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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

 
  • 待ち人トンネル〜蛍〜

    あのトンネルから数メートル離れた場所に川がある。そこは6月頃から蛍が見れる名所として知る人ぞ知る川だ…。なぜ?蛍の名所になったのか?首切り場として何百人もの人間が裁かれた…。その魂が蛍となりさまようのだろうか…。だれも昔の話を話したがらない地域…。今年もまた…蛍が無数に現れる…。川に架かる橋の上から川を見下ろすと…。蛍の光がまるで人のように見えた…。
    キユデヒ さん作 [750]
  • 七つ目の七不思議〜終〜

    「…ん?」桜が目を覚ますと、葬式会場の椅子に横になっていた。「夢だったのかな…。」桜が立ち上がって会場を出て行こうとすると誰かに呼び止められた。「…月島さん…だったわよね?」桜が振り返ると直史の母親が立っていた。「はい…そうですけど…。」「あの…これ…。」直史の母親は持っていた紙袋を差し出した。「…?」桜が中を覗くと数冊の本が入っていた。「これは…?」「昨日直史が何か書いてたのを思い出してね…」
    彩茶 さん作 [744]
  • サッチャン後編

    あたしたちは懐中電灯の光を元に奥へ進んでいく… 「このへんにサッチャンの死体があるはずだよ…こんなところに人なんて住んでたのかなぁ…?」 「そりゃ80年前だからねぇ…」あたしたちはそんな話をしながらサッチャンが殺されたという一番奥のところについた。 「噂によると『つらされてる』とか『袋づめにされてる』とかなんだけどなぁ…」あたしはひたすらカメラをまわす… その時だった 「きゃあぁっ?」と晴瀬の悲
    MISAKI さん作 [838]
  • 七つ目の七不思議(27)

    ※26は恋愛のところにはいってしまいました?直史の葬式が終わり、桜はまだ椅子から立てずにいた。「田神くん…なんで死んじゃったの…?やっぱりあの時私を逃がさないほうが良かったんだよ…」ぼそっと言うと涙がどっと溢れてきた。「本屋にも行くって約束したじゃん…指切りもしたのに…!」桜は声を上げて泣き出した。『月島さん』ふと自分を呼ぶ声が聞こえて桜は顔をあげた。「田神くん…?」そこにいたのは薄くぼやけた姿
    彩茶 さん作 [808]
  • 悪魔のぬいぐるみ

    とあるクリスマスの日、誰もが寝静まったころ、少女はひとり部屋で寝息をたてていた。すると忽然として見知らぬ男が部屋に現れた。男は鼻息荒くして少女の顔を覗き込み、少女が寝ていることを確かめると、不気味な笑みを浮かべた。男は持っていた大きな袋から何かを取出し、少女の頭の近くに置いて、声を殺して笑った。すると少女が突然目を覚まし、目を擦った。男は突然のことに驚き、すぐさま少女に気付かれないように部屋出て
    ジィーコ さん作 [1,879]
  • My friend

    喧騒は語らない。沈黙は語る。雨音は、まるで迫るように私の背後を撃ちつく。日差しの翳った世界を作り出していた。一人っきり。暗闇で、手と手が触れる孤独。あぁ。「…、なんだか冷たいや」ポツリと虫の音くらいに小さく呟いた。それは波紋のように広がって重なって…線を消した。孤独の曲線は、緩やかに滑り落ちた。彼女は、白い喉を跳ねさせて、けらけらと闇の中でワラッた。
    榊廉 さん作 [905]
  • bioterror1

    ジョージはひたすら走った。後ろにはゾンビの大群が襲ってくる。「チッ」ジョージは手榴弾を取りゾンビ大群に投げた。物凄い爆発音とともにゾンビが肉片に変わる。ジョージは民家に逃げ込んだ。鍵を閉める。ドンドンとゾンビがドアを叩く。しかし諦めたようだ。1階を見渡す誰もいない2階には死体しか無かった。ゾンビにやられたのか?恐る恐る死体に近づく。何も起きない深いため息をつく突然死体が起き上がり
    ゼルエルX さん作 [652]
  • 脳内メーカー?〜現実〜

    「うぁあーー!!」男は汗だくになって目を覚ました。ベランダからは朝の柔らかい光が差し込んでいる。「チクショー!またこの夢かよ!」ここ1ヶ月近く同じ夢ばかりみているのだ。男はシャワーを浴び嫌な汗を洗い流した。頭はズキズキと痛かったが、食欲はやけにあり、食パン3斤と目玉焼きとソーセージと昨日の夕食の残りのカレーを食べてしまった。歯を磨きながら、ふと洗面所の鏡を見ると、以前より確実に痩せている自分がい
    ジィーコ さん作 [1,360]
  • …For you

    …For youあなたへのプレゼント。最初で最後の…。主人公は嘉川喜美(カガワキミ)喜美の大親友の二人吉川嗄弥(キッカワサミ)一野肚空箕(イチノハラクミ)「喜美!空箕!これ知ってる?」「何それ?」そこには教会の写真が雑誌に載っていた。私はただの教会じゃんと笑って言うと、空箕も、私も知らないと首を傾げる。「最近チョー有名になったよ!」「「ふ〜ん。」」「じゃあ今日の帰りに行こうね!」「はいはい」私達
    ナナ さん作 [738]
  • マゴノハアモニカ

    川のそばのガードレールでおばあさんがおろおろしている。「どうかしました?」訪ねてみた。『いえね,うちの孫がこの間事故で死んじゃったのよ。』今にも泣きそうな顔で答える。ばあさんを泣かす趣味はない。「はぁ・・お気の毒です。」『その時に大事にしてたハーモニカを川に落としたみたいなのよ。私腰が悪くて川までおりれなくて・・・。』ちらちらこちらを見る。優しそうな顔してなかなかやらしいばあさんだ。ガードレール
    山田某 さん作 [914]
 
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