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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
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ホームページ?
こんな画面にすると悪徳予想会社みたいに怪しいサイトって思われるのがどうしてわからないんだろね〜。…て、何だこりゃ?これのどこが血統サイト何だ?サイアーラインどころか馬名すらないじゃんか。馬名てか人名だぞこれ。三浦徳兵衛…?永録三年て…何時の時代の人だよ。てか、これって家系図じゃねぇか。確に血統には違いないけど…競馬で検索してどうしてこんなサイトが出てくるんだっての。誰だよこの三浦ってのは。歴史の
よっしん さん作 [1,196] -
真実
救急車が1台、騒がしく病院にはいった。若い女性が横たわり、母親らしき人が必死に娘の名前をよんでいる。しかしむなしくも娘は息耐えて布をかぶせられ霊あん室へと入っていった。母親は気が狂ったようにわめいていたがそのままいなくなってしまった。看護婦であった私は探したがみつからなかった。翌日、葬式のため遺体を棺に入れるとき私は驚いた。布をはぐった遺体はまぎれもなくいなくなった母親であった。
折鶴 さん作 [1,249] -
夢支配人〜正夢?〜
弓を見ていた少女の目は、冷めていた。 それはまるで、これからの悲劇を知るように……。正夢〜?〜「弓! おっは!!!」のりが大きな声で挨拶する。弓は顔を上げた。「おはよ〜……」その元気のない声にのりは吃驚した。いつもは元気がありすぎ! て程、元気な弓なのに今は全然、元気じゃないからだ。「元気ないよ〜?? どうしたの?」のりが心配そうに聞く。弓は顔を上げて、「また、変な夢見た」と呟い
栗乃 さん作 [913] -
ホームページ?
と言ってもJ○Aのサイトを覗いても対して参考にならなんしな。何ぞ良さそうなサイトないかな。そういや先週ウインズでモメたあのオヤジどうしたかな?自分で財布なくしてる癖に、人の事コソ泥扱いしやがって。ど突き回しといたから二度と変な言い掛かりつけて来る様な事無いと思うけど。お?何だこれ?「血」としか表示されてないぞ。新手の血統予想サイトか何かか?最近何とか理論だの何だのって血統サイト増えて来てるもんな
よっしん さん作 [1,065] -
人身事故
急に地下鉄がとまった。僕はうんざりした気持ちでアナウンスが流れるのを待った。「ただいま人身事故が発生いたしました。発車までしばらくお待ちください」僕は早く家に帰ってシャワーを浴びて、ビールを飲み、そしてぐっすりと眠りたかった。しかし、どれだけ時間が経っても電車が動く気配はなかった。隣のおじさんは携帯をいじっていた。電波はたつのだろうか。「ねえ、あなた」いきなり僕に話しかけてきた。「どんな人身事故
はこもの さん作 [1,415] -
ホームページ
もうかれこれ三時間ほどモニターとニラめっこしている。いい加減肩もこって来たし、時間も既に八時。早く引き上げて一杯ヒッカケて帰りたいというのに、ホームページの更新が上手くいかない。まったく、同僚とはいっても皆冷たい奴ばかりだ。自分の仕事が終わったとたん、全員さっさと帰ってしまいやがった。「お疲れ」の一言よりも、「手伝おうか?」と言うようなやつがどうして一人も居ないんだろうね、まったく。事務所出て行
よっしん さん作 [1,220] -
夜闇
深夜。麻雀の罰ゲーム。近くの神社にお参りに行く…が罰。その神社は有名で、ワラ人形の呪いを実行する者が多数来ると言う噂だった。今時ワラ人形って、と笑いながら聞いたのを覚えていた。呪いでは極定番な話。まさかマジに実行する奴がいるなんて思いもしなかった…「ッ…ハァハァ……んっ」息を切らし、木の陰に隠れている。滝汗を流し、心臓は大きく音をたて脈打つ。深夜の神社、見てはいけないものを見てしまった。「……な
龍王 さん作 [1,405] -
夢支配人〜正夢?〜
この子は、夢を見た。 そして戻ってこなかった……。 夢支配人のせいで……。正夢〜?〜「変な夢……」呟いたのは橋村弓。中学二年生のバレー部。今日、彼女は変な夢を見た。『ねぇねぇ、死んで?』不思議な声に弓は必死にこたえる。「なんで……? 私に死ぬ理由は無い!」『自分から死のうとしないなら殺してあげる』「殺すなんてふざけた事を言わないで! 変よ」『だったらメニュ
栗乃 さん作 [951] -
かくれんぼ
「もういいかーい?」「まーだだよー。」「もういいかーい?」「まーだだよー。」学校からの帰りの電車の中で、中学の友達と会った。もう卒業して3年がたとうとしていたときだった。すごく久しぶりでみんなで中学に遊びに行くことになった。中学の先生たちと話をしたり後輩たちが部活にいそしむのを眺めたりそれぞれがそれぞれの思い出に浸っていた。「そういえばさぁ、香坂がよく授業抜け出してここに隠れてたよね。」「そうそ
紫音 さん作 [1,544] -
「アレ」
そこまでだった。朝、目が覚めると偶に「アレ」が見えた。睨み続けていると、うすら笑いをしながらいつの間にか消えるのだが、その後いつも私は意識を無くしていた。私は少し現実逃避をし始めていた。あんなものがこの世界に、有り得て良いわけがないと…。毎日仕事が遅くまで終わらない私は、今日も電灯が消えかけたあの仄暗い道を通っていた。いつもは開いてあるタバコ屋が閉まっていて、少し残念がりながら歩いていた。『ボス
匿い屋 さん作 [1,990]