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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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初恋24-2
「はい、どうぞ。」ダイキが玄関を開けた。「おじゃましまぁす。」家の中は静まり返っている。「誰もいないから気使わなくていいよ。」ダイキがちょっと淋しそうにほほえんだ。「俺の部屋そこだから。」ダイキの部屋に入ると、男の子の部屋だなぁ〜って感じがした。「散らかっててごめんなぁ!これでも掃除はしたんだけどさ。」「ううん。なんかダイキの部屋って感じがする!」「俺の部屋だし!」軽く私の頬をつねってダイキが笑
エリ さん作 [165] -
初恋24-1
夏休みが近づくと、サチコがみんなでディズニーランドに行こうと言いだした。みんなが賛成すると、サチコはあっという間に段取りをすませてくれた。夜行バスで行くことが決まり、日にちは8月2日。サチコは何をしても手際がいい。すごく頼りになる。来月の今頃はディズニーランドに行くのかと思うだけで楽しくてしかたない。そのことに気をとられて、期末テストは散々な結果になり、追試決定になってしまった。「じゃあ、俺が教
エリ さん作 [165] -
甘えん坊ですが…
私の好きになる人や、仲良しの男友達はみんな妹や弟のいるお兄ちゃん。本物のお兄ちゃんが二人いて、末っ子の一人娘、そんな私。甘えん坊と言われようが、時にはワガママと言われようが、もう直らないんだもん、この性格は。甘え上手、たまにこう言われるけど、よく解らない。だって、出来ないから、やって。解らないから、教えて。ねぇ、ねぇ、ねぇねぇねぇ…こんな子は嫌いって人、そりゃいるでしょう。でも、甘えさせて、頼ら
ゆき さん作 [765] -
奈央と出会えたから。<71>
* * * * * *『木下。何故此処へ呼ばれたのか分かるな?!』渋川は、あたしの顔を見るなりそう言ったー。『はいー。』『昨日、休み時間の間に、北岡と二人で教室を飛び出したそうじゃないか?!』ほら来たー。『お前も知っているとは思うが、北岡の行動には常に問題が付き纏っているー。』だから何だってのよー。『実は北岡はな、心臓が弱くて、お前達より二年年上なんだー。』知ってるわよ、そんなコトー。『それで引
麻呂 さん作 [914] -
ファニーベイビー?
「待ってよ、岡田さん!」振りかえるとポールが追いかけてくるのが見えた。私はそれを無視して歩きだした。しかし、すぐ追いつかれてしまった。「悪かったよ、その…君を笑い者にするつもりはなかったんだ。」「もう、いいです。どいてください。」「どいたら君は家にかえるんだろう?」「当たり前でしょ?私が帰るのになにか文句あるの?」「コートも着ずに?」ポールはそういって私のコートを差し出した。私はひったくるように
スカーレット さん作 [149] -
ファニーベイビー?
「現代のクイーンズイングリッシュって何よ?」「えぇ?そうだねぇ…例えばほら…。」ポールは憎らしいくらいハンサムな顔を私にむけた。「例えば、そう、……ビートルズとかね。」一同大爆笑。インテリ気取りは自分の膝をバンバン叩いて大笑い。バーバリーも上品にしようとつとめているけど、顔をひどく歪ませて笑っている。私は侮辱されたと思い、顔が真っ赤になるのを感じた。あぁ、もう、なにもかもくそったれだわ!「私、帰
スカーレット さん作 [113] -
ファニーベイビー?
「あなた、シェークスピアぐらい知ってるでしょう?」バーバリーが信じられないという様子で言った。「もちろんよ。」私はようやく、死にかけのじいさん先生が、ぼそぼそと消え入りそうな声で、シェークスピアについて講義したのを思い出していた。「でも、あんなカビのはえた英語の時代劇なんて、正直ゴメンこうむりたいわ。」一同沈黙。「ねぇ、…」マリークワントがまるで未開の人間に話し掛けるように言った。「あなた大学で
スカーレット さん作 [113] -
remember the one's first love
ずっと一緒だよ・・・あの時、君に伝えたこの気持ちは何処へいったのだろう・・・・・白い雪が降る中君との思い出が残る公園の前でふと足が止まった。 君と別れてから何日、何ヶ月と過ごしたのだろう・・・・ 「和也」「なに?」「今日何処行くの?」「奈央のいきたいところに行く!」 この会話から始まり行き先も決まらない俺たちが来る場所はいつもこの此処だった。「いつも此処だよね・・・」そう言った奈央の言葉をどれだ
コロコロ さん作 [143] -
ファニーベイビー?
「まぁ、優しいのね、沼田君って。」マリークワントがすかさずお世辞を言う。「いや〜女の子にお金ださせるなんて、まともな男じゃないよ!シャイロックなら別だけどね。」「う〜ん、頭がいい人はいうことが違うのね。」この時私はそうとうお酒が回ってた。シャイロック?シャイロックって何よ?もしかしてシャーロックのこと?私は何を隠そう、大学では英文学専攻で、シャーロックホームズの大ファンなのだ。【名探偵コナン】の
スカーレット さん作 [142] -
ファニーベイビー?
「とくに明宮君って、どこかのホテルチェーン社長の息子らしいわよ。しかも、彼とびっきりハンサムだし♪」バーバリーは私が敵にならないのに安心してか、興奮してまくしたてた。あぁ、私の8時間にわたる苦労がバーバリーやマリークワントの引き立て役なんて…。神様のばか…。あぁ、もぉ帰りたい!でもせっかくお金払うんだし、うんと食べてやる!開き直ってばくばくと唐揚げを食い、お酒を気分が良くなるまでうんと飲んだ。「
スカーレット さん作 [99]