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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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過去と今の間?
洋介と久しぶりに話したなあ-あたしは話に夢中で,杏子と結子に置いてかれたコトに気づいてなかった。「お前,もうそろそろ戻んね-とヤバくね?」洋介が時計を見ながら言う。あたしは時計を見る。「ほんとだあ!!ごはん始まっちゃうねえ。洋介,ありがとう。いろいろ話聞いてくれて。」「どういたしまして!!」そう言いながら,またあたしの頭をぐしゃぐしゃにした。部屋に戻ると,杏子と結子がいた。「お帰り,紗奈。」結子
暁 さん作 [158] -
奈央と出会えたから。<108>
『ミズホさん、今日は本当にありがとうございました。メイク道具‥‥お借りしますね。』あたしは、ミズホさんからお借りしたメイク道具をカバンの中に入れたー。『うん。奈央ちゃん。あたしは、まるで自分のコトの様にワクワクするの!!明日は今日の要領でバッチリキメた奈央ちゃんを、思いっきり聖人に見せつけてやるのヨ!!』自分のコトの様に喜んでくれるミズホさんは、最強の味方だと思ったー。『はい。それじゃあ、また明
麻呂 さん作 [696] -
二人のBourbon
『痩せたら、連絡するから。』その言葉を少しだけ、信じてみたかった。一つ年上? そう思ってた。加代と言う名前も源氏名だと。再会の日から加代は佳代とかわった。佳代が二杯目を飲み干す前に、俺の三杯目をマスターが入れてくれた。佳代の好きな花を知る前に佳代の好きなケーキを知る前に、Bourbonが好きな事だけ、理解出来た。JazzがBGMとして気持ち良くなる頃『ミッキーマウスは嫌いじゃないですか?』佳代は
ブルース さん作 [140] -
奈央と出会えたから。<107>
* * * * * *“あたし改造計画”は、無事終了したー。『奈央ちゃん。もう6時過ぎてるわよ。』ミズホさんが、そう言ってくれるまでーあたしはー時間のコトを、すっかり忘れていたー。『えっ?!もう6時過ぎちゃいました?!ミズホさん、あたし‥そろそろ帰ります。』お母さんーもう帰ってるよねー。『まだいいじゃんって言いたい所だけど‥‥。奈央ちゃんをあんまり遅い時間までお借りしてちゃ、聖人に怒られると思う
麻呂 さん作 [659] -
今、恋してる… [9]
2ゲーム目に入ると、一郎の調子が明らかにおかしくなったのがわかった。投球フォームが1ゲーム目とは全く違っていた。驚き顔になりそうだったが、かっこいいところを見せるために、爽やかな顔を崩さないようにしていた。するとボウリングのほうも調子が上がり、結果的に俺が1位になった。ゲームが終わり、隣のレーンを見ると、そこにいたのは全く知らない人達だった。「由紀」達は俺の気づかぬうちにいなくなってしまっていた
ラク さん作 [187] -
今、恋してる… [8]
走って行ったので彼女達よりも前に着くことができたが、いつまで経っても彼女達がレーンに現れない。先に始めて待ってようと思い、周りを気にしながらも俺達はルールを決めてゲームを始めることにした。今日は彼女の近くでいいところを見せたいと思った。だが、俺はあまり一郎に勝てたことがない…。1ゲーム目の後半、やはり一郎が一歩リードしていた。隣をふと見ると、空いた隣のレーンに人がやって来た。俺は驚いた。隣のレー
ラク さん作 [180] -
今、恋してる… [7]
第一章? 〜見栄〜今俺は恋してる。由紀に…。俺は大学に入ってからずっと恋してる女がいる。同じクラスの「由紀」だ。初めて見た時から、あの可愛い格好に一目惚れしてしまった。だが、彼女は俺のことを知らない。彼女に近づこうと毎日いろいろと試みているが、最近はあまり近づくことができていない。彼女に一番近づけたのは、確か1ヶ月前のこと。俺のクラスの前の廊下で、隣のクラスの亜美と沙織が「由紀」をボウリングに
ラク さん作 [199] -
一人の部屋
君が出て行ってからもう半年が経つ少しは傷も減ったけど何処か物足りない君が残して行った物を捨てる時情けないけどやっぱり寂しくて泣いた君が使っていた歯ブラシ君が気に入っていたグラス君が使っていた膝かけあの頃当たり前のようにこの部屋に存在していた物が宝物のように感じて何度も躊躇ったまだうまく慣れない一人の生活に一人の空間に鍵を差し込んでこのドアを開けたらその先には君が居て『おかえり』って笑ってくれるよ
ふく さん作 [165] -
25歳の男のカッコ悪い片思い。
俺は25歳。やりたい事があって上京して三年目。隣の携帯のバイブの音が聞こえる位、壁の薄いボロアパートに住んでる。 先月、二年間通ってるスクールの受け付けの女の子に、ずっと好きだった事を伝えようと思って、紙に電話番号と「仕事終わったら連絡下さい」って書いて渡した。だけど連絡はなかった。寝れない夜が続いた。携帯が鳴るたんびに「もしかして?!」とか思ったりした。けど、結局彼女からは連絡のないまま三
シュレーディンガーの猫 さん作 [147] -
一輪の花
公園に咲く一輪の花雑草に紛れて咲くその花は強く逞しく大地にしっかりと根を這って生きている小さいけれど何処か健気で風に揺れる姿が美しい何だか君に似ていて君を思い出して切なくなる『私は大丈夫』いつも君はそう言って笑った受話器から伝わる声に君の強がりを感じる表情は見えないけど本当は寂しい思いをしていることも分かっている『きっと待つことよりも待たせる方が辛いから』君の優しさから孤独な思いが伝わるその言葉
ふく さん作 [128]