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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
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本題〜1〜
あれは暑い夏の夜だった。当時俺は女と犬2匹と同棲してた。いつもの散歩も今日はめんどくさい。彼女と喧嘩し、喋るのも嫌だったが犬には関係ないしぶしぶツタヤで借りたビデオを返しに行くついでに散歩にでかけた。帰り道に誰が住んでるかはわからないが、見慣れた家ながあった。夜中の4時くらいだったか。突然おばぁちゃんが玄関から出てきた。後日知ったが、その日におばぁちゃんが亡くなったらしい・・。
じゅん さん作 [1,243] -
序章〜まず見てください〜
やめときゃよかった・・毎回そうだ。人より少し霊感の強い俺はいつも後悔してた。心霊スポットに行けば8割位の確立で憑いてくる。今までどれ位の出会いがあっただろう。俺が人と違う能力を持ってるんじゃないかと疑問を抱いたのは小学生の低学年の頃だ。当時、集団登校してる時に白い着物を着た女の人が道の真ん中を歩いてた。「危ないのになぁ」と純粋に思ってた。やがて正面から車が減速せずやってきた。「当たるっ!」と思っ
じゅん さん作 [1,397] -
視界の端に映る者
3日ぐらい前から誰かが居るんだ。仕事先にも、外出先にも、寝室にまで。僕の視界のギリギリに居るんだ。気配も感じるし、影の様なものも見える。でも気付いちゃいけない気がしてるから知らない振りをしてるんだ。だって、なんとなく唸ってるんだよ。「ヴゥ・・」って。普通に生活してると気にならないけど、一人でボーっとしてる時や、寝る時なんかに「ヴゥ・・」って聞こえるんだ。小さな声で。僕はもう何処に居ても安心できな
マイナーK さん作 [1,374] -
トンネル
初秋の風が吹き抜ける山道。楓はマウンテンバイクを降りて山水の湧き出し口の横に腰を下ろして休憩していた。冷たい山水を持参のカップに注ぐと一気に嚥下する。楓は高校生。休日を利用した父親の趣味のマウンテンバイクに付き合わされてここに居るのだが、どうやら分妓の多い林道で父親とはぐれたらしい。ひとしきり覚えのある所まで道を戻って父親の捜索を待つ事にした。丁度山水もあって休憩には最適だ。それに出来ればその先
マイナー さん作 [1,858]