トップページ >> 恋愛の一覧
恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
-
君だけを(6)
(あれ…咳止まっちゃった?)井上はゆっくり立ち上がると振り返り、「別に…怒ってる訳じゃねーよ…」それだけ言うとまた、背中を向けた。(なんだ…)拍子抜けしてしまう。(なんだ、なんだ〜、多分こいつ、ただの恥ずかしがり屋なだけなんだ…)「ははっ!」「何笑ってんだよ」「や、別に、ククッ…」井上が顔を赤くして睨んでる。あ〜、あの井上君が…クール振ってる井上君が、実は恥ずかしがりだとは…。(誰も知らないんだ
じゅりあ さん作 [286] -
君だけを(5)
井上は光より早く(嘘)スタンドごと隠すと軽くこちらを睨んで来た。「ゴメンって〜!」思った通りの反応だ。「ちなみにもう一つ謝るわ」この際だから言ってしまおう。「実は、昨日見ちゃったんだ☆アンタのソレ」スケッチブックを指差すと、井上は手を止めてこっちを見た。「や〜、アンタ滅茶苦茶上手いじゃん。隠すのもったいないよ」笑って肩に触れようとすると井上が口を開いた。「…んで、勝手に見てんだよ」怒ってる。「だ
じゅりあ さん作 [300] -
片想い・16(彼の音)
放課後。大西君のクラスの前に着いた。でも、まだ迷ってる。もしもまた無視されたら・・・ってか、嫌われたらどうしよう・・・。ぃゃ、もぉ嫌われてるのかな。どんどん落ち込んでいく自分がいる。うつ向いていると、自分の前に立ち止まり、ゆっくり通り過ぎて行く背の高い影が自分の足元に見えた。前を向く勇気がなくて、そのままその影に話しかけた。「・・・待って。なんで無視するの?」影が止まった。「うちのこと、嫌いなん
結姫 さん作 [318] -
2人の町
君の家のベルを鳴らした。いつもより着飾った君は僕には美しすぎるようで少し照れた。君と散歩以外にどこかに行くのは初めてだった。初めての二人での町に君ははしゃいでいた。最初は君の一歩一歩が不安で君とのお出かけを楽しむ余裕なんかなかったけど、しだいになれてくるとやっと君の笑顔を楽しめた。目の見えない君に僕は町の一つ一つを大袈裟過ぎるほど説明した。今日君との町の歩き方がわかった。そうやって少しづつ君が僕
マサムネ さん作 [326] -
会いたい《?》
どうしてだろう。私はこんなに好きなのに、あなたの目線に私は…いない。初めての恋☆好きな人が出来た。中学1年生の夏。始めは【姿を見ると今日一日は、幸せになれる!】なんて、一人で決めていた。サッカー部の先輩。副キャプテン☆後輩から好かれる良い先輩。私はこんな情報しか知らない。 彼女はいるのか?なんて考えてもいない。「きっといない!」と考えるだけ‥。大事なチャンス☆サッカー部の後輩からメルアドをもら
YUKI さん作 [186] -
不覚
屋上はコンクリートが所々ひび割れ、じめじめした嫌な感じだった。「花音!何でさけるんだよ!」ナオは花音を見ずに言った。「……なんでもない」自分でも分からない感情を説明することが出来ず誤魔化そうと花音は答えた。「頼むから本当のことを言ってくれ」さっきの声が嘘のようなナオの優しい声。「……」本当のことを話そうかで迷ったわけじゃなかった、ただ、どう誤魔化そうか、今の花音の頭のなかはそれで一杯だ。
神宮寺 さん作 [276] -
彼の心が
私が覚えていることは、いじめにあっていたということだ。3年生の頃、事故にあう前の日までいじめにあっていた。「キモい。」「消えろ。」誰も助けてなくれなかった「ごめんね。」大親友だった英実にまで見捨てられた。死にたくなった。"死にたい"そう思った次の日、私は事故にあった。「紗菜、ついに高校生だね。」「うんっ。」「ほらほら、高校生にしては子供ぽいよぉ。」「へへ。」私って1年空白だったせいか同い年の子と
茲亜 さん作 [459] -
人を好きになれた自分を褒めてあげましょう
人を好きになったとしてそれが報われなくても『人を好きになれた』自分を褒めてあげましょう「褒めてあげましょう、だってさ」「素敵ね」「フラれたらそんな事考えらんないよ、きっと」空を見上げる雲が俺らの方に向かって流れてくる明日は雨だろうか・・・。「ハギオはフラれた事ある?」鳶が上空を旋回していた「ないね。俺いつもフる方だから」「酷い男ね」「まぁね」旋回していた鳶は真っ黒なカラスとケンカしてどっかいった
セン さん作 [410] -
私の好きな人・6
好きな人に好きな人がいました。しかも……男…「はぁぁ?」家に帰りつき、そのまま部屋に直行してため息をつく。 色々ショックがあり、まだ頭が混乱している…「男の人に生まれたかったカモ…はぁ…」本日、何回目か分からないため息をつく。 自分の事を好きになってもらえそうにない…「私、女だしね?アハハ…」笑い声さえ虚しく感じる…「でも…」と、右手に持っている紙を握りしめる…「先輩とメアド交換しちゃったや…」
雪ウサギ さん作 [512] -
ただ、愛してるlove.7
悲鳴や歓声があがったとともに、女の波が一斉に、プリンスがいるらしい方に押し寄せた。や、やばい…この女の渦、この光景はあれだ。まるで、福袋の取り合いの戦いとか、スーパーで肉やらのタイムセールで戦ってる日本のおばちゃんみたい…わー友香まじで顔必死ー!あたしと桜とともは左右、前後からも押されまくって抜け出せずにいる。もう勘弁してよ〜その時、「きゃぁあ〜!!プリンスがこっち通るっぽぉい!!」プリンスのガ
きてぃ さん作 [339]