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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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奈央と出会えたから。<70>
『だけど、これだけは信じてくれ。俺は偽善者でも何でもないー。』そう言って、北岡はあたしのおでこに軽くキスをしたー。『理屈じゃねぇんだよ‥。俺はお前が‥たまらなく‥めちゃくちゃ大好きなんだよ!!何度も言わせんな!!照れるだろ!!』そう言った北岡の声が大きくてー公園中に響き渡っていたー。さっきの子供連れの若いお母さんが、あたし達の方を見て、ニコニコ微笑んでいたー。あたし達は真っ赤になって顔を見合わせ
麻呂 さん作 [827] -
奈央と出会えたから。<69>
『じゃあさ、あたしがユカに何をされたか‥北岡君は知ってる?!』またもや意地悪を言ってしまったあたしー。だってそうじゃんーあたしが入学以来、クラスメイト達から受けて来た様々なイジメの数々は、全てこの“秋田谷 ユカ”の計画によるものだったのだからー。『全部知ってる。俺はこの通り学校にあまり来てなかったから、後からクラスの連中に聞いたりした部分もあったけど‥。』北岡は淡々と答えたー。『なら‥‥北岡君も
麻呂 さん作 [801] -
奇跡(下)
初めて小野瀬さんの車に乗った。無駄なものはない小綺麗な車内。相変わらず緊張の糸はピンとはったまま。猛烈に口が渇く感覚だけが私を支配する。体の右側だけが熱く硬くなっているのがわかる。「あのさ… ちょっと休憩付き合ってくれる?」 確かそんな台詞だった。その言葉に小さく頷いて以降、特に会話をかわしていない。まったく事態がのみこめない。ない唾を必死に飲み込んでみる。次の瞬間緊張の糸を切ったのは彼だった
にゃん子 さん作 [483] -
ごめんの返事
必ずごめんって言う。私のわがままにもごめんって答える。寂しい思いさせてごめんって言う。やきもちやいたときもごめんって言ってくる。何かした?ごめんねわからないのに謝る。ごめんが返事のように聞こえてくるんだ。本気で悪いとは思ってないんだなって受け取る。だけどごめんに意味はあった。私ジャマだよね?ごめんね。明日もがんばろう☆おやすみ☆このメールに、ごめんなって返ってきた。なんだジャマだったのか…ごめん
さき さん作 [273] -
奇跡(上)
待ちに待った週末にもかかわらず、急な呼び出しで時間外出勤…。憂鬱。社内には、私を呼び出した上司と、私、それから… あの人!?私より8歳年上で仕事のできる小野瀬さんだ。職場では、自分にも厳しく他人にも厳しい怖い存在。しかもとにかく口が悪い。そのルックスを除いたらただの鬼じゃないかと思う。数えるほどしかかかわったことはないが、鼻で笑われたことと嫌みを言われたことしかない。なんで今日出勤してるんだ!?
にゃん子 さん作 [469] -
Stay love4
恵美が、ドアを開けるとそこには、ツアー客の岡崎友里がいた。友里は、夫の孝弘と共に今回の旅行に参加していた。「どうしたんですか?」恵美が尋ねると、友里は泣きそうになりながら、「夫がいないの!」と、叫んだ。涼子と恵美は顔を見合わせた。恵美は、友里を部屋へ、涼子はフロントへ向かった。ここで、男達が行く所は検討がついていた。フロントから聞いた場所に行くと、案の定孝弘はいた。、「奥さんが捜してますよ」半
冨 富美 さん作 [91] -
思い出の香り
人には消したくても消せないものがあるらしい…それは“思い出の香り”であるこの香りは思い出が強いほどその人の側から離れないらしいこれはそんな“香り”に導かれた二人の男女の物語である
ヒロ さん作 [94] -
奈央と出会えたから。<68>
あたしの横でケラケラ笑っていた北岡は、やっと笑いが治まると、あたしの一番聞きたかったユカとの関係について話してくれたんだー。『俺とアイツは、幼馴染みなんだ。つい最近までは家が近所でよ。アイツの家は裕福で、小さい頃から甘やかされて育って来たから、性格的には、かなり偏ってると思うぜ。』そう言って北岡は、前髪を掻き揚げたー。フワッと心地良い風に、北岡の長めの前髪が舞い上がるー。知らなかったー。北岡とユ
麻呂 さん作 [724] -
二人でいる孤独感
あなたと二人でいる時何故か満たされない私の気持ちがどんなに満たされていても必ずそこに幸せがあるわけではない不安があるから頑張れるけれど疑い始めればきりがない信じる事の難しさ幸せで満たされる事の難しさ心が一つにならなくて苦しくていつも孤独を感じる言葉では愛を告げられるけど心の中までは覗けない温もりもない今にも崩れそうな薄っぺらい愛しかない一人になればあなたがいない寂しさで満たされるだけどその片隅に
ふく さん作 [139] -
バカップルでごめんなさいっ☆
「なぁ、里香。あれとって。」「日誌?あぁ、はい、玲。」私たちは、学校公認のカップル。同じクラスで席も隣という、恵まれた環境の中にいる。「なぁ、あいつ誰だっけ?えーっと…」「長峰先生?いないっぽいよ!今日は自習だってさ♪」「まじ?やった☆」------------「りかぁーっ♪♪」「愛〜♪さっ!お昼食べよ…☆」いつもと変わらぬお昼の時間!親友である愛と一緒に、お弁当を取り出す。「思ったんだけどさぁ
なお さん作 [318]