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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

 
  • 悪魔の別荘

    ガタン! 物語はそこから始まった。 とある山奥にひっそりとたたずむ別荘があった。 この別荘を購入した出雲夫妻は、久しぶりにまさる(夫)の長い休日と多くの大金を手にしたため、この別荘にきたのだった。 とまりにきた1日目の夜、まさるの妻のトシ子がふと目を覚ました。 台所の水道から水が溢れる音がした。 トシ子が台所に行き除いてみると…何もなかった。水も溢れていない。 トシ子は、ホッとして寝室に戻ろうと
    森川 恵美 さん作 [808]
  • 午前様

    ただいまーっとげひゃひゃひゃひゃ酔っ払った旦那様が帰りましたよーげひゃひゃひゃひゃおや、何ですかぁ?廊下に、だんぼーる箱なんか置いてぇ通行禁止ですかぁ?げひゃひゃひゃひゃ何がでるかな何がでるかなべりべりばりばりっとテープ剥がしたよぉーげひゃひゃひゃひゃ玉手箱、開けるよーばばーん?な、何だよ。箱の中にいたのかよ、典子ぉ帰りが遅くなってごめんなちゃいそんなに睨むなよぉ怒ったからってそんなにバラバラに
    VISIA さん作 [886]
  • デシマエシン?

    「提案したソイツ…ナマエ何だっけ?まぁいいか…。ソイツを凄い目で見てただろ?アレはよかったなぁ」あぁ あの時の…確かに憎んでいたから、な…。「それを…伝えるためだけに、私を殺さなかったのか?」「そうだよ」にっこり笑って、彼は私の胸ぐらを掴む。「もう用済みだから…死んでみる?」「か、は…!」息が詰まり、私は高々と持ち上げる彼の手を掴む。「…知ってたさ」「ん?」掴む力が弱まった。私は呻くようにして言
    兼古 朝知 さん作 [690]
  • デシマエシン?

    ある日クラスメイトの一人が提案した。「皆でカメラを持って海岸沿いに行こう」と。それに猛反論する者も勿論いたが、皆で行けば一人は生き残るはずだ と、その男は半ば強引に押し切った。「何て馬鹿な発案だ」眉をひそめて言う私に、“彼”…出島は「面倒事になったね」と言った。その表情があまりに穏やかだったため、「お前…死ぬかもしれないのに よくそんな顔できるな」と私が言うと、彼は「別に死ぬ時期にこだわるつもり
    兼古 朝知 さん作 [598]
  • デシマエシン?

    その男の名は出島 恵信(デシマ エシン)と言った。私が笑って「中国人みたいな名前だね」と言うと彼も穏やかに笑い返した。彼は中学二年の二学期に転入してきた。席が近かったので、私と彼はよく話していた。いつしか、彼とは親友と呼べる仲にまでなっていた。彼の家に行ったこともある。彼の部屋には余計なものは一切なく、すっきりしていた。「不必要なものはイラナイからね」それが彼の言い分だった。彼の性格をよく知っ
    兼古 朝知 さん作 [638]
  • タベゴタエ

    コノヒトハアル…コノヒトハナイ…コノヒトハアル…コノヒトハナイ…どんどん原型から変形して、形が崩れてゆくのは死んだ人々…人によって時間がかかったり、はやかったり…やはり、時間がかかる人ほどタベゴタエがあるのだろう。白い物体はどんどん膨らんでいき、どんどん人を分解してゆく…どうせ将来、ハエになって嫌われるんだから……どうせ…どうせ…どうせほんのお返しですが。
    サクランボ さん作 [765]
  • ジャンピングじじい

    「ねぇ、ジャンピングじじい…知ってる?」亞依は、いつもとは違う低い声で、突然こんなことを言い出した。『な…何?急に。知らないよ(汗』「犬山市のね、とある池の辺にいるの。」『何され…るの…?』「追い掛けられるの。」『ちょ…ちょっと。やめてよそんな話!私、明日犬山行くんだからっ』「池に行かなければ大丈夫だよ(ニコッ」その時ばかりは、亞依もいつもの声に戻っていた。-------------------
    未香紗 さん作 [697]
  • 狂犯罪者

    狂犯罪者 町に出る狂犯罪者 家に侵入する狂犯罪者 家庭を壊す狂犯罪者 夫を殺す狂犯罪者 妻を殺す狂犯罪者 子を発見する狂犯罪者 笑う狂犯罪者 子を殺す何故かって?見つかったからじゃないその子が寂しくないように…あの世で父母と逢えるように…狂犯罪者 逮捕される狂犯罪者 笑う狂犯罪者 警察を殺す狂犯罪者 警察の家族探す狂犯罪者 また殺す続く 死の連鎖それは狂犯罪者の家族に繋がるまで…狂犯罪者の己を殺
    兼古 朝知 さん作 [930]
  • 愛するが故に

    彼女が、服を脱いでいく一枚、一枚…月に照らされた、薄暗い部屋の窓のそばで一枚、一枚…そして、最後の一枚を脱いだ時私は、彼女の背中に、月の光で輝く、ファスナーが有るることに気づいた。彼女は、背中のファスナーを下げ体を脱ぐそこから現れた、彼女の体にもファスナーがあった彼女は、それを繰り返しついに最後の体を脱いだ彼女は、その何にも隠されていない肢体を、恥ずかしがる事なく、私の前に晒したのだ私は、彼女の
    VISIA さん作 [872]
  • 軽い話でも

    私は、霊を感じることができます今も、イルのですよ私の後頭部に。後頭部ですから、自分で直接見られません写真はもちろん、鏡にも映らないのです。どんな姿をしているのでしょうね。それが最近、私に呟いてくるのですよ「ムカつく」いつも、不機嫌なんです「ムカつく。」まあ、慣れましたけど…「ムカつく、」さて、彼女との約束の時間です「シネ」行ってきます。「ムカつく、シネ」
    VISIA さん作 [1,091]
 
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