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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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遠距離恋愛?
私はとっさに目を反らしてしまった『目を反らさないで』「え・・」私はもう一度和の方をみた『あさって帰るんだけど今日でもうはると会えないと思うと寂しいな』これはほんとか・・うそか・・いや、社交辞令だたった三日で・・いやいや、どうだろう返す言葉に詰まった・・「あさってなら明日も会おうと思えばきっと会えるよ」『明日は接待だから終日空いてないんだ俺。あさっては朝一の飛行機で東京に戻るから今日が最後なんだ』
にぃる さん作 [195] -
彼女の過去を愛せますか?
じめっとした空気が人の気持ちを後ろ向きにさせる6月。重苦しい表情の女が産婦人科の待合室で涙を目に浮かべて座っていた。『高芝さん診察室へどうぞ』看護士の声に女は錘に繋がれたような腰を上げた。診察台に座り、見たこともない医療器具を見て、女はいまから自分が犯す中絶という罪を必死で否定していた…ガチャと扉が開き、痛々しい表情を浮かべ、涙が止めどなく流れ、これから先重たい十字架を背負うこととなる22才のア
I さん作 [286] -
遠距離恋愛?
和のために何かしなきゃという一心で自動販売機まで駆け足で行ったお茶とコーヒーどっちがいいのかな・・お酒のんだからお茶かな・・ちょっと考えたが、そういえば抹茶オレのんでたし甘い飲み物は大丈夫だから缶コーヒーにしよう私も同じものを選んだ自動販売機から缶コーヒーをとり、カバンに入れ足早に公園へ戻った『どうした?なんかあった?』「はい」和に缶コーヒーを出した『これをわざわざ買いに行ってくれたの?気が利く
にぃる さん作 [154] -
遠距離恋愛?
店員が金額を書いた紙を和へ渡した。いくら誘われたとはいえ、払う素振りくらいみせないと・・と思い慌ててカバンに手を入れ財布を出したすると和が『今日はいいから』と言って店員にカードを渡した私は心の中でよかった・・・と正直安心した会計がすみ、店を出た「ありがとうございます。ごちそうさまでした」わたしがそう言うと『じゃあ散歩しよう』と言って歩きだした。ホテルの場所が都会のため、街は賑わっており、休みとあ
にぃる さん作 [175] -
依存する恋はやめた
最近ようやく一人の時間を満喫出来るようになった。男に合わせてばかりで生きてきたからな。食べ物、洋服の趣味、見るテレビ番組…ことごとく相手色に染まる。要するに自分がない。合わせているのではなく、相手が好きだというものが世界一としか思えなくなってくるから不思議だ。他人の話だと、何をバカな事を!と思えるようなことも、当事者になると全く客観的に見えなくなる。恋は盲目…良く言ったものだと思う。何回か、そん
ゆき さん作 [455] -
奈央と出会えたから。<63>
“木下‥。絵上手いんだな‥。”“これは凄い才能じゃん?!”思わずジワッと涙が出そうになったー。辛かった‥。その優しさが辛かった‥。北岡君‥。あなたの心の中にいる人はーユカなんだね‥。『んー。やっぱ木下の将来はアーチストか?!』そう言って隣の席に座る北岡が笑ったー。そんなに優しく話し掛けないで‥。『ん?!‥木下?!』北岡があたしの顔を覗き込み、返事を待つー。『どうした?!木下???』もうあたしに構
麻呂 さん作 [859] -
『つっちゃんが恋をした。』7月20日?
「どうしたの?まどかちゃん。今日は一人で来たの?」会場に入ると、職場の先輩である百合さんがお客さんと一緒に下着の色を選んでいるところだった。百合さんは私に気付くとこちらにかけよってきた。「いいえ、今日は妹を連れてきたんです。」「どこ?」「あれ、今一緒にいたんですけど。」扉を開けると突っ立っているつっちゃんがいた。つっちゅんは誰かから来たメールの返信に一生懸命だった。「もう、つっちゃん早くしてよ!
スゥ。 さん作 [297] -
弟2の人生。?
『アタシ…‥妊娠したの!!子供できたんダヨ。アタシのポッコリお腹は太ったわけじゃなかったね(笑)』返事を聞きたくて何度も、何度も彼に言う。『ねぇ!いい加減にして』…何も答えてくれない。つい1時間前に彼は電話で『そっち行くから待ってて』と言った。彼は目を開けない。口も開かない。息もしていない。来る途中で事故にあい彼は…‥・。彼の声を聞くことはもお二度とない。子供ができたことをどお思っていたのか
きゅ〜 さん作 [326] -
恋しました。
目を覚ますと、真っ白な天井が見えた…周りを見渡して見ると、窓があって、カーテン…そして私は、ベッドで横たわっていた。私は、重い体を起こし、今の状況を整理した。ここは…ここは病院だ。その時、ガラッとドアの開く音がした。その場に目をやると、あの彼がいた…彼は、一歩ずつ私の方に向かってきた。『大丈夫?気分はどう?』彼は私に言った。今だに何のことだか分からない私に、彼は事情を話してくれた。どうも私は、電
さやか さん作 [608] -
奈央と出会えたから。<62>
* * * * * *始業式から一週間が過ぎたある日ー。北岡は、学校へやって来たー。クラスメイトの中に北岡の病気の事を知らない者は居なかったー。数日前にユカが全てを語ったからだー。『お〜っす。』北岡はそう言うと、ぺちゃんこのカバンを自分の席に置き、椅子にドカッと腰掛けたー。久しぶりに見る北岡の姿に、クラスメイト達の視線は集中したー。あたしはいつもの様に、自分の席に座り、好きな絵を描いていたー。北
麻呂 さん作 [772]