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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • MARIA〜人魚の恋〜(3)

    友達がいない…マリアはそれでも良いと思っていた。『わたしにはシュリーがいれば良いの!』それが口癖のようになっていたのだった。二人は海上に顔を出すと周りを見渡す。人間に見つからないように。人間――この世で一番恐ろしく、汚い生物…。マリア達は小さな頃からそう教え込まれていた。本当は海上に出るも危険がある為、禁止されているのだが…興味本意に一度出てしまうと、探険しているようでやめられないのだった。マリ
    じゅりあ さん作 [156]
  • MARIA〜人魚の恋〜(2)

    「やっぱりミールが一番よね!」「そんな事ないわ。シルアの方がハンサムよ〜」「え〜、二人ともどうかと思うわぁ。私はー…」一人が話終える前に横を勢い良く通り過ぎる影。恋話に花を咲かせていたのも忘れて、三人共が通り過ぎた後を目で追った。「ちょっと〜!マリア、危ないじゃないっ!」真ん中に座っていたリリーがアップにしているお団子頭を押さえて声を荒げた。「そうよ、そうよ!」両隣に座っていた双子のメーグとメー
    じゅりあ さん作 [167]
  • MARIA〜人魚の恋〜(1)

    そこは深い海の底。シルバーに輝く大きなお城が一際目立っていて、その内一つの窓からは長い髪の女の子の影が見える。「ふふっ♪今日も艶々」ドレッサーの前で丁寧に髪をブローしている彼女の名前はマリアラーネ。年は16〜18くらいだろう。何故、彼女がこんな所で呑気に髪なんかを梳かしているかと言うと…言うまでもないが人魚だからだ。もちろん下半身は鱗で埋め尽くされている。「早く行こうマリア!」と、隣で尾びれをば
    じゅりあ さん作 [241]
  • 僕の心の中7

    12月14日彼女に面会をしに行った久しぶりに会う彼女はふっくらしてまるで健康その物だった「来てくれたんやめっちゃ嬉しい会いたかったもん」僕も彼女に声をかけた「お前ちょっと太ったなぁ」彼女の笑い声が穴のあいたアクリル版から聞こえる「でも元気そうで何よりや!もう外に出ても悪さしたらあかんぞ!」「分かってるうちそんなアホじゃないもん」短い面会時間だが僕と彼女はその時間を楽しんだ面会が終わり外に出る僕の
    とっぴー さん作 [538]
  • めっちゃ好き

    チャランポランなぁたし嘘つくあたし見栄っ張りなあたしワガママで、ぃつも自己中「思いやり」なんてわかんなぃ人に優しくなんて出来ない自分飾って、よく見せてなんかこの頃疲れちゃったでもね、そんなあたしだけどね、最近変わった見栄はんのやめた「ごめんなさい」って言えるようになった気をつかえるようになった思いやりってわかるようになってきたそぅ変えてくれたのはあなただったあたしね、最初あなたの事相手にしてなか
    あー さん作 [367]
  • 不倫の花

    ごめんなクリスマスに一緒に過ごせなくて、昨日までは一緒にいれたから俺も癒されたよ。突如と夕方に送られてきたメールに『どうしたらいいか判らない…』との文章。正直戸惑ったが、お前の幸せを望みたいから自由にして欲しい、本音は誰にも渡したくない、俺だけの子にしたい…愛してる…判って欲しい…今は無理だがいずれは迎えに行く準備はある!しかし今のお前の精神状態を見ていると正直誰かコイツを幸せに出来る奴がいない
    中村 さん作 [195]
  • 奈央と出会えたから。?

    『ハハハハハハ‥。木下さん最高!!でもね、このドリア、美味いよ。美味い。俺、グラタンとかドリア大好きなんだよね。このホワイトソース系が。』彼女に失礼かなとは思ったが、おかしくて、堪えきれずに笑ってしまった。『‥‥‥。』『木下さん、もしかして天然ボケですかぁ〜?!』俺はちょっと悪ノリしてしまった。良く小学生位の男子が、自分の好きな女の子をわざとからかって苛めてしまう心理に似ていた。『‥‥‥。』彼女
    麻呂 さん作 [943]
  • 奈央と出会えたから。?

    『出来ましたよ。熱いから気をつけてね。』彼女の立っているキッチンの方に目を向けた俺は思わず、『うぉっ‥。』‥と口走ってしまった。何故なら彼女が鍋掴みをはめた両手で支えて持って来た物はー。どっしりとした大きな耐熱ボールだったからだ。マジっすかぁ〜。俺は心の中で叫んだ。『松田君、栄養失調だから、うんと沢山食べてね。』彼女はにっこり微笑んで、俺の前にグラタンを置いた。どう見たって普通の3倍の量はあるよ
    麻呂 さん作 [938]
  • 高速バス

    帰りのバスはいつもより遅く走っている気がした。人間なんて浅はかだ。他人にはかっこいいことが言えても、実際自分のことになるとさっぱりだ。40歳を過ぎた子持ちの主婦の告白は丁度一年前になるかな。いつも恋愛したいと言っていた彼女はどっぷりと年下の男にはまっていた。辞めないとって分かっているのに、なかなかできないの。そう切なそうに笑う彼女の話をあたしは冷静に聞いていた。あたしなら辞める自信がある。そう返
    rie さん作 [105]
  • 小判 第6話

     旦那は女中を呼んで何やら包みを二つ持ってこさせて巳之吉(みのきち)と為吉(ためきち)にわたした。 「賞与には少し早いがお前達には特別だ。無駄遣いをしないようにな」 「へい、ありがとうございます」 巳之吉と為吉は二人口をそろえて旦那に深々とお辞儀をして礼を言うと懐に包みをしまってお燗を持ち出した。 巳之吉は為吉を屋敷に置いてお桔(おきち)と酔いざましがてらに少し静かな表通りを歩いていた。 「巳之
    横山三太郎 さん作 [85]

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