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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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夏のソラ
亮!起きなさい!。そう言われて俺はベットから重たい体をゆっくり起こした。僕は普通の高校に通う高校2年生。勿論彼女なんてものはいない。僕にとって高校生活と言うものは人生のほんの通過点でしかないと思っていた。そう…あの日までは…夏も近づいてきたある日その日も普通に一日が終わるもんだと僕は思い込んでいた。すると突然携帯が鳴ったそのメールの送り主は1年生の時同じクラスだった菜美という女の子からだった。
はま さん作 [255] -
愛したい...(24)
「ん…」鳥の声がする「あれ?…寝てたし…」結局昨日マンションの階段で泣き疲れて寝てしまったましろを担いで俺は部屋まで運んだそこまでは覚えてるけど…どうやら一緒に寝てしまったらしい「寝てる人間を1日で二回も運ぶんは結構レアやな…」なんてアホな事を考えながらしばらくぼ―っとしてふいに腕に痺れを覚えてそれに目をやった「ス―…」!?だれや?腕に頭をうずくめる女をしばらく眺めていたあ!そや!ましろや!今考
純 さん作 [373] -
私の好きな人・5
遠くで犬の鳴き声…蛍光灯に集まる虫の音…そして…先輩と私の靴の音それだけが辺りに響いている…―気まずい…―\rまず思った事はそれだった話す内容が思い浮かばない。―なにかを話さないと―\rそう思い、必死に考える。―そういえば…―\rしばらく考えて思い付く。「先輩!あの日なんで泣いていたんですか?」そう!ずっと気になってはいたが聞く機会がなかった事…「あ、それ…は」とたんに先輩の顔が暗くなる…「あ。
雪ウサギ さん作 [349] -
初恋
私は、まだ恋というものを経験してない……。 恋ってどういうこと?誰も教えてくれなかった……。 両親は、私が六才の時離婚して母親に育てられた。その母親も仕事ばかりしていた。だから私は愛情というのを知らない…。 そんな私が恋をしたのは高校に入って最初の冬…。「香織さん俺と付き合って下さい」 私は、ドキッとしたしかし今の私には、このトキメキが恋を意味するとは思わなかった…「あ、あの…わ、私…」「じゃあ
大橋水樹 さん作 [705] -
それでもこの世界が好きだから…END
私はただ悲しくて…自分が許せなくて…泣くことしか……うっ…ふぅっ…ひっく…「……!?誰か…居るの?」その時、奇跡が起きたんです。透けていた私の体が濃くなり、声もいつも以上に響いて…「あんた…いつからそこに!?」私は…美月由奈です…。「美月由奈?幽霊生徒!?」そして、やはり彼女は新聞部部員…その手にはカメラがありました。「悪いけど、撮らせてもらうよ…」…………私っ…私っ…。不意に、美久さんはカメラ
みるく さん作 [182] -
君だけを(4)
絵に見とれすぎてチャイムが聞こえてなかった私は、教室に戻ると本日二回目の説教を受ける事になった。「何やってんのぉ〜!」隣で爆笑しているサヤ。私はボケーっとして無意識に井上の席を見たが、そこにアイツの姿はなかった。(早退…?)放課後、帰る準備を済ませて教室を出るとまたもやケンちゃんに呼び止められた。「井上だがな、あの後いつもの喘息が出たそうだ。また明日、来るようだったらちゃんと謝っとけよ」「はぁい
じゅりあ さん作 [475] -
君だけを(3)
私はクセでポケットに手を突っ込んだ。「あ!!」「どした?」慌ててポケットの中を探る。「ない!」「何が?」「生徒手帳!」いつもポケットに入れてるから机やカバンにはない筈…。「落とした?」「多分…。ちょっと探して来る!」駆け出した私を見てサヤが「おっちょこちょいだねぇ」と呟いた。「どこだよ〜(汗)」通った道を辿って捜し回る。(休み時間終わっちゃうじゃん)ガラス割って説教受けるし。(あ、美術室)思い出
じゅりあ さん作 [399] -
ゲーム ?
「恋愛なんて、本気になったら苦しむ。だから、相手を好きにさせたら後は自分のペースでつきあったらいい。」そう思いながら女性とつきあう事で自分が傷つく事を避けてきた…傲慢なのか、臆病なのかはわからないが、一年以上交際が続いた例がないのを思えば、やはり身勝手なんだろう。私にとって女性とは不思議な存在だ。おそらく世の中の男性の大半が同じ想いを抱いてるのかもしれないが、安らぎと喧騒と胸騒ぎを与えてくれる。
KJ さん作 [591] -
翼のない天使
君は突然に僕のもとに舞い降りたボロボロに折れた翼に、今にも途切れそうな目の光りそれでも君は僕に願い事をたずねた僕はすぐに君にひかれたもちろん君が天使だったからじゃなくて、君が君だったからもうどこにも行かなくていいよもうがんばらなくていんだよずっとここにいて欲しいそれが僕の願いそんなことより君の願いを聞かせて僕が叶えてみせるから君のように素敵な翼は持ってないけど、僕が君の天使になるよどんな願いでも
マサムネ さん作 [484] -
それでもこの世界が好きだから5時間目
学校の校舎からすこし離れた場所。そこは一切手を加えていない広場。美久さんを追い掛けて辿りついた先はその場所でした。そして…広場を埋め尽くすほどの黄色い花達…それはツワブキでした。「やっぱり…此処に咲いてる花はツワブキだったんだ。と、すると…60年前に美月由奈さんが植えたのかな?」いえ…この花達を植えたのは私の妹…なんです。妹は誰かに教えられたのか、この広場に小さな石ころなどで囲んだ花壇の中に花の
みるく さん作 [208]