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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

 
  • ある日、池に財布を落とした。あまり深い池ではなかったので、手をいれてみた。もしかしたら見つかるかもしれない。 池は林で囲まれていた。とても暗い。片方だけの靴が水面に浮いていた。手に何かがあたった。試しにそれを掴み出してみる。片方だけの靴だった。水面に浮いているのと同じ物だった。 誰かが落としたのだろうか?もう一度手をいれてみる。水が僕の手をゆっくりと包む。 その時だった。何かが僕の手を掴んだ。
    等式 さん作 [1,078]
  • 黒猫にありがとう

    四日目の朝、鯉に餌をあげていました。またいつものように突然コイちゃんが現れないかなぁと思いながら。すると祖母が話しかけてきてきました。「ママね、今日の4時過ぎに迎えにこれるんだって。」あんだけ母の悪口を言ったのに、その言葉を聞いて私は飛びはねながら喜びました。祖母から昨日の夕食の時に、最低でも3日は仕事が長引くと聞かされていたので嬉しくてたまりませんでした。するとまた隣でミャ-オ…と言う声が聞こ
    有姫 さん作 [952]
  • 黒猫・三日目

    祖母の家に泊まって三日目のことでした。午後2時頃に電話がなり、祖母が電話に出て話し終えると、眉毛を下げて私に言ってきました「残念だけど、ママねぇ今日も仕事だから迎えに来れないんだって。だから明日になるって」それを聞いた瞬間、私は心の中で今まで溜めてきたものが一気に爆発し、軽い目眩がしました。そして祖母に「ママはね私のことなんて大嫌いなのよ!だから迎えになんて来たくないのよ!ママは私よりお仕事が大
    有姫 さん作 [809]
  • 黒猫

    私が幼い頃、両親は共働きで夜遅く、いつも私は母方のおばあちゃんの家に預けられていました。預けられる度に寂しい思いをしていたのを今でも覚えています。ある日、また私はおばあちゃんの家にお世話になりました。しかも今回は今までにないくらいスケールの大きい仕事らしく、3日は家に帰れないと母に言われました。私は寂しさを抑えて半笑いで母を見送り、その日はもう遅かったので寝てしまいました。次の日、私は池の鯉に食
    有姫 さん作 [905]
  • キノコ・?(終)

    「ある教室で私達は子供達が作った粘土作品を見ていました。穏やかな時が流れる最中、ある作品が私の目に留まりました。それはキノコをかたどった作品でした。次の瞬間…私は何とその粘土作品を、食べていたのです…それ以来彼から連絡はありません。現在私はほとんど外に出ることなく過ごしています。いつからだったか私の体は異臭を放ち、日光に当たる事もできなくなりました。仕事も出来ないので家賃は親に支払ってもらってま
    さん作 [923]
  • キノコ・?

    「私は大学卒業後、保母になりました。子供と触れ合うのは元々好きだったのですが、やはり仕事にストレスはつきものです。疲れてボロボロの体で家に帰る時、とても虚しい気持ちになります。そんなある日の事です。ふと…キノコが食べたくなりました。その日は仕事帰りにスーパーでエノキを買って食べました。すると体の疲れが嘘のように吹き飛んで、まるで夢の中にいるような心地になったのです。それ以来、私は毎日キノコを食べ
    さん作 [889]
  • キノコ・?

    「拝啓、山本武夫先生。突然のお手紙をお許しください。昔、よく先生の診療所でお世話になった竹本優子です。覚えていらっしゃいますでしょうか。高校に入って、東京へ引っ越して以来は先生の診療所に足を運ぶこともなりましたが、先生の丁寧で優しい診察は今でもよく覚えています。今回、先生に手紙をよこしたのは…先生に私を救っていただきたいからです。私は病気なのです。いくつもの病院に行きましたが治る見込みはなく、酷
    さん作 [1,086]
  • 夜の怪。我が血肉となり

    「ねえ早苗、また生徒が行方不明だって」 部活を終えて暗い校内を歩く途中、私を待ってくれていた親友に言った。前を歩く私が突然止まったものだから、泣き虫の早苗は声にならない表情だ。「そ、そそそ、そんなの知ってるよう。真希ちゃぁん、どうしてそんなこというの?」 そう、物騒な話だが最近学校周辺で若い女性が行方不明になっている。初めの事件をきっかけに一人歩きした殆んどがデマの噂だが、その中のいくつかは
    夜色 さん作 [976]
  • 本題3

    彼女に何があったの?ときかれ、まだ呼吸バクバクの私は彼女にいきさつを伝えました。霊感の無い彼女だったのですが、さすがに恐がってました。帰宅して一緒にお風呂に入りました。彼女が髪の毛を洗ってる時に私は体を洗ってました。そしたら玄関から部屋に移動する一つの影が見えました。「うそやん・・」しばらく硬直した私を感じて、「どないしたん?」と声を強ばらせて聞いてきましたが、「なんでもないよ。ちょっと考え事し
    じゅん さん作 [1,202]
  • 本題2

    まぁこんな日もある。と思い、いつもの公園に行った。ベンチがあり腰をかけ、目の前にある標高100mにも満たない山を眺めてた。一台車が過ぎ何げにテールランプを見たら、無数の人影が見えるじゃありませんか!目をこらしました。3〜40人くらいいるんですよ。以前きいた事があります。霊には色があり、濃くなるにつれて危険度が増す。最強に危険なのが黒色・・。そう。気付かれた方もいらっしゃると思いますが、全員黒色・
    じゅん さん作 [1,204]
 
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