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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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徒桜
決して咲かない桜が この町にはある私は生まれてこの方 あの桜が咲いているのを見た事がないそれでも私は毎年 桜の季節がくると 必ずその桜の木の下に行く今年も来たけれど……やっぱり咲いていない…もう何年 通っているのだろう…この桜は本当に咲くのか…そんな時 私はあなたの言葉を思い出した「この桜が咲いたら 必ずお前を迎えに来るからな」そう言って旅だった…私はその言葉だけを信じて毎年あの桜の下に行
美桜 さん作 [115] -
同居?
<智絵side> 「お腹空いたぁ…」午前4時。あまりの空腹に目覚めてしまった。トイレを済ませ、もう一度寝ようと試みたが、自分のお腹の音で眠りにつけない。しかも、ふと、隣の拓にぃのことが気になってしまってから、余計に興奮気味だ。「さっきの夢…最高だったなぁ〜。」あたしが見た夢では、拓にぃが、泣いていたあたしを慰めてくれた。しかもを涙を手で拭いてくれた上に、キスまでしてくれ
まぃ さん作 [706] -
同居?
2人が両想いなのは幼稚園の時から…。でも、今だにお互いとも、片思いだと感じている。<拓未side>「智絵の寝顔は初めてだなぁ…。」午前2時。俺はあまりにも興奮して眠れずに、とうとう智絵の部屋に入ってきてしまった。智絵は年上の男の先輩から超人気。もちろん俺とタメの奴らも、暇さえあれば智絵の話題を持ち出している。智絵のモテるところは、まずはなんといってもスタイルの良さ。あとは、弾けんばかりの笑顔と誰
まぃ さん作 [615] -
同居
<拓未side>やべぇ…。無理だ。耐えられない。無茶だろ。好きな人と一緒の家って…家は隣同士なんだから、別に一緒にするこたぁねぇだろ。俺の気持ちを考えろよ…親父!!<智絵side> はぁ…。緊張しすぎて…寝れない。だって隣の部屋には、あたしの大好きな人がいるんだもん。お母さんも大胆だよなぁ〜。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜拓未は高校2年、そして智絵は高校1年。同じ有名都立高校
まぃ さん作 [792] -
それは、新人類による罠でした
「1人で大丈夫?」結局出てしまった電話で、第一声で言われたセリフ。「平気だよ」咄嗟に答えたものの、状況を見透かされた気がして、かなり動揺してしまっている。色んな不安な気持ちが、一気に押し寄せてきた。「ホントに大丈夫ならいいけど…」強がりを見せる余裕はホントはない…「…ホントは平気じゃないよ」…弱音を吐いちゃった。「どこにいるの?」「…家」「家解んないから…商店街の角のコンビニにいる」「…わかった
ゆき さん作 [416] -
多重恋愛24
「話したくない?」酔っぱらいはしつこく聞いてきた。「…」プツン。電話を無言で切った。そのあと何度か電話は叫んでいたが、枕の下にしまいこみ、布団に潜り込み眠った。朝、確認すると、メールが一件。『ごめんなさい』たつやからだった。意地悪な気持ちがムクムク膨れ上がる。たぶん、男を弄ぶ悪女というのは、こんなものだろうか?その日、たつやから何通もメールがきたが、そのすべてを無視した。とおるからのメールには、
繭 さん作 [277] -
紅鶴黒鶴-7
紅鶴の優しい愛の中で黒鶴は伸び伸びと舞った… 駅から、僕の家まで、出来るだけゆっくり歩いた。片山さんとの一緒の時間が幸せで仕方なかった。 家に着いて、2・3時間、勉強を教えると、僕は片山さんを散歩に誘った。片山さんを、僕の秘密の芝生に連れて行きたかったから。 芝生で、片山さんと話しをして、片山さんの好きな人が僕じゃないと知って、凄く落ち込んだ。だけど今日、告白しようと決めていた僕は、芝生から僕の
千鳥川 松三 さん作 [130] -
紅鶴黒鶴-6
黒鶴は紅鶴の優しい瞳の中で好き勝手舞い続けた。黒鶴は紅鶴に甘えていることに気が付かない… それから僕は片山さんに勉強を教える日まで、毎日が楽しかった。特に『黒田くんの部屋、早く見てみたいな〜』ってメールが来た時にはもぅ死んでも良いと思った。勉強を教える日の前に洋服も買った。母親が若い頃に、モデルのような仕事をしていたので、母親に洋服の指導をお願いした。部屋の模様替えをしてオタク度を極限まで抑えて
千鳥川 松三 さん作 [114] -
紅鶴黒鶴-5
紅鶴は黒鶴のことを見守る側に回った。本来ならば黒鶴が紅鶴を守らなければならないのに… 片山さんとメールをするようになってから1ヶ月くらいして、『ヒデとはどぅ?』ってメールを送った。別れたということが書かれたメールが返ってくるのに20分。これもかなり鮮明に覚えてる。僕は、また世界で一番幸せな奴になってた。はっきり言って、人の不幸を喜ぶなんて最低な奴だと思う。だけど、自分の大好きな人がフリーになった
千鳥川 松三 さん作 [112] -
紅鶴黒鶴-4
黒鶴は紅鶴が不安になっていることに気が付かないでいた…黒鶴が舞えるのは紅鶴の瞳の中でしかないのに… 今思うと、ヒデってかなり良い奴だったと思う。それとも片山さんが取られないって自信があったのか。分からないけど、何にせよ良い奴だ。このヒデのお陰で僕達は付き合うことになる。とは言っても、まだずっと先の話しだ。とりあえずヒデが僕達のキューピッドってことには変わりない。 その日の夜、僕は片山さんにメール
千鳥川 松三 さん作 [124]