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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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翼 7
「俺との誤解も解かないと」誤解。誤解?本当に。「先生」先生の胸から顔を離すと、目があってしまった。「誤解?」「ああ…誤解解かないと」「本当に、誤解?」心臓が早くなる。「神谷、教師と生徒だから」「で、ですよね、誤解……ですね」不意に目の前に先生の顔が出てきた。一瞬、唇が触れ合った。驚いたけれど、私はそのまま先生の唇にもう一度触れた。「っはぁ、先生…誤解じゃなくなったね」「バレたらお終いなんだから、
輪 さん作 [182] -
俺たちの?
(1)「真実の愛」とは何か?この超ド級な難問を解いた人物は、未だかつていないだろう。ある人は言う。「愛とは与えるものである。」またある人は言う。「愛はお金で買える。」さまざまな意見があるが、これこそが真実!という根拠はどこにもない。せいぜい多数派、少数派に分かれて真実の優劣を競い合うのが関の山だ。「むしろすべてが真実なんだ。」なんて博愛主義で逃げるつもりもさらさらない。真実はいつも一つなのだ。あ
モラトリアム さん作 [284] -
翼 6
「いらっしゃい。ったく、ふざけるなよ」「ごめん……なさい」「まずなんでお前の両親は会ってくれないんだ?」「ふたりとも仕事で…忙しいから」笑顔でごまかしたつもりだけど、多分通じてないあちこちにダンボールが積んである部屋に先生は住んでいた。「地元…じゃないんですか」「ああ、お前遅刻して来たから知らないのか。転勤」「そうなんだ」私はこの人の何にがっかりしたのか分からなかったけれど、ちょっと沈んだ気分に
輪 さん作 [184] -
翼 5
校長室はすごいタバコ臭くてダメだった。そこに行くまでの廊下で私は先生の手を初めて握れた。「ごめんなさい、先生。黙ってました。ごめんなさい」無言で私は先生の手にひかれていった。「前代未聞だよ。うちの学校にそんなことをしてる生徒が…」「退学だけは勘弁してやって下さい。お願いします。」「校長先生。私、退学でいいです」「神谷お前何言ってんだよ」そう言って先生は私の頭を小突いた。「っ痛」校長先生はやりとり
輪 さん作 [178] -
ごめんね。
君と出会って傷つけてばっかでごめんねすきになってごめんね毎日メールしてごめんね学校で会ってからかわれてたよねごめんね年上でごめんねいつまでも片想いですきでごめんね振られても振られても君の事が大好きなんだ。今でも君がすき
みぃ さん作 [224] -
翼 4
トイレで顔を洗ってから教室に戻ると、私の席は無かった。「あなたどこのクラス?間違ってるんじゃない?」男子は気まずそうに私を見たり、里見さんを見たりしている。先生が入ってきた。「授業始め…、神谷?」先生は突っ立ってる私を信じられないって目で見てた。「先生…」「はい先生。昨日神谷さんと帰ったってホントですか?」里見さんが声高に言う。クラス中がざわつく。「里見さん?でしたか、帰りましたけど。ちょっと待
輪 さん作 [204] -
哀しい旋律
僕には出来ない程の一途な恋彼女は一生懸命誰かを愛していた僕は相手の名前も顔も知らないただ彼女の想いは知っていた『彼』彼女はそう呼んでいたしそれ以上僕も聞かない彼の事を話す彼女の顔はとても楽しそうで幸せそうで何よりも綺麗だった恋する女性の顔あまりにも幸せそうに話す君を見て何だか僕も幸せな気持ちになれた彼女には幸せになって欲しいこの恋がどうか実りますように本気でそう思えたんだ弱音を吐かない恋する女性
ふく さん作 [224] -
社内恋愛2
その日は仕事だったので急いで帰って浴衣に着替えて、とにかく花火大会デートが嬉しかった。花火大会の後にごはんを食べる事にした。洒落た居酒屋でお酒を飲み会話を楽しんだ。私の家が近かったので歩いて送ってもらった。時間も遅かったから泊まっていって欲しかったのに、タクシーで帰るからと言われた。少しでも距離に縮めたかったのもあって、素直な気持ちでお願いを言った。それは、ぎゅってして欲しいと。言うのも恥ずかし
ちょこ さん作 [429] -
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「ごめん」僕の口癖どうしても君の嫌がることばかりしてしまう悲しそうな君の横顔が愛しくて君は僕のこと好きと言ってくれるのに僕は嫌いと言ってしまうこんなかたちでしか言えないけど本当は大好きだから僕のそばにいてね
有華 さん作 [131] -
翼 3
私が夜にしてた仕事は、自分自身以外に内緒でやってた。風俗系のバイトだからってワケじゃないけど、学校で噂されるのが嫌だった。バイト辞めさせられたくなかったから。学校退学になる方がマシだった。でも、先生が来るまでの話だけど。それなのに、先生が来た途端、バレたのは何でだろう。「神谷さん、風俗やってんだって?」クラスの裏のボスって私は勝手に思っている、里見 エリナ(サトミ エリナ)さんにベタに体育館裏に
輪 さん作 [205]