トップページ >> 恋愛の一覧
恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
-
君だけを(11)
井上は、合併症で癌も患っていたらしい。それも悪性の…。(何で、なにも言ってくれなかったんだよ…)私は今、井上の葬儀に出ている。周りは皆、涙していたけど。まだ、実感がない。井上が居なくなった事の―。葬儀の後、井上のお母さんに呼び止められた。井上がお母さん似だったんだと言う事を、本人がいなくなってから初めて知った。「これ、あなたに貰って欲しいの」そう言って差し出された、見慣れたスケッチブック。「え…
じゅりあ さん作 [272] -
好きってなん?(博多弁)
好きになるって…何ですか?3年前…今思えばあん時出会ってなければね…その頃、23才の俺は遊びに遊びまくったけどようやく辿りついた仕事が弁当屋さん。付き合って4年になる彼女もいて毎日それなりに幸せな日を過ごしよったその日…ちぃと出会ったね。弁当屋で店長勤めよる俺ん店に犬の散歩中に偶然来たんやったねぇ。第一印象は、身長はちっこくてジーンズにTシャツで顔にはマスク、はっきり見えん…そぶりとかで小学
ハル さん作 [495] -
紅いアクマと私08
アルは暇をもてあましていた。ジュリアが夕食を食べに部屋を出てから30分。アルは部屋を物色することしかしていない。人間というものは興味深い。初めて訪れた場所なのに、アルはこれでもか、とくつろいでいた。ここは落ち着く。そう思ってアルはベットに潜り込んだ。それから30分後。「アルー?いるー?」ジュリアがもどってきた。湯上りらしく、まだ頬は赤い。返事は、ない。「・・・帰ったか・・・」それもそうよね、と呟
星 さん作 [373] -
Last Heart #07
夜8時に盛り上がりはピークに達していた。楠木さんや村田さんとも打ち解けはじめると、こんな話題が出た。「下の名前で呼び合おうよ!」今まで女子と関わりがなかった川崎は急なことで少し戸惑い気味。「俺は賛成!」「私も構わないよ!」高宮と村田さんも賛成の様だ。こうなると俺の拒否権は0に近い・・・・流されやすい俺〇| ̄|_「俺も・・・・。」「じゃ決まり!私が真子。」「俺は(高宮)友樹。」「私、美里です。」「
石本 さん作 [481] -
鶯色の街
私の生まれた街は、日本に古くからある街で、晴れた日には山の緑と空の蒼、そして川の煌めきが眩しい。私はこの街の景色とたおやかな時間の流れに育てられた。中学、高校、大学と煉瓦造りの歴史ある校舎に学び、自由な校風は私の心のひだを豊かにそして敏感に育てた。そんな私が就職を気に大都会へと通うようになった。空気は煙り、川は濁り、空は狭い。人も忙しく流れている。慣れない私には息が詰まりそうな日々が続いたが、都
皐月花 さん作 [168] -
恋愛の境界線
「俺、割り切れますから」その言葉を聞いて、さゆは半年前に付き合っていた優也を思い出した。会ってすぐに好きになり、初めて自分から告白した同級生の優也とは、付き合って1ヶ月で別れる事になった。口べたで、2人でいると会話がもたず、追いかける恋愛を初めて経験したさゆには、当たり前に好きだと言ってくれない彼氏が不安だった。だから結果的に、大事にする事よりも大事にされたい気持ちが強くなり、優也を追いつめてし
sayu さん作 [241] -
ジャンキー 1巻
エアコンの効いた部屋で携帯の出会い系サイトを心拍数をあげながら見つめる。タイトル[上品な奥様と‥]投稿者[シンゴ]本文[既婚者でも恋ができたら幸せですよね 常識があって品のある方ならどなたでもオーケーです 年上の方でも大歓迎]あ‥見つけちゃった。見つけてしまった。彼だ。ハンドルネーム違うけど彼だ。あたしの恋人だった彼だ。悲しみと怒りが頭から胸にお腹に伝わってくるのがわかる。全身にしみわたった瞬間
Jun さん作 [181] -
おぃ
仕事が終わり、クタクタになって帰るお前の待つアパート温かいメシと暖かいお前が待つあの部屋お前には本間に迷惑かけるなでっかいお城にも住ませてやれないし白馬の王子様なんかじゃない俺でごめんなお前の夢かなり諦めさせてるよなごめんな。でも俺は俺なりに必死にやってやるから。お前は俺が幸せにしてやるから。いままでも、きっとこれからも、我慢も苦労もかなりさせてまうやろけど。だけど約束するぜ、お前は俺が幸せにし
マサムネ さん作 [564] -
幸せ?
愛里が死んであれから二年…。俺は、今だに恋が出来ないでいる…愛里の病気にきずけなかった自分が悔しくて悔しくて、許せなかった…。 そして一樹は、あの桜並木にいた…愛里と最後の別れをしたあの桜並木に……。「冬だからな…咲いてないのは当然か……。」「あの………」 急に後ろから声をかけられ振り向いた…。一樹は、心臓が飛び出るかと思った。そこには、愛里と瓜二つの女の子がいたのだ。「あ、愛里………」「あぁ
大橋水樹 さん作 [695] -
Last Heart #06
「ん?」「あー、何でもない!何でもない!それよりさ、今から暇?」今4時だぞ?まぁ帰ってゲームくらいしかすることが思いつかなかったから、「まぁ、暇だけど。」「よかった!今からカラオケ行かない?もちろんオールナイトで。」「もちろんって、オイ!」「大丈夫!店主は私の知り合いだし。宮っちと美里がいるし。」俺はふとある人物が思い浮かんだ。「深見も誘っていい?」「深見くん・・・・男女2:2の方がいいじゃん!
石本 さん作 [562]