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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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吊れない恋
私はいつも楽しくない一日をおくっていました翌日具合が悪くて、保健室にいった。ガチャリ ガチャン!すいません 先生いますか。いいやいないなら少し寝よっと。ん、誰かいる。布団をはいだら知らない人がいただ 誰 あなた誰なのあきらかに先生じゃないあ っあー、俺 俺の名前はー佐藤純だ お前の名前はなんつーの私は加藤礼これが私と先生の出会いどうしてあなたみたいな見知らぬ人がいるんですか。もしかして不審者
クルミ さん作 [433] -
君よ永久に
麗子と別れて二年が過ぎただろうか。麗子は完璧な女だった。貧しい家の事情から高校を出てすぐに就職した彼女だが、本当は大学に進み、素粒子物理学を専攻したかったようだ。物質の根源を突き止めたかったらしい。聡明で美しい女だった。一生懸命働き、両親を支援していた。そんなある日、麗子は職場のお偉いさんから突然プロポーズを受けた。麗子にとっては突然だったが、お偉いさんは真面目に働く麗子の事をずっと見守っていた
しんや さん作 [587] -
なぜあなたは…
なぜあなたはいつも笑ってますかなぜあなたは私を受け入れたんですかなぜあなたは私がケーキ食べてるときにニタニタ笑いますかなぜあなたはこっちが悪くても謝りますか自分が風邪になると大丈夫だと振り切るくせに私が倒れたときはなぜ仕事を休んでまで看病しますかしかも病気ってなんですか5ヶ月ってなんですか出張とごまかしてまで秘密にしなくていいでしょう手術して助からないってなんですかふざけないでください病院ベッド
もんちっち さん作 [542] -
翼 11(終)
放課後の屋上で二人は夕空を見つめていた。「妹さん?」雄二には妹がいた。だが、雄二が高校生で、妹が中学生の時、いじめを苦に自殺したのだった。「なんか最初志保里と会ったら、ダブっちゃって。ダブったって言えば、留年したって言ったろ?いじめが理由だって知ったとき中学に殴り込んで、それが問題になって、留年になった」「そんな…」「今回も俺に言わせれば里見に殴り込んでやりたいけどよ。志保里、理不尽に負けるなよ
輪 さん作 [242] -
翼 10
志保里は手すりに足をかけ、向こう側に立った。立ったというより手すりにかかとを乗せているだけだった。両手を離せば、落ちる。4階建て校舎。下にはコンクリート。「愛してるよ。雄二」「おい!?」振り向けないけれど声で分かる。「先生!!ひとつだけ聞かせて!私は遊びだった!?」「何分けわかんねぇこと言ってんだ!?今助けるから!」「来ないで!!二股ってなに!?そんな軽い話だったの!?」「何言ってんだ?二股!?
輪 さん作 [221] -
翼9
「そうか…。了承しました。明日にはあなたの学籍を抹消します」校長先生が重々しく言った。「はい」私は覚悟が出来た。先生と結婚しよう。教室で私の退学が告げられた。らしい。私は現場を見ていなかった。その日の昼休みの時間、先生は私のところへ来た。私は屋上に居た。「風邪ひくだろ」「大丈夫です」「里見さんが、ごめんて…」「…あなたは悪くないって伝えてください」先生は私が手すりの方に向き直ってから屋上から出て
輪 さん作 [183] -
◆僕らのせいいっぱい?◆
4月7日外は眩しいくらいの晴天今日カラ私も高校生だ見慣れたセーラ服その隣に並んでかけてあるブレザーに手を伸ばす。パリッとしたブラウス短めのチェックのスカート鏡に写る自分の姿が少し大人っぽく見える。「早くご飯食べないと入学式におくれちゃうわよ」 お母さんの声で我にかえる《ヤバイ?見とれてた!!笑》
SHO さん作 [196] -
翼 8
外で鳥が鳴いてる。外泊。仕事のアフターでもなかったなぁ。あったかい。掛け布団だ。「服、制服着ないと風邪ひくだろ」服?私は布団の中に潜り込んだ。「あーー!!」「っるさい!…どうした?」私は昨日の夜、止まらなくなったことを思い出した。「え…っと、ど……どうでした?」先生は朝食のコーヒーを零しかけた。「…いいから、制服」「ごめん」「俺、決めたよ」私は布団の中で制服に着替えながら先生の声を聞いた。「教師
輪 さん作 [190] -
しんのすけ
咲枝-「あ、うん。咲枝…。私は何て呼べばいい?」…-「咲枝ちゃんかぁ。俺は尚人。」咲枝-「なら尚君って呼んでいい?」尚人-「いいよ。」なんて毎回紹介されるたびマニュアルみたいな会話してる。自己紹介して番号交換してまた会おうねって。そんなマニュアル通りの会話をしてたら愛が軽乗用車のエンジンをかけ始めた。尚人-「そろそろ帰るけ?」咲枝-「あぁ…うん。」尚人-「じゃぁ、気をつけてね」咲枝-「うん。あり
咲枝 さん作 [277] -
俺たちの?
「…ヨウスケ!ホワァッザマター?」いきなりの英語発言に、意識が現実に戻る。「あー…えー…寝てました。」授業に関することでなければ日本語で返答するのが、俺のささやかなプライドであった。「ドンスリープ、ヨウスケ。」そう言うと、国籍不明の外人教師は前の黒板に戻っていった。日本語解ってんじゃねーか。心の中でツッコミを入れると、あくびを一つして窓の外の景色を見る。残念ながら今日もいい天気だった。天気のいい
モラトリアム さん作 [210]