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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • sound of you 57

    私は突然の出来事に驚き硬直する。綾川くんが手を握ってる。ここはバス停で他にも生徒がぞろぞろと集まってきてる。私たち二人の繋いでいる手はみんなに見えない位置にある。心臓が手に移動したみたいに、血流が早くなった。「ど、どうしたの?」私が聞くと、綾川くんは答えずにさらに強く手を握った。しばらくすると「ごめんね」と言って手を離された。ちょっと名残惜しかった。「俺今からヤスさんとこにレコード借りに行くけど一
    フラン子さん作 [441]
  • sound of you 56

    綾川くんは膝に肘をつき軽く両手を合わせて前かがみの状態で座った。「今日用事ある?」綾川くんが覗き込むようにこちらを向いた。バチッと目が合ったものの恥ずかしさですぐ逸らしてしまった。そのまま下を向き「ない」とだけ答えた。「そっか。」私は綾川くんに対して「あの子らとカラオケ行くんじゃないの?」「なんでバス停に来てるの?」と、いろんな質問が思い浮かんだが、なんだか彼女でもないのにそんな質問しちゃだめな気
    フラン子さん作 [312]
  • sound of you 55

    「菜々子!今日カラオケ行かない?」帰りのホームルームが終わり、カバンを持った梨沙子がこちらに来る。「んー…、やめとく。ちょっと用事あるし。」「そっか。じゃあ彼氏と行ってくるね。じゃね。」「あー、いいなー。」梨沙子に手を振りながらホントに心からそう思った。ガタン私はカバンを持ち、いつもは「じゃあね」と綾川くんに挨拶するが、その日は顔が引きつったままだったので挨拶せずにそのまま教室を出た。やっぱり挨
    フラン子さん作 [312]
  • sound of you 54

    もともと格好良い男子が少ないこの学校。眼鏡をかけなくなってから綾川くんのモテまくりの日々が始まった。加えてDJしてるなんてバレたら…もっとモテるに決まってる。綾川くんはいつも一人で本を読んでいた昼休みも、女子に呼び出されて教室にいない日が多くなった。それにせっかく学校で話せるようになったのに、今度は話せる時間がない。「充くん、眼鏡かけないほうがいいよー!かっこいいのにー!」「あー、ありがと。」「笑
    フラン子さん作 [321]
  • sound of you 53

    みんなの綾川くんに対する態度が180度変わった。とくに女子たち。綾川くんが遅刻してきた日、教室内は絶叫に近いほど黄色い声が飛びかった。その日から休み時間になると別のクラスからも綾川くんを見に女子たちが廊下に群がる。綾川くんがチラっと廊下を見れば、「キャー!ほんとだ!イケメン!!」と騒ぎだす。私たちをからかっていたチャラ男たちもすっかりおとなしくなった。私は自分だけが知っていた秘密がバレてしまい、ヤ
    フラン子さん作 [336]
  • sound of you 52

    それから綾川くんと学校でも話すようになった。しかし、周りの人たちをそれをからかい、『槇原菜々子はブサイク好き』、『綾川充は槇原菜々子に催眠術をかけている』等々いろんなアホらしい噂が流れ始めた。私たちは付き合ってるわけでもないのに、友達として話すだけでそんな風に思われる。それに私だけを悪くいう噂ならまだ許せるが、綾川くんを悪くいう噂の方が圧倒的に多い。綾川くんは「んー、仕方ないでしょ。」と軽く許すが
    フラン子さん作 [314]
  • sound of you 51

    クラスの数人がこちらを見て不思議そうな顔をしている。私と綾川くんが話していることに驚いているといった様子だ。「……あ、ごめんね。」周りにDJミツルのことは内緒にしておかないといけないのに、私ったら年越しイベントの日のことをベラベラと話そうとしてしまった。私はササッと前に向き直った。「……や、俺はいいんだけどね…」やっと聞き取れるほどの小声で綾川くんが私の背中に呟いた。「…ク、クラブのことバレないよ
    フラン子さん作 [319]
  • sound of you 50

    年が明け、3学期がスタートした。「あけおめ、菜々子」「あ、梨沙子。今年もよろしくね。」「ちょっと彼氏のとこ行ってくるねー」そう言って梨沙子は隣のクラスへ行った。私は自分の席に座り、カバンの中身を机へ入れる。綾川くんはまだ来てない。年越しの夜。ライブ会場に戻ったあと、すぐに綾川くんは他の人に囲まれてアンコールに答えてステージに上がったままで、私は結局お姉ちゃんと将樹さんと帰った。そういえば、手つない
    フラン子さん作 [305]
  • あたしの貢ぎ癖30

    最初で最後のあたしのわがまま…一瞬でいい…愛のあるキスをしてと願うキミの使うキスは何かをねだる時にしか使ってくれなかったから。バカな男を愛したバカな女の……こんなに好きなのにキミはあたしを愛してくれないどれだけ泣いてすがってもキミはあたしを抱いてくれないねぇ……あたしは何を買えばキミを手に入れるコトができたのかな?
    アリサ さん作 [394]
  • 僕とキミ〜5〜

    弁当を食べ終えた僕は屋上へと足を運んだ。昼休みの屋上と言えば、カップルがいたり、不良にカツアゲされてる奴がいそうなイメージだが、うちの学校はそんなのとは無縁らしい。誰もいねーし!と叫んでもいいくらい静かだ僕はいつもの場所に向かった。貯水槽の端にちょうど座るのにいいところがある そこが僕のお気に入りの場…「あれ?鹿島君じゃん どうしたの?」どうやら先客がいたようだ「…そこ、僕の場所なんだけど」する
    ふーみん さん作 [349]
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