、真っ暗な部屋に閉じ込められる夢。腕と足が縛られてて、ちょっと体が痛かった。たぶん殴られたか何かしたんだと思う。それで外に出たくて動こうとするんだけど縛られてて動けない。大きな声を出して叫ぶけど誰もきてくれなくて。怖くて怖くて泣き出したの。そしたらちいさくきぃって音がしてドアが開いてまぶしすぎるぐらいの光があふれた。それといっしょにそこに立っていた人を見
    紫音 さん作 [1,210]
  • 真夜中クイズ?

    今日はいつにもなくじめじめとした1日だった。私は、会社での残業を終え、急いで家に帰る途中だった。あと少しで夜中の0時になる。そんな焦りからか徐々に車のスピードが上がってってくる。「早く家に帰りたい」そんな思いからか、いつもは通らないが少しは近道になる林道を選んだ。ある程度車を走らせてると、ラジオから午前0時を告げる時報がなった。次の瞬間、軽快な音楽が鳴り始めた。「さぁ今日も始まりました!Mr.ヨ
    マタニティーブルー さん作 [1,140]
  • お前、誰だよ

    お前、誰だよ。ん、俺?そうだよ、お前え〜言っちゃおうかな早く言えよや〜だ何でだよなんとなく窓際に立つ人に話かけるだから、誰だよしゃあない言おう俺は・・・・・・お前だよにやりと笑った俺は俺の袖を掴み窓から落とす俺は一人でいいの・・・・・・・・そうだな、だからお前いらない。ニヤリと笑い腕を伸ばしヤツを殺すいつもの事だが俺は俺
    RE:私 さん作 [1,557]
  • 暴走族

    これは本当の話である 今から10年くらい前、埼玉県の所沢市にライオンズという暴走族がいた。ライオンズの日課は夜の12時ごろに山奥のトンネルをバイクで越え山梨にある湖で集会をひらくことだ。その日もライオンズが集まりバイクで山梨の湖まで行くことにした。2時間以上走ってトンネルを通りかかった所で一番前で走っていたその族の頭である達也とその彼女である由紀が急に変なことを言い出した。「おい!!あれ、なん
    カンジュース さん作 [2,206]
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