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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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僕は君の未来を永遠(トワ)に。?
* * * * * *テレビ局を出た僕は、再びバスに乗った。札幌駅前ターミナル行き――まだ時間が早かった―\r一時から始まったオーディションも途中で辞退してしまったし、折角此処まで来たのだから、久々に買い物でもして帰ろうと思ったのだ。バスの中は、とても落ち着く。僕の大好きな場所の一つだ。何故バスが好きなのかと聞かれたら、多分その質問に即答する事は出来ないが、仕事の疲れで滅入った気持ちを逆撫でされ
麻呂 さん作 [430] -
カメラと黒髪 #12
アキの両肩にそっと触れるとアキはビクッ!と反応した。「ぅお!びっくりした…!そっち向いていい?」「あんまり見ないで下さい」希美は黒髪を後ろで結び、いつもと違った雰囲気を漂わせていた。ピンクがかった肌のせいもある。「今撮りたいな」「盗撮で訴えます」―アキって、意外と筋肉あるなぁ―\r腕にそっと触れるとアキは不思議そうに希美を見た。「どうした?」「あ!いえ、あの、鍛えてるのかなぁって」「重い機材運ぶ
輪 さん作 [258] -
カメラと黒髪 #11
それから夕方頃までビキニ姿だけで撮影は進み、終了した。「お疲れ様希美。やっぱり表情が軟らかく映るから希美は自然体が一番だよ。写真写り良かった方だろ」「それなりに…。あの、私自前で服持ってきたんですけど」「まだ1日目だからさ、今日はこんな感じで」どうも煮え切らない感覚のまま希美は宿へと案内された。希美はアキと同室だと知り、嬉しいやら怖いやら複雑な気持ちのまま大浴場に向かった。「えぇ〜。誰もいない…
輪 さん作 [126] -
カメラと黒髪 #10
アキが希美を受け止めるカタチで二人は砂浜に倒れた。目があって離れない。「……あ!!ごめんなさい、バランス崩しちゃって」「希美!!動かない、動かないで。…よっ」希美は四つん這いで砂浜に待たされた。―まさかもう撮影!?―\rしかし、アキは希美の髪にそっと触れた。「ほら、カニ」「え?頭についてました!?」「あんまり希美が呑気だから倒れ込んだ拍子にくっついたのかもな」希美は自分でおかしくなって笑った。こ
輪 さん作 [116] -
カメラと黒髪 #9
すぐに夏休みになった。あの日以来中間テストまでは勉強にも集中出来た。一週間まるまるを写真の海の近くで泊まって過ごす。旅費は彼がもつと言ってきなかった。新幹線で2時間半。その間希美はじっとアキを見つめていた。果たしてアキは人間として希美を見ているのか、被写体としてしか見ていないのか。「希美…さん?どしたのさっきから」「呼び捨てで。私もアキって呼びますから」「え?ああ、うん」再び新幹線の窓に顔を背け
輪 さん作 [176] -
カメラと黒髪 #8
希美は硬直したが、すぐに謝った。「いいよいいよ。俺たちそういうんじゃなかったから。単純に写真好きの仲間だった」活き活きした表情で、白いワンピースやビキニ、制服やちょっと高価そうなドレスまでを着こなしている。この人がまさか亡くなっていたとは希美は予想していなかった。「生きていればちょうど3年生かな。最後の年。」「私なんかが部員になっても大丈夫なんですか…」「負けず劣らずってとこかな、この…」アキの
輪 さん作 [128] -
カメラと黒髪 #7
「朝海さん、申し訳ないけど今週いっぱいは教室掃除お願いします」朝に担任から言われ普通なら誰かと交代でやればいいなどと文句を連ねるところだが、そこはもう希美の論点ではなかった。「はぁい」と、空返事をしてから午後の授業が終わるまでほとんど勉強には集中出来なかった。―掃除が終われば、また部室に行ける!―\r教室は元が汚いので軽く掃除すれば十分キレイに見えた。希美は体育館裏まで走った。「お邪魔します」机
輪 さん作 [138] -
がんばる自分へ
お願い泣かないで。せっかく友達のおかげで元気になったのに、泣いたら意味ないよ。大丈夫だから。平気だから。今日楽しく過ごさないと、明日からも楽しく過ごせない。笑え。得意分野でしょ?悲しみ隠して笑うことなんて簡単にできるって言ってたじゃない。大丈夫だよ。思い出すな。楽しかった時のこと、今は思い出すな。前を見ろ。まっすぐ進め前だけ見ろ。甘い夢見てばかりもいいけど、夢と現実の差があまりにも悲しすぎるなら
りえ さん作 [269] -
空は今日も青かった
「隼ちやん!おはよう?」「七海。おはよう・・・。」「隼ちやん?元気ないね?ななは、元気なのにな?」「七海だけだろ?たく朝から騒ぎやがって・・・」「ぶ?」私の名前は、前原七海。14才。明るい元気な子だって言われているの?でも、そんな私にも1つ悩みがある・・・。それは、さっき話してた五十嵐隼人に告白出来ない事隼ちゃんは、彼女がいる。だから告白できない。でも、いつか告白してみせる。「七海!聞いてるのか
青空ポップ さん作 [123] -
別れの見方!?
幸せな時間の後……幸せな恋をしても別れがきてしまう……世の中人それぞれ考えてる事が違いそこからすれ違いがでてくる…そこまでは当たり前…でも別れた後…悲しみよりも幸せな一時が勝り良かったと思える人の気持ちが知りたい…マイナスに考えてるかもしれないけど幸せは悲しみや苦しみには勝てない……思い出の場所…振り返れば幸せだったと思える…でも思っているとやがて悲しみ苦しみが幸せを喰い尽くす……別れは幸せを残
jun さん作 [545]