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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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ネットな恋(1話)
肌寒くなったある日上杉はいつものネットカフェに立ち寄った。店内は静まり返り、静かな音楽が流れている。「いつもの7番席空いてます?」「えーっと、今日は‥」店員は受付表に目を落とす。「7番は他の方が使われてますね、でも他はけっこう空いてますからお好きな席へどうぞ」上杉は仕方なく3番席を選んだ。ドリンクを手にした上杉は、自分の席へ向かう。途中、7番席が気になり目を止めた。頭上が開いた個室風の席は、頭部
ヨシ さん作 [1,212] -
続 届かない手紙2
仙南総合病院 病室に、慶治と孫の真理。慶治 「お願いがあるんじゃがのぉ」真理 「なあに?」「携帯電話が欲しいじゃが...死ぬ前にいっぺんでええから、使ってみたいじゃ〜.....[幸子 「慶治さん...携帯電話では、メールと言うものがあって、文章も送れるそうです.....」〕真理 「携帯?」《携帯って?....それに、「死ぬ前」って...風邪こじらしただけでしょ〜?》「駄目じゃろか
たかし さん作 [994] -
まよいみち
冬の朝の匂いが好き。酸素に満ちた空気。夏には見れない雲。これを肌全体で感じている登校時間が私は1番好きだ。過去、現在。どんなに笑っても決して忘れられない。自分への罪なのか…中学1年の秋。私は彼に出会った。体育館でひたすらバスケットボールをシューティングしている。その後ろ姿は背中が広く、普段の何も考えていないような彼とは違って輝いていた。同じバスケットボール部に入り彼ばかり目で追っていた。厳しい先
A.N さん作 [253] -
メル友
顔も知らない性格もわからないそんな相手とメールを交換する始めは何を送っていいか戸惑い…?マークが多くなる少しずつ君のことを知り僕のことも知ってもらう僕と君がいずれ会う時までこのドキドキは止まらないけどこんな気持ちを毎日感じていたいんだ純粋に君を受けいれたいありのままの僕を見て欲しいこれから僕らはどうなっていくかはわからないけど今は毎日のメールをおもいっきり楽しもう
ふーみん さん作 [776] -
あらがい 1
人間の出会いとは不思議なものだ。何か悪戯の様な偶然に導かれ、流れる様に別れてゆく。もう一度、その悪戯で出会うなど、夢なのかもしれないが。亮と言った。私より一つか二つ年上の、痩せた青年だった。茶色い髪が汗で額に張り付いている所が今も目に浮かぶ。彼は中学卒業からこの仕事をしているらしく、道路工事も馴れたもので、随分目上の人達にも信頼され、可愛がられていた。私達が作っているのは森林を切り開いた土地を上
もね さん作 [432] -
通りがけの恋(1話)
人生でたった一度でも人をこんなに好きなれたなら‥どんなに素敵なことだろう美咲はそんな恋になるとは思いもよらなかった‥少し肌寒い日、美咲は黄色い落ち葉の並木道を秋晴れの空を眺めながら歩いていた。‥今日の仕事のミスは痛かったなぁ。でも山口課長、あんなに怒らなくても‥美咲は今日のついてない1日を思い出しながら、憂さ晴らしに誘った亜希との待ち合わせ場所へ急いでいた。広い通りに出て信号待ちをしていると、向
ヨシ さん作 [354] -
〜メル恋〜?
俺は、18歳だ。 それなりの恋したはずだった… 今、好きな人とメールしてる 片思いの人だ 一度だけデートをした 手を握った 抱き寄せた けれど、付き合えなかった 俺は、まだメールを止めようとも思わない 受験生だぞ!来年は、行きたかった東京にいるんだぞ! けれど、勉強が出来ない 今日、元カレの話を聞いた 元カレは、7ヶ月メールして会ったりして付き合った たった1ヶ月付き合った…短いって思った 彼女
カゲロウ さん作 [395] -
遠い窓?
どの窓を選ぶかは、あなた次第。。遠くの窓を見つけた。。いつも遠くに見えるだけの窓。あるとき遠くの窓がなんだか近くに見えた。覗いてはいけなかったのかもしれない。。。遠くでみていただけの窓は、いつからかあたしの憧れの窓になっていた。。近づきたい。見つめてたい。。遠くで見つめていた窓は今、あたしの近くにある。。気まぐれで、開くときと開かないときもあるけど、見つめていただけの窓を今は、自分の手で、開ける
ゆかり さん作 [118] -
最後のラブレター?
優輝、私、死ぬこととても恐れてるよ。でもタイムリミットが近づいてきているのをはっきりと感じてきます。だから、これが私からあなたへの最後のラブレター(遺書とも言えるね)なんだよ。本当はもっともっと優輝と一秒でも長く一緒にいたかった。優輝とどんなことでもいいから話したかった。神様は残酷だね。私には神様が味方してくれなかったのかな。でも違うね。私と優輝を会わせてくれたのは神様だよね。なら神様。叶わない
ゅぃ さん作 [461] -
三日月
沈んでゆく夕日を2人でみた。真上に上がってゆく月を2人でみた。温かいコーヒー片手に君と手をつないだ。寒さなんて忘れていた。後ろはネオンが光って、君の笑顔を薄暗く照らす。「大好きだよ」半年間何度も言われたけど、夜だからなのかネオンの光りがきれいだからなのかそれに照らされた君がきれいだからなのかとても新鮮な感じがして、とても恥ずかしかった。「三日月…きれいだね」そう言って、2人は同じものをみた。きっ
さき さん作 [519]