トップページ >> ホラーの一覧
ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
-
エリザベスドール(22)
「…ディック・ブラウンと付き合ってるんじゃなかったの?」ヘレンがこう言うと、フレデリカは口を開けた。「付き合っているけど」「なのにどうして、ルークと? まさか、浮気」横から又、スージーが割り込む。「ディックと別れたいんだよね?」「ディックの事、嫌いなの?」「あんなゴリラ男とはもう、うーんざり!」益々、不機嫌な顔をするフレデリカ。強欲で乱暴、いつも喧しく命令口調のディックはフレデリカにとっては、ハ
ぐうりんぼ さん作 [591] -
分かれ道 2
「何で分かれ道なの?」「これ、道間違ったらやばくない?」などとみんな口々に言いだしました。すると班長のEが、「右。右。右。」そう言って右の道へ歩き出したんです。その時にはBの放心状態は落ち着いて、歩けるようになっていました。もちろんその時はEに取りついたんだとみんなが思ったんです。その時、Dがふと思い出したように、「霊が導いてるのなら、これ、右の道行ったらどこ連れて行かれるかわかんないよ」そう言
ゅぃ さん作 [894] -
エリザベスドール(21)
「キャサリン!?」驚くルーク。耳元にキャサリンの声無き声がした。─ルーク! ルーク!行かないで! アナタと別れたくない!─「ヒュー♪」近くで様子を見ていたシェリーは思わずニヤリと微笑んだ。放心状態になっても、キャサリンの魂がルークへの思いを強めている事をシェリーは実感したのだ。シェリーはルークに言う。「キャサリンとサヨナラするなんて、まーだ早いんじゃないの?」 ────────街を見下ろす小高い
ぐうりんぼ さん作 [617] -
分かれ道
これは4年前、私が小学5年生の時に体験した話です。私の小学校では、5、6年生合同の宿泊学習という行事がありました。遠くの山へ3時間かけて行き、飯ごう炊さんをしたり、サイクリングや釣り、ウォークラリーなどを2日間やるのですが、何よりもみんなが一番楽しみにしていたのがナイトハイキングでした。ナイトハイキングとは、6人くらいでグループになり、懐中電灯一つ持って地図の通りに山道を歩くといういわゆる肝試し
ゅぃ さん作 [1,117] -
エリザベスドール(20)
「…ジミーを殺した」「らしいわね」「この話しも聞いてた?」「うん、しっかりと。でも信じられない。エリザベスがカレを殺したなんて」「ルーク」マルスがやって来た。「ロバーツさん」「ちょっとイイかい?」「何ですか?」マルスはしばし、間を置いて話しを進めた。「症状が完全に良くなるまで、娘を専門の医療施設に入れる事にしたよ。その方が娘の為にイイと思うからね」「それがイイかもしれませんね。入院したら、連絡先
ぐうりんぼ さん作 [633] -
チャット>>(3)
…違和感を覚えると共に悪寒がした。(何かよく分からないけどヤバそうだ)即座に×ボタンをクリックしてインターネットを切断し始めのメニュー画面へと戻った。何事も起きなかった事に安堵したら妙に喉が渇いたのでキッチンへと向かいアリスコーヒーを作った。…眠くは、ない。新手の遊びだろう。暇なやつがきっと俺を脅かそうと考えついたに違いない。きっとそうだ。しかし、グラスに水滴のついたアイスコーヒーを持ってPCの
あげは さん作 [955] -
エリザベスドール(19)
その後、簡単な聴取を済ませるとモグレ警部は帰った。ルークは憮然とした表情で警部を見送った。「ルーク」シェリーがやって来た。「キャサリンの様子は、どう?」「相変わらずよ。ずっと、放心状態」「そっかァ」暗い気分のルーク。「警部さんとのやり取り、聞かせてもらった」「シェリーはどう思う?」「エリザベスと言う動く人形の事?」「警部さん、信用してくれなくて。頭に来るよ」「あんな超常現象、信じろって言う方が無
ぐうりんぼ さん作 [602] -
エリザベスドール(18)
「犯人は…、エリザベスです」「エリザベス?」「そうです。エリザベスです」「エリザベスと言うのは、君が持っていた等身大の人形の事だろう。私が聞いてるのは、犯人についての心当たりだ」「だから、エリザベスが犯人なんです」強い口調のルーク。「人形の格好した犯人の女の子も、エリザベスって言う名前なのか」「人形の格好をした女の子ではなくて、僕が手放したあの…エリザベス人形がキャサリンを襲ったんです」ルークの
ぐうりんぼ さん作 [624] -
閉鎖空間Aゾーン 6
・・・このままでは死ぬ・・・残り10分。時間が無い・・・どうせ死ぬなら・・・。悔いの無いように死にたい!半ば諦めともとれるこの考えが心を侵食した。八人の脱落者の放送後・・・あの5分が覚悟を決めた。残りは赤、青、黄・・・赤いスイッチを選択!カチッ!・・・何も起きない!あと2つ・・・青だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!カチッ!静寂の後、ピー、ピー、ピー、ピー。ダッシュツシャイチメイ、ダッシュツシャイチメイ、ノコ
坂井広樹 さん作 [608] -
MB11
5時51分千晴「…やっぱり……、母さんも………、MBをしたんだ………。」千晴は涙を流しながらか細い言葉で喋った。母親「……………………ゴメンね……………。」千晴「…えっ?」母はそう言うと千晴に近づき、千晴を抱き締めた。母親「…ゴメンね…っ!千晴…っ!母さん……、ヒドいよね……、ゴメンね……っ!」母は大粒の涙を流していた…。千晴「…、母さん……、あっ…、あ"あ"あ"あ"あ"っ!!」千晴は泣き叫んだ
アスク さん作 [707]