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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

 
  • 学校の屋上の警察署 ―笑い影9―

    「カアサン、モウスグマナガボクノモノニ、、」山村は頭を抱え震えていた微かだがクククッと笑いが聞こえた。「早くママさん!佐藤がっ!佐藤が死んじゃう!!!!!」真奈は泣きながら山村の母にすがったすると山村の母はニコッと笑い、「ダイジョウブハヤトハ、トッテモヤサシイカラダイジョウブヨ」機械のような声で言った。「えっっ?ママさん?」「サトウガシンダラマナチャン、アナタハ、、、“ハヤトノモノニナッテモラウ
    堀キコ さん作 [645]
  • 五色の炎?

    「ここを、ベースキャンプをしましょう」「ベースキャンプ?」「つまり、炎の持ち主が、もう一人、いるはずなんです。その一人を、ここで待つんです」春原は頷く。「わかりました」「炎をすべて集めて、その魂を鎮めれば、私たちは助かる。はずです」「わかりました」春原は、大きな目を見開いて、言った。帰宅すると、夫はすでに帰っていた。「こんなに遅くまで、何してたの?」夫の悲しい眼差し。もう、私は慣れつつある。「フ
    中村モモ さん作 [537]
  • 五色の炎?

    医師は私に、白い粉薬を処方し、「まぁひとまず様子を見ましょう」と言った。病院は広々として緑が豊かで、そこをふらふらと、死人のような顔をした入院患者が散歩をしていた。私もあんな風になってしまうのだろうか、と一瞬考え、身震いする。黄色と青の炎は、私の右上で、相変わらず私をせせら笑っているようだ。「見て。クジャクだ」夫に言われて見てみると、雄のクジャクが一羽、檻の中で所在無げに、うろうろ歩き回っていた
    中村モモ さん作 [501]
  • 五色の炎?

    夫が帰ると、彼に椅子を勧め、私はその正面に座った。「話って?」夫はおびえている。しかし、私とは全く種類の違うおびえだ。早い話が、離婚とか、そういうやつ。「まず、今から私が話すことを、全部信じてくれるっ、て約束して」夫は黙って頷く。私は、炎の話を、全て夫に話す。伝説、梁の死、私を取り巻く、黄と青の火の玉。夫は、悲しそうな顔で私を見る。「おねがい信じて」夫は、悲しげに頷く。駄目だ。やっぱり信じてくれ
    中村モモ さん作 [411]
  • ノック

    俺はこの春一人暮らしを始めた…深夜1時部屋で一人、荷物の整理をしていると、トントン…誰かがノックをしてきた…(こんな夜遅く?隣の人かな?チャイム鳴らせばいいのに…)ドアを開け…外を見渡しても…誰もいない…。(おかしいな…)ドアを閉めた瞬間…トントン…(やっぱ誰かいる!幽霊かな?)「あのぉ…幽霊ですか?」…「そこに…いるんですか?」…トン(いるんだ…てか幽霊じゃん!幽霊と会話してんの…?)「えっと
    神様の親戚 さん作 [999]
  • 死体放棄少女・第二部・一

    あの体育館での事件があってから二日後、私は病院のベッドで目を覚ました。隣にはお母さんがいた。お母さんは、私の意識が戻ったのを確認すると、泣きながらお父さんと離婚したということを私に告げた。最初は悲しかったが、途中から、私は吹っ切れた。これは現実なんだから・・・「だからね、優子は今日から綾瀬優子になるんだよ。」そうだ。私は前まで佐藤優子だったけれど、お母さんが再婚してこれからは綾瀬優子になるんだ。
    黄粉 さん作 [605]
  • 五色の炎?

    「もしもし、もしもし」警官に肩を叩かれ、振り向くと、「もし良ろしかったら、事故が起こったときの、話を聞かせていただけますか?署まで行きましょう。すぐ近くです。顔色が悪いですよ。温かいお茶、用意します」私は頷いた。しかし、頭の中は真っ白だった。警察署で、私は名前を聞かれるより前に、熱い緑茶を差し出された。私はお茶で、緊張のせいで冷えきった体を暖めながら、話す言葉を考えた。「事故に遭われた方とは、ど
    中村モモ さん作 [433]
  • 死体放棄少女・完

    やがて映像は何年ほどかスキップし、それと同時に女の甲高い悲鳴が聞こえた。さっきの映像にでてきた男が、女に刃物を突き付けていた。やめて!嫌よ死にたくない!女はそう言って、抵抗する。しかし、男は叫びながら女に突進する。同時に女は猫の唸り声のような悲鳴を上げた。すると女の首から血飛沫がとんだ。どうやら女の首に刃物を刺したらしい。優子は、その映像を見たくなかった。なんの映像かもわからないモノを見せられる
    黄粉 さん作 [649]
  • 死体放棄少女・九

    優子は、驚きと恐怖に腰を抜かしながらも男の方へと床に膝をつきながら駆け寄った。「血が・・・お腹、痛いでしょ?早く傷口ふさがなきゃ!」優子は泣きながら男に話しかける。男は苦痛に歪んだ顔で優子を見上げた。「痛い・・・苦し・・・」こんなの初めてだ。この男は弱みなんか一度もこんな事を言ったことはない。ここは危険だ。私が守らなければ。優子は立ち上がり、男を刺した人間を見返した。「なんでこんなことするの麻里
    黄粉 さん作 [656]
  • 山奥の少女

    この話しが本当にあったかなんてわからない。ただこの話が実際噂になってるのは、事実である…。ある四人組の若者の話七月七日男二人と女二人の若者はドライブをしていた。ノリだけを頼りに暗い山奥へと入っていく…。みんな幽霊を期待していたが、そんな簡単にでるものではない…。帰り道の事…男A「結局何も出なかったね…」すると反対車線に小さな女の子がこちらに手を振っている…女A「え、誰かいる?」ドライバーの男は何
    神様の親戚 さん作 [854]
 
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