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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

 
  • 七つ目の七不思議?

    「…で…私たちはどうするの?こっくりさんとの鬼ごっこに参加するの…?」知香が引きつった表情で言った。「やだよ…そんな訳分かんないの…下手すれば死んじゃうかもしれないんだよ?」桜が自分を落ち着かせようと深呼吸をしてから言った。「さすがの僕でも分からないからな…一体どうすれば…。」3人が考え込むと、窓際の席の知香があることに気がついた。「みんな…出てこないよ…?」もう5分以上経っているのに、生徒玄関
    彩茶 さん作 [611]
  • 七つ目の七不思議?

    「何なの…復讐とかゲームとか…」桜が言った。「みんな聞いて!僕の推測だと…これはこの学校の七不思議の1つだ。その七つ目…こっくりさんとの鬼ごっこだ。」直史が教卓の前に立って言った。「はぁ?ちゃんと説明しろよ田神!」男子生徒が思わず怒鳴った。「僕もよく知らないんだ…詳しく書かれた資料には触りしか書いてなくて、やりかたとか、どうなるとかがかいてあるページは破られてたんだ。」「ったく…ふざけんなよ…」
    彩茶 さん作 [637]
  • 孤(こ) 七

    美里が独房の床にペタンとへたり込んだまま、何か ブツブツ言うようになり、時折、″キー キー″と言っては、髪をむしり、手足をバタバタさせて、意味の判らない言葉を発している 目は虚ろで焦点が定まっておらず、遂に精神病室へ入れられた。 出された食事をほんの少し口に入れるのが精一杯で、排泄も手伝って貰わないといけなくなった。 美里がブツブツ言っているのは常に目の前にいる昇太と話しているのだ。「ボク オム
    彰子 さん作 [550]
  • 孤(こ) 六

    美里はうなされていた。夢の中で懸命に言い訳をしていた…「…カア…サ…ン、僕ト一緒ニ…イテヨ…」と、昇太は美里に向かって手を伸ばした。 昇太の表情はなく、最期に見た、変わり果てた姿のままで、じっと美里を見つめている…  これは夢。自分の罪悪感から…昇太に申し訳ない事をしたと心で思っているから…と、自分に言い聞かせるが、昇太の目がそれを打ち消した…「ミンナ…楽シ…ソウダッ…タ… 僕ハ…イツ…モ…独リ
    彰子 さん作 [533]
  • 七つ目の七不思議?

    桜が目を覚ますと、夜の学校の自分の席にうつ伏せになっていた。「桜ちゃん…?」声のしたほうを見ると、知香が机から起き上がって目をこすっていた。「知香ちゃん…それに…みんなも…何で?」教室の中には直史や愛子など、クラスの生徒が不思議そうに周りを見渡していた。と、そのとき。『え…と、みなさん起きましたか?高橋美映です。』突然校内放送で美映の声がして、クラス一同が一斉にスピーカーに注目した。『みんなは七
    彩茶 さん作 [604]
  • 七つ目の七不思議?

    「じゃあ、私の宿題やっておいてねぇ。」愛子は美映の机に大量の課題を置くと、にやっと笑いながら言った。「でも…宿題は自分でするものだし…。」美映は言い返そうとしたが、それを愛子がさえぎった。「はぁ?逆らうつもり?言っておくけどこのクラスにあんたの味方してくれるような物好きはいないから。私の言うこと聞いとけばそれでいいのよ。わかった?」愛子は手を振りながら教室から出て行った。「……。」美映は無表情で
    彩茶 さん作 [634]
  • 孤(こ) 五

    「…母さ…ん、…お…母…さん…」 美里はかすかな声で目が覚めた。 また汗びっしょりだ…。 誰もいるはずはなく、殺風景な刑務所の独房の部屋の隅で縮こまって座っている。 ここに来てから起きているのか寝ているのかも、自分で判断が難しい時がある。 「…昇…太…  …?」美里は、声にならない程のか細い声で、空間に向かって、つぶやいていた。 昇太の夢をよく見る…自分ではした事のない、公園で楽しそうに手を振り
    彰子 さん作 [532]
  • 七つ目の七不思議?

    「田神くんって、都市伝説とか七不思議とか好きなんだね?」図書室から教室までの廊下を歩きながら、桜と直史は話していた。「うん。でもオタクって言われるんだよね…」「へぇ…」桜は直史から借りた何度も読んだであろうという様子がよく見える本を見た。「やっぱり…うちの学校にも七不思議ってあるのかな…?」桜が直史に言った。「あるらしいね…何年かまえの卒業生の卒業文集に七不思議について書いてあったんだ。でも…七
    彩茶 さん作 [591]
  • 七つ目の七不思議?

    ガコンッ!美映は自販機でサイダーを買うと、サイダーを取り出すと缶をじっと見つめた。「はぁ…相変わらずだな…ま、怖い目にあえばおとなしくなるかな…」 美映はクスリと笑った。「あれ〜…まだあの本返ってきてないんだ…」桜は図書室で借りたい本がいつまでも返ってこず、がっくりと肩を落とした。「ねぇ…」桜に声がかかり、振り返ると同じクラスの田神 直史(たがみ なおし)が立っていた。「月島さんが借りたい本っ
    彩茶 さん作 [650]
  • 七つ目の七不思議?

    美映は愛子をチラリとみると目をそらし、自分の席に向かおうとした。が、愛子が美映の腕をつかんで止めた。「ちょっと、何無視してんの?」「えっ…別に無視なんてしてないけど…」美映はおどおどと答えた。「…まあいいわ。じゃあ、今日もジュース買ってきてよ。」愛子が教室のドアを指差して言った。愛子は美映を高校入学時から嫌っていて、まるでイジメをするように、美映をパシリに使っていた。「でも…今月はもうお小遣いが
    彩茶 さん作 [667]
 
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