トップページ >> ホラーの一覧
ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
-
おじいちゃんの手
これは私がまだ中学に入学する前の話です。大好きで、とても可愛がってくれていたおじいちゃんが亡くなりました。そのお通夜での事です。親戚が大勢集まり、おじいちゃんの遺体を前に、笑いながらお酒を飲んでいました。今では、おじいちゃんの生前の話をしながら笑って送ってやろうとする親戚の気持ちが分かるのですが、当時の私はまだ幼くて…おじいちゃんが死んだのに、何で楽しそうに笑ってお酒なんか飲んでるんだろうと…も
響音(おとね) さん作 [766] -
腕を組む男
襖を開けてみた。 布団と荷物でいっぱいだった。さっきの呼ぶ声はなんだったんだ? 気を取り戻して見つけた靴下を履いてるとまた押し入れから、おいっと声が聞こえてきた。 間違いない!一度シカトした。すると、すぐ耳元で おい!お前だよ!お前! 針で刺された感覚が全身に広がった!目だけ動かす。誰も居ない!暖房の風をふさぐ何かがいる! あー、この部屋から出たい。だが、体が動かない! 空気が圧迫されてくる。心
喜一 さん作 [787] -
デビルズ‡キラー‡ハント NO1キャバクラ嬢編4〓完〓
成川さんに取り憑いた黒髪の女は、あたしを押し倒し! 髪を!!!!! あたしの髪を力いっぱい抜き始めた゛゛カミガ ナインダ゛゛ ゼンブヌカレタ゛゛ アイツニ゛゛゛ アイツニ゛゛゛ひな『痛い゛゛痛い』 更に抜かれる やめて゛ お願い… アイツはワタシの黒髪ヲ抜いてジブンノハゲたアタマニ乗せたんだ゛゛゛ キャー゛゛゛ ひな『成チャン!!!!!あたしっの髪を頭に゛゛゛』成川『死ね死ね死ね死ね
うりぼう さん作 [586] -
デビルズ‡キラー‡ハント NO1キャバクラ嬢編3
あたしは家を飛び出し!! 逃げなきゃ!!!! 逃げなきゃと思い 走った!! 何処へ?? ? 気付くと位お店の前にたっていた・・・ なんでお店にきたの・・・ 華やかなお店も灯りが消えれば不気味に思える… 非常口の緑色だけが光っている まさか…店長が鍵閉めてるから、ドアが開く分けないよ… スーー えっ自動ドアが開いた・・・ あたしっ完全に… 真っ暗なお店に入りあの角の席にゆっくり歩き出すあたし
うりぼう さん作 [561] -
デビルズ‡キラー‡ハント NO1キャバクラ嬢編1
数年前にこのお店では、悲惨な事件に巻き込まれた女の子が居たらしく、お店では、お客様が溢れかえるまで、角の席は使わない様に、自然となっていたひな『成チャンは見えるだけで話とかは出来ないんですか?』成川『まぁ、霊に話かけた事ないからなぁ…』ひな『でもビックリしましたよ。最初は成チャンの話、半信半疑だったけど、店長に聞いたら、昔、女の子が、お客さんにストーカーされて、最後は・・・。しかも犯人はまだ捕ま
うりぼう さん作 [569] -
デビルズ‡キラー‡ハント NO1キャバクラ嬢編1
私は都内某所で働くひな… 夜に輝くネオンは、街を蜃気楼で纏い、男の欲望に叶う街。 そう私はひな。 NO1キャバクラ嬢 成川『ひなちゃん。今日の仕事の後はアフター出来ないかな』この方はお客様で私にとっては、大切な人・・・。 頭がハゲてはいるが優しい人・・・ 太ってもいるが 優しい人・・・ 六本木ヒルズの中の会社で働く部長クラスの成川さん。 成川『聞いてるかなひなちゃん?』ひな『えぇ…今日もアフ
うりぼう さん作 [589] -
コインロッカーベイビー
前にさ、流行ったじゃん。コインロッカーベイビー。コインロッカーに赤ちゃん捨てちゃうってやつ。実はさ、あたしもやっちゃったんだよねぇ。だから、赤ちゃん、コインロッカーに捨てちゃったの。堕ろすお金もないし、育てらんないしさ。罪悪感?んー無いこともないけど…しょーがないじゃん?でもそれからさ、声が聞こえちゃってさ。ママ、ママって。何か気持ち悪くてさ。見に行ってみたの。赤ちゃんを捨てたコインロッカーに。
響音(おとね) さん作 [1,024] -
カウント
「12……12…………12…」息が荒い。肺が痛い。それでも歩く訳にはいかない。ただ部活で帰りが遅くなっただけ…それなのに何故こんなメに…マイといつものおしゃべり…いつもよりほんの少し長くなっただけ。なんで…なんでアタシが…テレビの中のブラウン管の中だけの話…そう信じて疑わなかった世界。アタシには関係ない。アタシには関係ない。アタシには関係ない。アタシには関係ない。アハハ…あは…あはははははははは
智 さん作 [862] -
腕を組む男
何か食べよう、と言って友達は部屋を出てコンビニへと向かった。 部屋に一人残された俺はどうすべきか悩んだが警察へ行って全て話す事を決めた。窓から外を見るとコンビニへ向かう友達の後ろ姿が見えた。部屋の中がやたら冷えてきた。 5月なのにガタガタ震える位寒い!リモコンを使い暖房をつけた。しかも裸足だったのでタンスの引き出しを開け靴下を探した。 そのとき、 おい!おい!と押し入れの中から声が聞こえてきた
喜一 さん作 [634] -
レンタル家族
「注文書には"優しいパパとママ"って書いたのに口うるさくてさ〜もう嫌んやっちゃう。レンタル解約しよっかな」隣のテーブルから聞こえてきた女子高生の会話。一人暮らしや身寄りのない子供などの為に作られた制度。<レンタル家族>実の母親を早くに亡くした私も、母親をレンタルしていた。高度な人工知能を持ったアンドロイドで、見た目や行動などは生身の人間とほとんど変わらない。唯一見た目で判断できるのは「あ、そろそ
響音(おとね) さん作 [1,145]