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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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キミといっしょに。?
でも、別に違和感は無かった。なんでだろ、都会に住んでた頃にこんな事があれば、絶対におかしかった。それ以前に、この家に鍵は無いのか・・・。カードキーは、指紋式は、本当に無いのか。「あの、君は、」「俺か、俺は安西剛志」喜乃は俺に「よろしくね!」と言ってくれた、凄く可愛らしい笑顔で言った。(なんだコイツ、初対面で馴々しい、変な奴だ)「あの、うちみたいなの、苦手かな」「い、いやっ!全然、よろしく」(正直
阪田亮太 さん作 [435] -
キミといっしょに。
生まれも育ちも都会の俺は、田舎の優しさを知らない。都会人は、冷たいと言われている。何が冷たい、俺には解らない。田舎の人が何故そんなにおせっかいをするんだろう。されたとしたら多分逆にイライラするだろう。それを今日味わうなんて、冗談だろ・・・。昼、家族で高層マンションからド田舎の古臭い一軒家に引越しするから、俺はため息一つ、「何もない退屈な田舎に、なんで引っ越す必要があるんだよ、ばぁちゃん」「剛志、
阪田亮太 さん作 [512] -
今でも
15歳…家出をし、繁華街を歩き、ナンパ待ちをし、男におごってもらって食べられて…。おかしくなっていた。さみしくて不安で少し、家が懐かしくなったが、家に帰れない事情があった。そんな中あっくんに出会った。15歳の私を優しく優しく守ってくれた。繁華街を抜け、土手に座った。家出の理由を聞かれたがずっと言わなかった。あまりにもしつこく聞いてくるので「しつこいよ!じゃーね」と逃げ様としたら、腕をおもいっきり
てん さん作 [155] -
『あの朝に…』仮題
5おかしい、2階には私の部屋と書斎と両親の寝室だけ…耳を済ますと「あんっ。あ〜ん」と小さく声が聞こえる、こんな声聞きたくないテレビをつけ大音量にする、間もなく2階からバタバタと母がおりてくる…着衣は乱れ気味、頬は紅潮し少し汗ばんでいる、口紅はズレた部分がある。母から出た言葉は「あら?さき〜!予備校に行ったんじゃなかったの?」 呆れた…夫婦そろって。『何してんのよ』そのまま玄関まで走った。バラの花
サーター さん作 [184] -
『あの朝に…』仮題
4父は浮気していたのだ。父に絶望した私は母のいる家へ急いだ。母へのプレゼントに真っ赤なバラを買って…玄関には鍵がかかっていた。家にいる時は鍵を閉めないのに…傘立てには見慣れぬ傘が入っていた。鍵を開け中に入ると、ここにも見知らぬ靴が、お客さん…?と思いリビングに入ると電話の留守電ボタンが点滅している、再生するとさっきまで後を追い掛けていた父の声…「すまない…今日は接待で遅くなる。誕生日おめでとう」
サーター さん作 [164] -
声
俺は多田野和也(カズヤ)17歳 男子校生生まれた時から俺の耳は変だったたくさんの病院、精密検査、脳波測定目に人が写るとその人のに言葉が頭に入ってきてはすぐに出ていく人と話すと実際の肉声と別のなにかが聞こえるのだ俺はそれがなんなのかをいつからか無意識に理解していた『人の心が声として聞ける』もしこの世に神がいるならとんでもないもんを与えてくれたもんだ今は慣れたが祭りや人の多い商店街に行くと必ず音酔
バッタ さん作 [313] -
夢の想い(21)
「なっ…!?」その姿を見た長谷部は思わず驚愕の声をあげた。「さぁて…お仕置きの時間やで…」長髪に銀髪、赤い瞳に狐の尾と耳を携えた洋介は…もとい狐弦糸はにやりと笑みを浮かべた。「おまえにも取り憑いていたのか!?」思わず長谷部は後ずさる。「はぁ?あんたみたいな半端モンと一緒にすなや。後ろの豚まんとウチが同じに見えるんか?」(クックック…狐風情がよくしゃべる…)「おお…獏!」後ろでぼんやりとしていた獏
けん さん作 [439] -
『あの朝に…』仮題
3今ちらっと見えたのは確か…運転席には、以前開いた我が家の新築パーティに来た、父の部下の人で…親しげに話していたし、綺麗な人だったので一度しか見たことがないが覚えている。なぜだか胸騒ぎがしたので後を追うことにした。信号にひっかかっていたので、すぐ追い付くことができた。雨で見えにくいが信号待ちのたび二人が寄り添っているように見えるのは気のせいだろうか…?しばらく車を走らせるとラブホテル街へ、迷う様
サーター さん作 [183] -
『あの朝に…』仮題
2そんな私だから責められても最初は我慢した。両親の機嫌をとろうと努力もした。でも、それはしなければ良かったこと。そして昨日は母の誕生日…天気予報は外れ突然雨が降ってきた。父は電車通勤、母の誕生日で帰りは遅くならないだろうと思い、会社まで車で迎えに行くことにした。しばらくして父の姿が確認できた。傘をさし待つこちらには気付かず駅とは逆の方向へ、父は早足で迷いなく赤い車に乗り込む。まもなく父を乗せた車
サーター さん作 [182] -
白黒の恋?〜Please〜?
『逢いたかった』「俺もだよキョン」キョンはクリッとした大きな目で俺を見つめて『さて、何処に連れて行ってくれるの?』と言う。「まずはドライブしながら北海道の観光名所を見よう」『うん!』俺はキョンの片手に荷物を持ち、キョンの手を引く。車に荷物を積み、キョンを助手席に乗せて車を出す。片手でハンドルを握り、運転をしながら途中でサングラスをかけるとキョンは俺の手をずっと握ったまま見つめる。視線が気になった
ソウキュウ さん作 [207]