携帯小説!(PC版)

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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

 
  • 訪問者 (2)

     退院してきたその日に、上の部屋からの物音はしていた。まるで事故なんてなかったかのように……。 誰もいないはず。小澤さん家族は亡くなっているのだ。そんなことはないだろうが、まさか……。 ピンポーン! チャイムが鳴ったあと、聞き覚えのある甲高い声が耳に入ってきた。「小澤ですけど、岡田さんいますか?」 お、小澤さんの奥さん!? どうして? 小澤さんは亡くなってるはずでは……。「岡田さん! いらっしゃ
    阿部和義 さん作 [863]
  • 訪問者 (1)

    「ママ……また、音がするよ」 息子は天井を指差している。たしかに人が往来するような物音がしている。あの日以来、上の部屋は空いているはずなのに……。 あの日、子供会の旅行で訪れたスパリゾートハワイアンズの帰り道。私たちの乗っていたバスは常磐道を南下していた。 遊び疲れた子供たちに、保護者の殆ども眠りに落ちていた。最後に目にしたのは、日立中央インターまであと何キロという標識だった。急ブレーキを踏んだ
    阿部和義 さん作 [946]
  • 表示出来ません -1-

    最近、携帯の調子が悪い。そんなに古いわけじゃないのに…フリーズしたり全く電波が入らなかったり…信号待ちで時間を確認する。「また圏外かよ…」時間は零時をとっくに過ぎている。まぁこの時間なら問題ないか…そう思いながら携帯をしまい前の車をぼんやりと眺めていた。家まではまだ少し距離がある。着く頃には一時を軽く過ぎるだろう。周りには自分以外ほとんど走っていない。静かなものだ。少し急ぐか…少しスピードを上げ
    ループ さん作 [1,236]
  • 脳内メーカー?〜最後〜

    美里を無くした喪失感と自分の無力さへの憤りで、大輔はただただ美里を強く抱きしめた。「ミサ…」ピキッ!!頭の中から何か音が聞こえた。そして脳中で何かが動いている感覚がする。「やっぱりな……」うじゃウジャうじゃ………………ブチ…グチャ…   完こんな終わらせ方して、すみませんm(__)mどうしてもこれだけが心残りで…終わらせておきたくて…これで本当に皆様とはしばらく、さよならです。ありがと
    ジィーコ さん作 [1,012]
  • ペンダント-1-

    20年前の話になる…当時ドラマの影響もあってオルゴールのロケットペンダントがすごく欲しかった。なんとか自分のお小遣いとお母さんに借りて通信販売で買った。届いたペンダント‥金メッキのハートで想像していたものより少し大きめだった。手にしたとき自分の物という喜びと言葉に出来ない違和感。。そんな事もすっかり忘れてしばらくは、開くと鳴るオルゴールに夢中になった。ある日、金縛りにあった時私の体はふわふわ、ぐ
    YU さん作 [898]
  • デビルズ‡キラー‡ハント

    ここは・・・。 不意に気がついた俺の手は震えていた 目の前に見えるのは… いや… 正確には霧で見えない。。しかし霧がかかるこの池には…ぼんやりと…何かがこちらを・・・ 睨ンデいる!!! スーッと・・・そいつは近付いてくる。 「止まれ!!」 声は出ない 最初に言ったが周りは霧で見えないはずだが・・・ そいつは・・・ そいつの顔は目が一つなく、 いや! 目は2つ・・・ 顔も見えちゃうはずだな だっ
    うりぼう さん作 [644]
  • 天国と地獄 (2)

    F氏「あ、残念なお知らせだよ。僕は殺されたから天国行きだけど、君は地獄行きみたいだから!」 N氏「!?」 F氏「天国行きは、いずれ生まれ代われる道だけれど、地獄行きは消滅の道だからね! んじゃ、サヨナラ〜」 N氏『ちょ、何言ってんの? 地獄って……え? ええ?」鬼「迎えに来たぜあんちゃん。残念だったな、あんたは立派な地獄行きだ」N氏「ま、待って! 俺、死んでないって! まだ生きてるんだって!! 
    阿部和義 さん作 [932]
  • 天国と地獄 (1)

    N氏「お前? なんで生きてるんだ? たしかに俺はお前を殺したはずなのに……」 F氏「あぁ、僕は死んだよ。たしかに死んだ」 N氏「ん? じゃあ何で俺の目の前にいやがるんだ!?」 F氏「死んだから君の目の前にいるのさ」 N氏「何言ってやがる? 幽霊か? お前、幽霊なのか?!」 F氏「あはは、何言ってるんだよ。ここは死後の世界だよ」 N氏「はぁ? 死んだのはオマエだろ。俺に殺されたんだろが!」 F氏「
    阿部和義 さん作 [1,085]
  • DREAD『支配』後編

    レイゲンは不気味な笑みを浮かべながら更に近寄ってくる。「あなた…。私以外全員殺したのね」「…ああ。後はお前だけだ」そう言ってレイゲンは、懐から鈍く光る鋭利な物を取り出す。「お前を支配するのは俺だけで良い。俺が主役だ!」「!?」レイゲンはナイフを大きく振り上げると、その間々シェリーに斬りつけた。しかし彼女はとっさに横に転がってそれをかわすと、一目散にその場から逃げ出した。「待て!!」レイゲンは叫ぶ
    ミッシェル さん作 [800]
  • DREAD 『支配』前編

    静寂に包まれた真夜中の田舎町。そこで一人の少女『シェリー』が、自分の見に迫る『何か』に怯えながらひたすら駆けていた。やがて彼女は足を止め、空を見上げる。 しかし、その空に星の姿は無かった。どこをどう見渡しても全体が真っ黒で、相変わらず町は異様な程静かである。そんな中、彼女は再び走り出すと、突如と目の前に『ある物』が飛び込んできた。…それは民家の前に転がっていた。「!?」彼女は足を止め、すかさずそ
    ミッシェル さん作 [782]
 
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