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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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昼休みの青(ブルー)。
水のないプールはさびしそうに空っぽのクチをおおきくあけて空が泣くのをまっている水のないプールはかなしそうだから空っカゼがおちばといっしょにほんのすこしだけアタマをなぜてあげるだから私はこつんとイシコロをけるだけ私はひとつ溜め息をつくだけ。閉じたままの昼休み。空の青に泣きそうだ。
tomio さん作 [433] -
この窓から君へ。
お別れのとき、困らせてごめん。無理も言ったねそれも、ごめん。君に沢山もらったね。ありがとう。何かあげられたかな?だといいな。今ならね、ふたりの思い出を抱きしめられるよ。時々ね、君の笑顔を想います。全力で生きてる君を想います。そして相変わらず君が好きです。それはきっと未練じゃないよ。もっと強い別の気持ち。今夜は寒いね。どうか、お体には気をつけて。
tomio さん作 [435] -
男と女とSexと
愛する人と手をつなぐ幸せ愛する人に抱きしめられる幸せ愛する人とキスする幸せそれがどんなに幸せなこてか全部わかる。だけど、Sexだけはわからない。抱きしめられて、キスをして、あったかい気持ちになって……でも、次の瞬間…サッと血の気が引き、体と頭が冷たくかたまる。目の前の男は別人のように機敏な動きをはじめる。あったかくてほんわかした空気をぶちこわす。男の手がカサカサとゴキブリみたいに私の中に入ってく
ニャン子 さん作 [1,130] -
アイツ
頭がいいアイツ現実味のあるアイツ容姿がいいアイツ私のこと好きと"見せかけた"アイツ頭に浮かぶのはアイツのことばかり。他の人に乗り換えようとしても、必ず浮かぶあなたのイニシャル。消せないアドレス。毎朝チェックするアイツの運勢。あいつに似合いそうな服。アイツが好きと言っていた歌手。欲しがっていた本。口癖。言葉。優しさ。全部が大切すぎて、壊したくないよ…アイツが忘れろと言ったことさえ、鮮明すぎてさ。あ
なお さん作 [272] -
また会おう
あなたに振られて安心した愛していたけどどうしようもないくらい愛していたけどやっとあなたを想い続ける苦しみから解放されたあなたを忘れられるかあなたを諦めきれるか保証は無いでももう充分想いを受け止めてくれなかった事であなたの事をこんなにも愛していたとゆう想いに今更だけど気付かせてくれたこれ以上状況が悪くなる事はないだからやり遂げたとゆう充実感と安心感で肩にずっしりと乗っていた荷物がすっと私から失くな
ふく さん作 [172] -
バレンタイン
最初は小6。好きな人にチョコをあげたくて、用意していた。学校へ行くと友達が先に渡していた。私のランドセルにしまったチョコは妹のおやつになった。次は中2。初めての手づくりで、初めての彼氏に渡した。料理もおかしも、作ったりするような性格じやなかったのに…去年の今頃初めて迷っていた。友達のままでいるか、それ以上になるか…友チョコでいいかなって思ったけど、君への想いはそんなんじゃなくて…だけど仲良くなり
さき さん作 [306] -
腹黒い女
私は自分で腹黒いと思う。自信満々に言う事じゃナィけど、腹黒い。だって、ァタシ!ナルシストだしぃ、鏡だって1時間みてられちゃぅ。心のどっかで、ブスとかデブを見下してるしね!「今の時代はさぁ、ちょっとポッチャリくらぃが男ウケぃぃんだからぁ。」デブは【ぽっちゃり】をかなりポジティブに受け取ってる…って言いながら100%オレンジュースをガブ飲みして、「最近、炭水化物は夜抜いてるの」デブにとってジュース
あかね様 さん作 [204] -
学校の屋上の警察署 ―針女4―
「助手じゃあ無い!高村真奈だよ!!」真奈は手を引っ張られながらそう訴えた。「ハイハイ、真奈ちゃん、行くよ。あっ俺佐藤法律、法律と書いて“ロウ”と読むんだ。よろしく」警察署の扉を開けたらさっきまで真奈が居た屋上の貯水庫の裏側に出た。「さて、俺は南舎を捜すから真奈ちゃんは北舎をよろしく、針女を見掛けたら、心ん中で“佐藤法律”って叫んでね。」そう言うと佐藤は跳んでった。「針女ってどうやって捜すんだろう
堀キコ さん作 [448] -
under bird?
「叶わないから、夢なんだよ」「叶わない、から……?」そっ、と言って、彼は立ち上がった。「一生懸命努力して届くようなもの、今1%でも可能性のあることは夢じゃない。本当にそうなりたいけど、なれるはずのないこと。そういうものが夢だと俺は思う」彼は部室の窓から空を見た。「ありきたりな例えだけど、夢って星のようなものだと思うんだ。どんなに頑張っても届かない、でも、なんとかたどり着きたいっていう魅力のあるも
三島凪 さん作 [113] -
ハートビート
コーヒーを啜る音だけが響いた。ベッドの横の白い円形のテーブルを挟んで僕と彼女が座っている。カーテンはピンク色で女性らしさが際立っている。彼女が容れてくれたドリップ式のコーヒーは挽き立つ香りがしておいしいと思った。しかし彼女は俯いて黙ったきりだ。沈黙を嫌った僕は切り出した。「おいしいね」僕の言葉に彼女は小さく頷いた。しかし彼女は俯いて視線を落とした。どうしたの?と聞こうとして言葉を飲み込んだ。これ
豪徳寺 涼 さん作 [76]