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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

 
  • 「交代」続

    やはり今では公衆電話はあまりり使う人がいなくて、数日がたった。ようやく一人の若者が「恵美」を使いに来た。「携帯充電きれちゃって〜」若者はたわいもなく話している。恵美は念じた、しかし何も起こらない。恵美は「そうだ!」と思い出し「交代」と言おうとしためらった。自分が言えばこの人が犠牲になる。…でも私だってこのままでは…恵美は決心した。「…交代」 恵美の視点は変わっていた。動く、視点は動いていた。しか
    downpour さん作 [658]
  • >>?チャット

    【あげは】:雲は人のため息の数だけ出来るからだ…【わんこそば】:ため息は増えすぎると雨になって人に返る。僕はいつも雨をそう考えていた。わんこそばは僕でありその他の人も恐らく…僕だ。恐怖感は感じなかった、全ての考えの後にたどり着くのは疑問だった。【あげは】:君たちは僕なんだろ…?【わんこそば】:正確には僕は君じゃない。様々な分岐点によって別れた君なんだ。だから僕は医者になった君で、スープラは銀行員
    あげは さん作 [640]
  • 「交代」

    深夜、不穏な空気が漂うTバス停前が一層気持ち悪く感じられ、恵美は少し急ぎ足になった。空気を感じるのはバス停の前にある公衆電話からだった。今では稀少な「それ」は通り過ぎようとすると、陰湿な空気が通行人をたぐりよせる。心では嫌悪感を抱くが、恵美はふらふらと「それ」にすいよせられていってしまった。恵美は恐くて呆然と立ち尽くしていると、けたたましい電子音が辺りに響き渡った。受話器をとるとしばらく無言だっ
    downpour さん作 [844]
  • クラスメートは殺人マシーン(主人公説明)

    私は殺人マシーン…生まれて来てからそうだった朝倉イチゴそれが私の名前そして殺人マシーン001私、今からクラスで嫌いな奴らを殺します。
    りな さん作 [781]
  • 白い家 3

    私の背丈ほどもある雑草を掻き分けながら、ネムを捜す。茅(かや)で手を切り、ピリピリと痛む。心臓は激しく血液を押し出しているかのよう…緊張で吐き気さえ感じる。それでもネムを諦められなかった。あれがなくなれば…私の存在意義が消えてなくなるとでもいうように。ない…ない…ない!これだけ探して、ないということがあるだろうか私は汗だくになって、屈んだ腰を伸ばし…そしてぎょっとした。目の前に、赤いドアがあった
    ゆうこ さん作 [620]
  • エリザベスドール(終)

    後日…、ルークはアースルと会い、今までの出来事を全て話した。アースルは、バラバラになったエリザベスの写真を見ながら耳を傾けている。「…あれだけバラバラになってしまえば、エリザベスは動く事ないでしょう」ルークの説明にアースルは反論する。「それは、どうかな?」「違う…って、言うんですか?」「確かに人形はバラバラになったかもしれん。だが娘は…、ジーナの魂はまだ浮かばれてはいないハズだよ。コレで全てが、
    ぐうりんぼ さん作 [740]
  • 白い家 2

    「ねえ、これあんたのじゃない?」ある夏の日の帰り道、私は後ろから呼び止められた。振り向くと、三人の上級生がいる。その中心にいる少女が私のネムを突き出していた「これ、落とした?」うっすら口端に浮かぶ笑みは優しげなものではなく小ばかにしたような表情だった。私は小さく頷き、手を延ばした…が、サッと引かれる。「こんな汚い縫いぐるみ学校に持って来たりして…いいと思ってるの?学校に玩具はいけないって知らない
    ゆうこ さん作 [674]
  • 白い家 1

    その家は空き家だった。私がもの心ついた時からずっと。瀟洒(しょうしゃ)な白い一戸建てのその家は、外観こそ少女の憧れである洋館といえたのだが、私は小学校の帰り道、前を通りかかる度に足早になる自分に気付いていた寂れた、カーヴを描く優雅な門…その鉄柵からはみ出る湧き出たような雑草の奥に、家はあった。広めの庭の奥…雑草の向こうに、白い壁の家。窓は廃墟だというのに割れていない。しん、とした佇まいに悪戯心を
    ゆうこ さん作 [884]
  • エリザベスドール(32)

    「ワタシハ、アナタト…ズット、イル。アナタト、ズット」ルークはココで、本音を口にした。「僕に付きまといやがって! イイ加減にしろよ、化け物人形ォッ!」エリザベスは更に、鬼のような表情になった。「ルーク、オマエヲ…コロス!」ルークに飛び掛かるエリザベス。「うわーッ!」悲鳴上げたルーク。玄関のドアを開けて数人の武装警官たちが突入して来た!更に部屋の窓からも!「君ィ! 床に伏せろォッ!」警官の1人に指
    ぐうりんぼ さん作 [587]
  • エリザベスドール(31)

    家の中は勿論、静か。しかし何だか、異様な空気に包まれているような感じを受ける。緊張した思いで部屋のドアを開けて電気をつけてみる。…すると、いた。エリザベスだ。椅子に腰掛けたまま、窓の方を向いている。ルークはコッソリと、警部にメールを送った。すぐに警部からの返事のメールが届く。>相手を説得したまえ。<ルークに気付いたのか、エリザベスは立ち上がって後ろを振り返った。驚くルーク。エリザベスと目が合って
    ぐうりんぼ さん作 [539]
 
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