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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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only≡スタイル?
そして僕は救急車に乗せられていく女の子を見て衝撃がはしった。立つ気力さえなくなりがっくり膝を地面につき、泣き虫だった僕が昔もう泣かないと決めたのにこの時はもうそんなことでさえ忘れ泣いていた。そして周りの人の誰もがこれに気付きこんな日に…可哀相に…と思っていただろう。その事にいらついた僕は周りを威嚇するように見渡しそしてスッと立ち上がりこの場を去ろうとした。こんな日訪れなきゃ…そして僕は今までニュ
鯛 さん作 [204] -
あぁ
これからは三人、俺とお前とこいつ。作っていこうや最高の家族。初孫のこいつにデレデレなかぁちゃんにオヤジが買ってきた早すぎるオモチャ、見てるとなんか幸せ。親不孝モンの俺にできたはじめての本物の親孝行。いまならばわかるよ親たちの気持ち。心に刻んで、俺にくれた愛を、こいつに注ぐぜ。俺たちの子だから平坦な道は行けないだろうな。転んで泣いたって見守り続けようや。きっと俺たちみたいに恋愛運はいいよな。いつか
マサムネ さん作 [221] -
幼なじみの馬鹿女
ずっと一緒だった幼なじみに遂に彼女が出来た。私はてっきりソイツにとっては初めての彼女だと思っていたが、実は4人目らしい。全く知らなかった。ずっと一緒にいたのに。当たり前という発想はとても恐ろしいものだ。毎日一緒にいるから、ソレが当たり前となっていた。だから私はソイツとも付き合いたいとか思わなかったし、好きだとも思わなかった。でもソイツに彼女が出来たって聞いて、何だか無性に腹立たくなってしまった。
胡麻 さん作 [395] -
繋がれた手の温度
そろそろ都会にも慣れてきた夏のある日、疲れた顔で仕事から帰ると、寮の管理人が「高橋さん、アンタに届いてたよ」と、1通の手紙を差し出した。裏返してみると、差出人は妹。部屋に戻って早速開封したその封筒から出てきたのは、妹が書いたメモと…1枚の絵ハガキ。見慣れた文字と、鮮やかな色で描かれた向日葵が眩しい、彼女の絵ハガキだった。*5年前、僕は生まれ育った田舎町で、親父が営む小さな文具屋を手伝っていた。儲
T さん作 [214] -
オリーブ〜第三章〜
…タンタターンタタタタッタターン♪(…うっさいなぁ。早く起きろよー寝ぼすけ。) まだ眠たい眼は決まって、このセンスのかけらもない彼の着メロによって半ば無理矢理開けられる。 私は甲本ミキ。教育学科の大学2年。そんで隣で枕抱いて気持ち良さそうに眠ってるコイツは彼氏のヒナタ。 彼とは大学の入学式で知り合った。今でも鮮明に覚えている初対面。青森からお上りさんの私は、東京の大学という尖った空間と
陽和太 さん作 [190] -
片想い・18
次の日の朝は昨日よりも晴々とした気持ちで登校した。「千花☆おはょ♪」「ぁっ・・優衣。おはよ」「どしたの!?めちゃテンション低くない?」「そう?そんなことないでっ。・・・昨日大西君とどうやった?」「ん〜〜・・・うん!何かお互い勘違いしてたみたい♪もぉ大丈夫やで☆千花のおかげやわ!ありがとう〜♪」「・・・それだけ?」「ぇっ・・・ぅ、うん。そだょ」「そっか。・・・ごめん優衣。今日は優衣と一緒にいたくな
結姫 さん作 [223] -
ヤス#136
ヤス#136ヤスは驚いた。キースは母が愛したジャズ・ピアニストだ。ヤスは香織の横顔を見つめた。どことなく、写真で見た、母の若い頃に似ている。一時間程で宗像の海岸線に出た。砂浜が続いている。崎戸島は海で囲まれているが、ビーチが一つも無い。ヤスには新鮮だった。ビーチサイドにぽつんとカフェがあった。香織はハンドルを大きく回すと、そのカフェの前に車を停めた。「着いたわ」「降りて、コーヒーでも飲みましょう
チャーリー さん作 [283] -
鶯色の街2
相変わらず私が通う都会の空は狭く煙って、私を押し潰すように暗い。あの日出会った私の街の匂いがする男性から一月ほどして連絡があった。「ごはんに行きませんか。顔をださないといけない店があるんです」男性の落ち着いて丁寧な物腰に、誘いに応じることにした。オシャレなイタリアンレストラン。昔からの知り合いだというシェフ。気さくな雰囲気に安心して料理を楽しめた。そんな調子でたまに食事に連れられていくこと、数回
皐月花 さん作 [96] -
『運命』?
この時は自分でも何をしているのかが、よくわかっていなかった…ただ自分の気持ちを伝えたいだけだったのかもしれない。しかしそれは君にとっては迷惑なことだったに違いない。もしかすると会うこと自体が迷惑だったのかもしれない。何にせよその日から会うことは叶わなくなった。今では近くにいるのに遠い存在になってしまった。自分のことしか考えず君のことは少しも考えてなかった。そんな自分が本当に嫌になった。今でもあの
好きな人と付き合えない さん作 [119] -
『運命』?
ある日を境に今まで遠い存在に感じていた君が近くに感じられるようになった。あるSNSを通して再会出来たことには『運命』すら感じた。けど近付いたからといって、いつでも会って話せる距離ではなかった。それでも君のことがわかるだけでとても嬉しかった。そんな日が続いていく内にまた会って話したくなっていった。君もこの時は何も言わずに会ってくれていた。久しぶりに会えた時には本当に嬉しかった…もう会うことは叶わな
好きな人と付き合えない さん作 [176]