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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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幸せと不安
私は今とても幸せです。隆と出会えたから。でもね…毎日が幸せすぎて時々不安になるんだ。私は1年前風俗で働いていた。隆とはそこで出会った。客と恋するなんて思わなかった。隆が店に来たのは私が風俗を上がる日だった。最後の客…。でも私はもう限界だった。私は隆の前で泣いた。今日初めて会った人の前で。私はただひたすら泣いた。隆はとまどいながらも、文句も言わずに1時間ずっと私の話を聞いてくれた。風俗を始めて、夜
美那 さん作 [130] -
彼の恋人
泉の弟の大(まさる)は変わった少年らしい。早熟なオタク趣味で読む漫画はサブカル系に偏っていて、お洒落にも必要以上に気を遣う。それでいて成績は中の上だ。「単なるオタクはステレオタイプなセンスをしてるから、明らかにそれと分かる格好はしないのよ。モテないから。元々太い眉毛の手入れは朝飯前よ」「それじゃ、化粧品は……?」「高校入ってから解禁」みくと泉の会話を立ち聞きしていた惇は、暁の前で溜め息をつく。「
高橋晶子 さん作 [209] -
再会、そしてさよなら?
いつ頃かぁ? メールADDRESS交換してた……必ず私の誕生日にぃわぁ おめでとう?くれたねぇ。 ひょんな勢いって言うのかナ? 会ってみよっか!って事にぃなり再会した…
みぃ さん作 [269] -
ビター&スウィート
時刻は七時、男は公園でただ独りで立っていた。服装はグレーのスーツ、靴は黒の革靴で年齢は二十代半ばから後半といったところだろう。二人で手を繋ぎ歩くカップル、家族を養う為必死に働き帰って行く会社員、祝う人がいないのかただ街を放浪する大学生。街には様々な人で溢れていた。今日はクリスマスイブである、今年の冬は去年の暖冬と打って変わって十一月から肌寒くなり今月の初めには初雪が降ったほどである。そして、今年
六本松和三盆 さん作 [122] -
太陽と共に?
雄二が知らない女性と歩いていたことを、直接本人に問い詰めることもできなかった。正直に言うと恐かった。そしてこのまま続けていくのは無理だと思った。しかし今、二人の思い出のこの夕陽が見える場所に来ていることが、雄二のことを忘れたくないと思っている証拠となっていた。もう一度夕陽を見た。すでに太陽は消えかけている。私にとって、太陽のような存在だった雄二が、消えていく。雄二が消えていく・・・そして、いつか
シノ さん作 [363] -
太陽と共に?
あの太陽が雄二に見える。水平線に沈む太陽を見ながら、私は一人考えた。その光景は、まるで今の私の心を表しているようだった。太陽が水平線に消えていく様子は、私の心から雄二が消えていくのと同じように思えた。無論それは太陽のように綺麗なものではなかった。太陽はまた朝になれば姿を表すが、私の心には、雄二はもう決して現れないだろう。この場所に雄二と二人でよく来たことを思い出した。意味もなくこの夕陽を何度も見
シノ さん作 [355] -
告白作戦(1)
(注意、恋愛ですが少しふざけています)俺はいつも見ている彼女を彼女の姿を俺は中田洋介かなり女に弱いやつだけど好きな女の子ができた彼女は高杉ゆい身長が高い中学生ではめずらしい艶やかな顔をした子だとても優しい子だけどいつも友達がいなくて一人しかもイジメを受けている子だなぜ優しいとわかるかって?彼女に助けられたときになさて説明はこのくらいにして始めようまずはアドレスを聞きたいと思った仲良くなる必要があ
やす さん作 [351] -
雪の華37
お互い、一緒にいても傷つけあうだけの関係になったのはいつだったろうか? それでも離れられなかったのは何で──「お前は……口を開けば兄貴(黒峯)に似てないだったな」「うっ……だってそれは」「分かってる。だけど兄貴はあーだったこーだったって押し付けたりしなかった。俺を兄貴に重ねなかっただろ?」「私の中の黒峯はたった一人よ。聖夜も同じ。重ねるわけ……ないじゃない」 朱斐は眉を潜める。「桃実が……言っ
龍王 さん作 [952] -
いい加減にしてくれ!4
杜の都 仙台昼下がりのカフェテラスブランチをしているの男と女ここの町並みにはミスキャストな二人。男と女は共に、黒のレザースーツ。女のタイトスカートから時折覗く、スラリと伸びた、白い脚がなまめかしい。 長身の男は、目深に被った黒のニットキャップと縁がシルバーのサングラスが、センスの良さを窺えさせる。女 「シッ! みつかったかな?」男「ん?……たぶん」「いや間違ない」「さっきからこっちを
たかし さん作 [830] -
雪の華36
『本当はもっと前からお前の事──』 目の前にいる大好きな人がそう言った。こんなに真っ直ぐ見てくれるのは初めてだった。 聖夜の唇が動くのを見ながら夢のような言葉が耳に伝わる。 でも──「嘘……よ。ありえ……ない……だって……あんなに」 桃実さんにフラれた時あんなに取り乱した。お酒に逃げて我を忘れた聖夜を初めて見た。あれから少ししか経ってないのに── ありえるはずがない── 私を好きだなんて「……何
龍王 さん作 [700]