トップページ >> ホラーの一覧
ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
-
学校の屋上の警察署 ―終末編―
その日、小雨が降っていた。最近警察署は忙しい。ほら、また電話が鳴っているよ…佐藤が一つの電話機の受話器を取り、しばらく話した後、デスクとセットの椅子に倒れるように座り、ふ〜〜〜っと長く息を吐く。「また?」デスクより少し遠くに置いてあるソファに座っている真奈が佐藤に聞く、「うん、今回は俺を守ってくれ怖い。だとよ、まったく最近の妖怪は…60年前とは比べ物にならない位へちょい…」佐藤が片手で顔を隠しな
堀キコ さん作 [514] -
エリザベスドール(2)
ルークが通うL市内のウルトン高校…、「よーォ、ルーク!お前この頃、何だか楽しそうじゃねえか?何かイイ事でも、あったか?」友人のジミーが話しかけて来た。「いや、別にないけど」「ウソをつけ!いつも不機嫌なお前が上機嫌なんて、珍しいじゃねえか!」「珍しいかな?」「何があった?彼女でも出来たか?…んな事はねーよな?お前に女なんて縁がないしよ」「…」内心、カチンと来たルーク。今のところ、女の子と付き合う事
ぐうりんぼ さん作 [713] -
エリザベスドール(1)
あれから数十年以上の月日が過ぎた。バーソロン家の屋敷は既になく、夫妻の行方も分からない。人形のエリザベスは今、L市内のA骨董屋の陳列台に飾られていた。今となっては古い人形だが、不思議な事に年代的な古さを感じさせない雰囲気を漂わせている。見た目は美しいけど…、「ホント、でけぇ人形だ。売れねえし、邪魔でしょうがねえな」店のマスターは陳列品の整理をしながらぼやく。─いつまでも置いてもしょうがない。─マ
ぐうりんぼ さん作 [776] -
ハッピーゲーム 1
『何これ?』 『は?何なのこれ』 『うぜー何だよこれ』 『…なにこれ』 『イタズラ?なんだよ』杉並中学校2年1組。5人の男女が一斉に声をあげた。 エリナ、ノゾミ、タツヤ、ヒロキ、マサヤの5人だ。 《おめでとうございます!あなたはハッピーゲームの一番始めのプレイヤーに選ばれました!期間は一週間。それまでに人を3人殺して下さい。殺せなかったらあなたを殺します。ちゃんと殺したらあなたに幸せが訪れま
ゆい さん作 [652] -
エリザベスドール 〈プロローグ〉
E国きっての大富豪…アースル・バーソロンと妻のサラーには1人娘がいた。名前はジーナ。とても可愛いくて、気立ての良い女の子。だが、生まれつき病弱の身。その為か、親しい友達がおらず、等身大の人形エリザベスを友達のように慕っていた。17歳の冬、ジーナは大きな病に侵された。しかも不運な事に、長くは生きられないと言う。─私はもう、助からない。死ぬ。─ジーナ自身、自らの余命を悟った。でも、死ぬ事は怖くはない
ぐうりんぼ さん作 [703] -
「指人形」第1話
「ねぇ、ねぇ」 「今日ね、森君が死んじゃったの」 急に何を言い出すのかと思えば、 どうやら妹のクラスメイトが亡くなったらしい。「そうか、それは悲しいねぇ。」 「うん‥でも……。」 「でも?」 「……森君…………、」 何か言いたそうだが、言葉が詰まって、上手く言い出せないのか、 妹はうつむいて、黙り込んでしまった。 「どした?」 「……………森君。」 「だから森君がどうしたの!?」 「あっ」、
にしむら珈琲 さん作 [687] -
闇夜
俺の名前は山本修平いつも平凡な毎日を送っていた俺にある出来事がおこった夜遅くいつも人の悲鳴が聞こえてくるようになった朝起きるといつも外は血にまみれていた理由を調べるために次の日の夜まで僕は起きていたすると何か嫌気がした心配になって友達に電話したぶちっ相手は電話にでたなんだ気にしすぎた、そう思った、だがなんだか様子がおかしい少し待っていたら向こうから ハァ
デス ザ キッド さん作 [670] -
斬風 3
そもそも僕は夢の中だが死神を見た事があるのだ。 幼稚園の頃毎日のように同じ夢を見ていた。 黒いコートを着こんだ骸骨が白い煙に包まれながらカマをもってこっちを見ている。と言う夢を頻繁に。これはなにかあったのかもしれないと今では思う。 ー続くー
玲 さん作 [461] -
人間
人間って怖いすごく怖い幽霊以上に怖い今私は怖い人がいますそれはお母さんが怖いです「怒られるから」とかじゃないいつ私達を無理心中に巻き込むか分からないから死にたくない殺されたくないだから人間って怖い幽霊よりも何かわからないいびつなモノよりも死って怖い
黄粉 さん作 [920] -
斬風 2
何故斬風に狙われしものが滅ぶかと言うと、どうやらその斬風、死神がふるうカマによって産みだされる風だからだ。 確かに死神に狙われたとあったら生き残る確率何て無いに等しいだろう。 まず死神何て本当にいるのだろうか? と思う人は多々いるでしょうしかし心霊体験のある人、僕は死神の存在をなんとなく信じます。ー続くー
玲 さん作 [440]