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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • タイムカプセル

    大人になれば"強くなれる"と思ってたあの頃思い描いた未来の自分からはだいぶかけ離れて今ある自分は何?なんて問掛けるタイムカプセルに入ってた大人になった自分への手紙夢や理想のつづられたピンクの便箋は色褪せてそれと同じ様に今の自分も輝きを無くしてるあのね、現実はそう上手く行かないのそうやって言い訳して全てを諦めた…色んな事から逃げた…大人になればなる程に色んな事を知れば知る程にどんどん臆病になった
    レオン さん作 [422]
  • 緑の丘 (10)

    あれから、晃司の着信が何度もあったけど、私は電話に出なかった。布団に潜って、一晩中泣いた。いつの間にか朝になっていて、何も結論の出ないまま、私の中で小さな命が育っていく。私は学校をさぼった。何をすべきか…。私は母親が仕事へ出掛けたのを見計らって、リビングの棚の引き出しから保険証と一万円を手に、病院へ向った。朝の産婦人科には、定期検診を受けに来た妊婦や赤ちゃんを抱いた母親達が長椅子に腰掛けてい
    レオン さん作 [490]
  • 緑の丘 (9)

    家に帰ると、母親が新しい恋人と楽しそうに話しをしていた。「あら、お帰り。今日何食べ…」母親が全て言う前に、私は自分の部屋へ入った。「妊娠した」何て母親に言ったら、どうなるか分かってる。ましてや、レイプされて出来た子なんて…。日頃から情緒不安定な人だから、きっと喚き散して、私をこの家から追い出すだろう…。まぁ、それもいいかも知れない。あの男とこの屋根の下に一緒に居るよりかは…。明かりも付けずに、私
    レオン さん作 [515]
  • 緑の丘 (8)

    英語の授業退屈な時間の中で、私は急に吐気を覚えた。急いで教室を飛び出す。背中の方で、英文を読み上げていた先生の声が止んで、ざわつく音がする。トイレへ駆け込むと、私は咳き込んだ。しばらくして落着くと、トイレの個室の中で、私は嫌な疑惑が浮んだ…。「千恵美?大丈夫!?」ドア越しに友紀子の声がする。「うん。大丈夫。」私は個室から出て、平然を装った。「ちょっと最近風邪っぽくて」「そっか。保健室行く?」「う
    レオン さん作 [406]
  • カメラと黒髪 #last

    「告白された瞬間の女性か」「歴史的瞬間ですけどね」「希美、大好きだ」「今さらまた言ったって同じ顔は出来ませんよ」「しかし…スッピンもかわいいのに」二人は数ヶ月後、初日に海で撮った写真がコンクール審査員にとても気に入られ、特別賞を受賞していた。その受賞式と審査員への写真説明も兼ねて今日は会場に来ていた。被写体が誰なのか。審査員の注目になっていたらしい。ちょうど程良く夕方になっていたのと、希美の表情
    さん作 [143]
  • カメラと黒髪 #17

    「希美が頑張って勉強してること、俺はわかってるから」アキが希美の頭を軽くポンポン叩いた。「アキ」希美なんだか嬉しさを通り越してありがたかった。この世に自分がやっている虚しいことを見ていてくれる人がいる。「必ず希美がやったこと、報われるから」「言い切れます?」「報われなかったら俺に八つ当たりしていいよ」希美はアキを抱きしめて泣いた。恐らく受験に落ちてからまだ流したことがないくらい涙を流し続けた。ア
    さん作 [128]
  • 悪循環な恋

    幸せなんてちっぽけでいつやって来たのか気付かなかったりするからそうやって感覚が鈍って私なんか幸せになれないんだと思い込んで落ち込んだりするだからあなたまでを傷つけてしまった気付きたくても気付けない愛情は言葉ではないだけど言葉にしないと伝わらない時だってあるそうやってどこかで思い違いをしたり想いにズレが生じてすれ違う何かを問えば答えが恐いどこまでも臆病な私は一歩を踏み出せなくてあなたの中へ踏み込む
    ふく さん作 [151]
  • カメラと黒髪 #16

    それからアキは考えた結果、1枚だけ撮影しようという結論に至った。「別に1枚も10枚も変わりませんけどね」「風呂の中であんまりバシバシ撮っててもし見られたらどうすんだよ」「他にお客さんなんかいませんて!この天気だし」浴場へと続く廊下のガラス戸からは朝よりもさらに激しさを増した雨が降り続いていた。アキはここにきて躊躇い始めていた。当人の許可は得ているとはいえ、ほぼ裸の女性を撮影していいものかと。その
    さん作 [103]
  • 歯車

    共に過ごした日々 長かったようで短かった 貴方を大好きで大好きでしかたなかったあの頃昔を振り返ると懐かしくていつの日か、貴方に対して心を閉ざしあきらめてしまった私。二人でいても一人 そんな時が流れて どんどん心はすれ違いに 嫉妬心、心配、愛情が、全て同情に変わり一緒にいるのが生き苦しくて・・・完全に歯車が噛み合わなくなったごめんね貴方もう遅いよもっと
    果歩 さん作 [377]
  • 彼はエイリアン・3

    あの喧嘩らしい喧嘩をしてからと言うもの 私は心から笑えない日が続いた。夫も そんな空気を察したのか、一週間ほどしたある日「綾乃、ストレス発散にボウリングにでもいってみないか?」と 唐突に誘った。(えっ? 今どきボウリング?)と 内心思ったものの、そういえば子供の頃には 面白がって 遊んだこともあったなぁと思いだした。「そうだね。ストライクでも出して スキッとしようか!」と 二人はボウリング場に向
    東山桃子 さん作 [316]

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