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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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冬桜 ?
4月。出会いの季節。そして、別れの季節。一週間前に咲いた桜がもう散り始めていた。なんだかな…。そんな事を思いながら冬夜はぼんやり空を眺めていた。山村冬夜(やまむら とうや)。寒い冬の真夜中に産まれたから冬夜。そのまんまの名前になんじゃそりゃとか思いつつ嫌いではない自分の名前を答案用紙に書き込んだ。高校2年、学年始めてのテスト…冬夜はずば抜けて勉強が出来る訳でもなく、しかし、全く出来ないわけでもな
モンブラン さん作 [186] -
なくしたモノ[3]
学校は思った通り清楚なお嬢様ばかり。そう、ここは女子校。「東京から来たんだって?」いきなり4、5人が集まってきた。「うん!東京ってゆってもそんな都会でもないんだぁー。」とにかく笑っとけ!勢いにまかせ話しまくった。でもとりあえず、クラスでも目立つらしいグループに入れてもらえたらしい。みんなお嬢様のわりには遊んでるっぽいし、仲良くやってけそーだ。「ピアスしてんだー!いいなぁ」お昼休み、みんなで学食で
優愛 さん作 [202] -
なくしたモノ[2]
朝食をすませ母に学校まで送ってもらう。江ノ電を横目に海岸沿いを少し走り、大分年期の入った校舎が見える。私立湘南美濃学院。私の新しい学校。「歴史のある由緒正しい学校だから、とにかくここで頑張りなさい。」車を停め、校舎を眺めながら母が言った。正直、どうでもよかった。両親はとにかく私を真面目ないい子にしたいだけ。私はそんな両親に答えるように今までだって真面目に生きてきた。塾にも通った、英会話もした。夜
優愛 さん作 [160] -
アイサナイ
両親の喧嘩。父の一方的な暴言は嫌でも私の耳まで届く。 逃げ場所が欲しい…。 死への欲求は歳を重ねるごとに増す一方であることに最近気付いた。 心に大きな闇を宿しながらも、普段は普通の女の子を演じている。 友達と笑い、恋もする。 でも、心のどこかで傷つかいようにいつも身構えてる私がいる。 恋をしても愛せない…。 愛さないように必死に自分を押さえ付けてる。 両親みたいになりたくない…なりたくない、な
ロザ さん作 [121] -
君と太陽
◇第一章:出会い◇君の隣に居れなくなってもう一年半になるね??君は今でも周りの人に太陽の様に明るい笑顔を振りまいているのかな??それとも悲しい顔をして居るの??何を見て、何を感じて居るの??私はあなたとの思い出を大事に胸に秘め,今日も元気にここに居るよ。。あなたと私の出会いは高校生の時。入学式の点呼でクラスの担任から新入生1人1人名前を呼ばれ、私のクラスはまだまだだったし、面倒くさいなぁ〜と思い
Мegu◇ さん作 [161] -
花言葉 〜プロローグ〜
ねぇっ…花言葉って知ってる?その人のイメージの花がその人をどう思ってるかわかるんだよ 私が生きてて一番好きな花言葉は「ひまわり」私の話はそんなひまわりと花言葉がおこした大きな季節だったんだ…ー
ハピナス さん作 [209] -
優しい音
『おしゃれ』まだ4時…まだ時間はある!とりあえず落ち着くためアロマを焚いた。RMKの化粧水でバッティング、MACのファンデーションを叩き込む、ブラウンのアイシャドウをベースに色をのせた、だんだん造られていく梨奈の小動物的な顔。最後に甘くなりすぎないようにチークを入れ、次はヘア…ロングヘアを器用に巻く。ゆる〜くエアリーな感じに!クローゼットを開け服を手にする、これも違う、あれも違う、部屋が散らかっ
RIA さん作 [182] -
Last Paradise
“いつまでも傍にいよう”なんて無理な嘘でも嬉しかったのこのままじゃいられない事も本当は貴方が何を選んでいるかも全部わかってるから今は強く抱きしめてて…
花 さん作 [104] -
優しい音
『デートってやつ』♪〜電話で起きた。(知らない番号)『もし…』機嫌悪く梨奈は電話に出た。『誠人だけど、ごめん寝てた?武士に番号聞いたんだけど』『マコト?』でも聞いたことのない優しい声。『梨奈ちゃんだよね、誠人、あっまこだよ』何分くらい考えたんだろ…アイツしかいないよなぁと恐ろしくなった。『何?』『今夜暇かなと思って…』『暇だったら何?』『いや?六本木のクラブでもいこうかなぁって』『いいょ、別に』
RIA さん作 [165] -
プレゼント2
確かにもう電車はなく今外に飛び出しても行くところなんてない。家までだって歩いてなんて帰れる距離じゃない。この近くで知り合いもいない。ここで朝を迎えるしかなかったんだ…。しばらくみんなで話をしていた。すると紗絵が「下の階の友達に今日中にCD返さなきゃだったんだ。明日使うらしくて」と言った。「私も行く」って言ったけど「渡したら帰ってくるから」って出て行ってしまった。それからすぐだった。三人が私を押し
理緒 さん作 [178]