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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

 
  • 炎舞の調べ

    「えっと…ここら、辺かな…」地図を頼りに辿り着いた場所には、廃れた鳥居がぽつんと佇むだけであり、神社らしき物は見当たらない。「おかしいなー…仲居さん、何か間違えたんじゃ…」ガサッ静かな林の中、鳥居の向こうから響いた足音に、私は地図から目を離し音の聞こえた方に目をやった。その私の目に映ったのは時代錯誤な格好をした男性だった。紺の着物を身に付けて足元には同色の鼻緒がついた下駄。時代錯誤な格好の男性は
    時計うさぎ さん作 [519]
  • 都市脱出ゲーム 第13章

    「ま、よろしくな!」そういうと、握手を求めて来た。「う、あ、あぁ」勇はうろたえながらも、亮真の握手に答えた。「とりあえず、このゲーム、協力し会わないか?その方が有利だし、俺とお前なら無敵だぜ?どうよ?」亮真は、ニッと笑いながら聞いて来た。「俺にはもうパートナーいるけど、それでいいなら…?」「おう、よろしく!三人なら恐いモン無しだ!…て、そのパートナーは?」亮真は心配そうに聞いて来た。「さっき別れ
    Nemeshis さん作 [820]
  • 黄泉請け人2

    そして…俺は名前が欲しいという意味が分かった。 中絶か何かでこの世に産まれてこれなかったのか。名前は何にしようか…しかし声は、俺ではなく親につけて欲しいと言った。 しかたなく声の案内する場所に行った。1軒の家で立ち止まる。俺の恋人の家だ。 まさか…あいつが俺と付き合う前に子供を堕ろしていたなんて。 ちょうど恋人から電話。今日デートなのにいき
    ろびーぽんて さん作 [456]
  • 秘密−2−

    私の枕元にあぐらをかいて座っているのは間違いなぐ隆史(たかふみ)゙だった。左の額からは血の流れたあとがある。<おい!なんだよ、その顔>私には声を聞く能力なんてないはず‥でも今、頭に響いてくる…隆史の声。ありえない、ありえない、<な、お前、見えてんだろ? ちょっと教えて欲しい 事があるんだよ。>「な‥に‥?」頭の中で話してみる。友達だからか、不思議な事に怖くなかった。<オレ、どうなっ
    YU さん作 [950]
  • カマキリ 2

    やばい…直感で、正人はそう判断した。 (カマキリだ!)振り返って来た道を戻るか、全力で真っ直ぐ走り去るか…正人は、女の横を走り抜けた。 真っ直ぐ走れば人通りの多い大通り、引き返したら人気の無い公園。正人は迷わず大通りを目指した。 走って、走って、走った。ただ、全力で。たかが300m程の距離が無限に感じた…(追ってはこない…)大通りのネオンの光が見えた…助かった。正人はようやく立ち止まり、振り返っ
    ハラシハ さん作 [956]
  • カマキリ 1

    「なぁ、カマキリって知ってる?」「虫?」「ちげーよ。都市伝説。両手に鎌持って、緑のレインコート着た女が出るらしいんだよ。」「へー。緑色で鎌か。そりゃカマキリだな。」「まぁ、口裂け女みたいなもんだよ。カマキリを見たら、見えなくなるまで絶対止まっちゃダメなんだ。ゆっくりでも、動いたら死ぬらしいぜ。気をつけろよ、正人。」「ハハ…気をつけるわ。」酒井正人。16歳八月八日、午後5時。塾で他校の友人に聞いた
    ハラシハ さん作 [919]
  • 都市脱出ゲーム 第12章

    「助かったよ。ありがとう。」「気にするなって。お互い様だろ、太田 勇!」がっはっはっは、と男は誇らしげに笑った。それをみた勇も、ふ、と笑っていた。が、その笑いも、一気に焦りと化した。この男は今初めて会ったのだ。なのに、俺の名を知っていたのだ。こいつは誰だ…!?男も、それに気付いたようだ。「おっと、すまない。俺の事は知らないよな。俺の名は、武田亮真。お前の名を知っていたのは、お前が恩人だからだよ。
    NemeshiS さん作 [589]
  • 秘密

    私には秘密がある。ほら…まただ両腕に走る鳥肌と背筋に通る一本の悪寒。静かに目を閉じてそれを感じてみた。横断歩道の信号機の下に、うつ向きかげんに立っている…人??…多分バイク事故で亡くなったんだ。私は何も感じなかったようにそこを通りすぎた。実は私、霊を見たり感じたりすることは出来るけど、助ける力はないんだよね。初めてそれを見たのは小2の時…びっくりとか、怖いとかではなくて本当に不思議な感じがし
    YU さん作 [1,284]
  • 黄泉請け人

    世の中には2通りの人間がる。見える人間か、そうでないか…残念ながら俺は見える人間。俺は見えるがゆえに感じることがある。それはこの世は生きてる人間のものってこと。死んだら終わりだ。死んだ人間はこの世では何もできない。よく先祖や死んだ人間に手を合わせ願いごとをする奴がいるがそれは逆だ。死んだ奴がこの世に残してきた未練を叶えるために願いごとをするんだ。俺はそんな願いを請ける人間。黄泉請け人だ。といって
    ろびーぽんて さん作 [512]
  • 炎舞の調べ 一ノ舞

    私は一人、旅館の大きな窓からのどかな田園風景を眺めていた。田んぼの水の上を渡った風は、火照った体を冷やす涼風となる。私、藍沢沓子(あいざわとうこ)は恋人の白木慧(しらきけい)とこの旅館に昨日から滞在している。慧はこの小さな村の古い祭に興味があったらしく、中々取れない休みをようやくとってこの村にやってきた。その際、普段構っていない罪悪感からか私も連れてきてくれたのだが…「つまんない…」想像していた
    時計うさぎ さん作 [419]
 
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