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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

 
  • 短編 トンネルのなかで 後編

    老婆が通り過ぎようとした、瞬間、僕はバギーに被せられた毛布を素早く剥ぎ取った。老婆は叫び、僕は絶句した。毛布には見るも無惨な陶器の人形の骸が転がっていた。かつては子供に愛されていた可愛らしい人形だったのだろう…が、今や髪はぼろぼろに崩れ片方の目玉が空洞に取って変わり、ふっくらとした頬は欠け、両手とも指は無く…悲惨な有様だ。が、これは赤ん坊ではなく人形だ。老婆は叫び、泣き、か弱い腕で僕の背中を叩い
    ゆうこ さん作 [882]
  • 短編 トンネルのなかで 前編

    深夜のトンネルを、僕は車で抜けて行こうとしていた。助手席に座った女は深々と頭を下げていて、寝ているように見えた。僕自身は「怪談」などを割りと信じている方だったから、オレンジ色に輝くトンネルを午前2時に通るのに嫌な気がして仕方なかった。それでも僕は急いでいたし、個人的な理由からもこの道を通らざるを得ないのだ。出口の見えぬトンネルに入ると、辺りは異様な光に包まれる。独特の気味悪さが、あらゆる怪談話を
    ゆうこ さん作 [814]
  • 処刑生徒会長第六話・3

    《西暦20ΧΧ年9月22日・東京都Y区飲食店街廃墟》―\r最前線を志願したZ区立第一中学校生徒会長・太田カツヒロは早速その洗礼を受けた。恐怖に満ちた血の洗礼だ。《手柄を立てなさい》―\rエウフセラ=ナールマンの声を、彼は何度も思い起こしていた。多機能ゴーグルを何時もはなさない、彼よりも余程《会長らしい》同校副会長の事だ。《手柄を立てて梅城会長に近付くのです》―\rああ、分かってるさ、副会長―\r
    まっかつ さん作 [667]
  • 処刑生徒会長第六話・3

    《西暦20ΧΧ年9月22日・東京都Y区飲食店街廃墟》―\r最前線を志願したZ区立第一中学校生徒会長・太田カツヒロは早速その洗礼を受けた。恐怖に満ちた血の洗礼だ。《手柄を立てなさい》―\rエウフセラ=ナールマンの声を、彼は何度も思い起こしていた。多機能ゴーグルを何時もはなさない、彼よりも余程《会長らしい》同校副会長の事だ。《手柄を立てて梅城会長に近付くのです》―\rああ、分かってるさ、副会長―\r
    まっかつ さん作 [644]
  • 秘密−5−

    …フッ景色は見慣れた部屋、いつもと違う嫌な汗をかいていた。なんだろう…意識がとんでいる間になにかおきている‥隆史(たかふみ)は隣に立ってじっと前を見据えている。視線の先を見て私は息をのんだ‥顔の半分が崩れ落ち、表情は苦痛でよがんで見える男がじっと私と隆史を交互に見ていた。 <ヤバイ…>…… 声が出ない‥ <もっていかれそうだ>『どうしたの?』声が駄目なら、、頭の中で話しかけてみた。 <ウッ!>男
    YU さん作 [888]
  • 処刑生徒会長第六話・2

    【でも生徒達は僕みたいな会長の出現を待ち望んでいたんじゃないですか?】記者A:イジメ問題を解決するのにたび重なる処刑や粛清は行き過ぎと言う声もありますが?梅城生徒会長:そうですね。否定はしません記者A:本来ならやはりやりたくないと?梅城生徒会長:それはみんな同じでしょう(笑)みんながやらないからたまたま僕がやっただけで記者A:そのたまたまって、じゃあ会長は野心も権力欲もなく大勢殺して来たと?梅城
    まっかつ さん作 [876]
  • 短編 心霊写真

    「こないだ撮った写真なんだけど…見て」「ああ、文化祭のやつでしょ?仕事早いねぇ〜」「これなんだけど…」「…え?うちらが集合してるやつじゃん。これがどうかした」「…ほら…ここ。あんたの後ろの…ねぇ、このコ誰よ」「…え…誰って…」「ね?知らないでしょ、こんなコ。だって…だってあの時、あたし含めて五人しかいなかったじゃん?なのになんで…」「ちょっ、落ち着いてよ…声が高い」「あ、ごめん。昨日から気になっ
    ゆうこ さん作 [1,209]
  • 短編 暖かい闇

    本当の暗闇って知っている?一筋の光りも、音も吸い込んで消えていきそうな「闇」を知ってる?あたし知ってるよ。夢のなかでさ…。笑わないでよ、本当なんだから。夢のなかで、あたし真っ暗な部屋にいるんだよ。どうしてか、そこが部屋だってことを知ってんの…おかしくても仕方ないじゃない。夢ってそういうもんでしょ?でさ、鼻をつままれてもわからないくらいの闇のなかで、あたしどうしようもなくて…とにかく自分を触るの。
    ゆうこ さん作 [936]
  • 処刑生徒会長第六話

    西暦20XX年―国力の衰退した日本は荒れ狂う学校のイジメ・暴力問題を統制する事が出来なかった。そこで国は《学校内司法自治全権委任法》を制定し、全国の中学・高校生徒会に自己武装・自己処罰の権限を認めた。全国の生徒会長は独裁者と化した―\r従姉妹を壮絶なイジメで失い復讐鬼と化した梅城ケンヤは、自ら公立第三中学校に入学を決意。念願の会長に選出されて、イジメ撲滅路線を断行して絶大な支持の下、校内を掌握す
    まっかつ さん作 [639]
  • 処刑生徒会長第六話

    西暦20XX年―国力の衰退した日本は荒れ狂う学校のイジメ・暴力問題を統制する事が出来なかった。そこで国は《学校内司法自治全権委任法》を制定し、全国の中学・高校生徒会に自己武装・自己処罰の権限を認めた。全国の生徒会長は独裁者と化した―\r従姉妹を壮絶なイジメで失い復讐鬼と化した梅城ケンヤは、自ら公立第三中学校に入学を決意。念願の会長に選出されて、イジメ撲滅路線を断行して絶大な支持の下、校内を掌握す
    まっかつ さん作 [703]
 
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