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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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しおり 【?】
芽衣子とカフェを出て別れた後、ノロノロと家に向かって歩き出す。(なんでみんな、不幸な恋愛ばっかり興味あるんだろう。なんで不幸な目にあってる人で感動できるんだろう。波乱万丈な恋が同情されて、普通に幸せな恋は『良かったね』で流される。なんでハッピーエンドで満足されないんだろう。)ボーっと歩きながらそんなくだらない事を考えていた。途中、スーパーに立ち寄り夕飯の買い物をした。今日は金曜日。時刻は
胡蝶蘭 さん作 [159] -
神秘の糸 (前書き)
運命の赤い糸 ってよく言うけれど赤い糸よりも ずっとずっと 切れやすくて絡みやすい 神秘の糸そんな神秘の糸で繋がっている せつない恋物語り
香里菜 さん作 [77] -
僕は君の未来を永遠(トワ)に。<44>
ふと、ユキちゃんに視線を移すと――何か珍しい生き物でも見る様な目つきで、僕をじ〜っと見つめていた。そして一言――『お兄ちゃん‥‥。大丈夫?!来週、ユキと一緒に頭の手術してもらう?!』ユキちゃんの僕へのその言葉に、エリカちゃんは、笑いを必死に堪えながら、手で口を押さえている。あくまでも、これは“笑い”をとる為ではなく、来週、手術を受けるユキちゃんを“勇気づける”為のおまじないなのだ。エリカちゃんは
麻呂 さん作 [392] -
夏は嫌い
高校に入学して即効一目惚れした女の子それが彩香。そんでもって横で手を握ってるのが俺、亮介「ねぇ?今日はぁどこ行こっか??」「んー・・靴買いたいから、ちょっと街まで買い物行こう」「うん!!」二人の通う高校から街まで歩いて15分の道のりだ。「もう5月ってのにちょっと寒いな」「亮介がブレザー着て来ないからだよぉ」「アヤのせいだろぉ、昨日あんな雨の中会いたいって言うから家まで走って行ったんだし!ブレザー
ジェシー さん作 [98] -
僕は君の未来を永遠(トワ)に。<43>
『お兄ちゃん。ユキの頭の中にね、大きなオデキがあるんだって。でね、来週手術なんだって。』ニコニコしながら僕にそう話してくれたユキちゃんは、なんて明るくて強い子なんだろうと思った。その明るさは、この子の天性によるものなのか――それとも僕達大人に、わざと心配を掛けまいと、明るく振る舞っているのだろうか――『ユキちゃん大丈夫よ。手術をして、先生にそのオデキを取ってもらったら、また前みたいに学校に行ける
麻呂 さん作 [385] -
「彼」
私には付き合って5年の彼がいた。想い返せば5年前、私はパカピカの高校1年生。夢に希望にと満ち溢れ…ではなく、人生に疲れ切ったような冷めた気のする女子高生ではなく、「オバ高正」だったのかもしれない。そんな私が初めて恋をした。恋に堕ちた。出会いは、一目惚れとか、幼なじみが急にカッコヨクみえて…等ではない。そぅ、出会いは、私からのメールだった。「私とメル友になってくれませんか?年は、16才。深雪。良か
猫きっち〜 さん作 [323] -
夕日が沈む前に(6)
その涙はまるで雨のように強く床を叩いた。そこには悲しみの水たまりができていた。「急性白血病ですか…」俺はそれ以上の言葉を語れなかった。むしろそれ以上語りたくなかったのかもしれない。「娘はこのことを知りません。でも気がついてるんだと思います。以前はすごく明るい子だったんです。でも最近は話もろくにせず、笑うこともなくなりました。死にたいって時々漏らすんです。だから高橋さんに…」女性は力無く床に膝をつ
主役は銭形 さん作 [150] -
メル友は嘘をつく
今思えばそれも出会い系だったのかもしれない。『メル友』という言葉を耳にするようになった頃 ふと出会ったサイト。『近所で友達を作ろう』的な明るいかわいいトップページのそのサイトは ネットのおもしろさを知り始めた私にちょうどいい暇つぶしになりそうだった。軽い気持ちとりあえず男女問わず募集。男友達・・・ありえないか。それに既婚者だしメル友を募集した所できっと相手になんかされない。でも話相手くらいなら
香奈 さん作 [122] -
線香花火5
夜の警察署「アイ!」アイは無事だった。「ユウちゃんどうしたの?そんなに慌てて。」「何言ってんだよ、心配したんだぞ。」僕は強くアイを抱きしめた。よかったと何度も口ずさみながら。「ユウちゃん、ちょっとお話があるの。来てくれる。」アイのお母さんに連れられ警察署を出た。「ユウちゃん、愛をこれから病院に連れていくのに愛の傍に居てあげて。」「はい、大丈夫ですけど病院って何かあったんですか?」「検査を受けるの
ゆうすけ さん作 [411] -
良子…二股の恋?
「真愛さんの言う通りかなよ。私は今でも、拓也の事を慕い続けている」「愛する気持ちは変わらないってワケね?」「まあ、そんなところ」「ふーん、そうっか」私はココで、ため息付いた。「でも何だか、情けないって感じ」「情けない?」真愛さんからの質問に私は自分への不満をあらわにした。「拓也の事、忘れようと思ってるんだけど…」「どうして?」「だって…、私は拓也の恋人になる事を拒否されたんだし…、彼は彼で、由美
ぐうりんぼ さん作 [607]