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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • Person of THE fate〜運命の人〜21(SAORI)

    自分の部屋で、声を押し殺して泣いた。『さおりん、彼氏と幸せにね』こうちゃんが最後に私にくれた言葉。本当に、そう思ってくれてただろうか?私はただ、こうちゃんとの繋がりを失いたくなくなかった。だけどそれはきっと、一樹さんだけじゃなく、こうちゃんも、両方傷つける事だったんだね…。『誰かが幸せになれば、誰かが泣く。仕方ない事だ』って一樹さんが言ってた。それと同時に、『せっかくの気持ちを無駄にしないように
    じゅりあ さん作 [249]
  • 彼女を待っている?

    やっとの思いで「私」を宥めすかし、私は無事に電車を降りることが出来た。朝っぱらから人ごみの中をひょこひょこと歩いて駅中の不審さをほしいままにするのは流石の私も気が引ける。私と彼女は人波に流されるようにして改札を抜け、並んで歩き出した。私は切り出した。「タケシくんとはどうなったの?」彼女は怪訝そうに答える。「誰よ、タケシくんて」タケシくんとは、私が空想する架空の男の名前であり、彼は忌々しくも彼女と
    がき さん作 [271]
  • 彼女を待っている?

    電車がやって来ると私達はそれに乗り込んだ。田舎なので都会に比べて車内の空間には多少余裕があるものの、やはり朝の電車は混む。彼女は扉に背をもたらせて立ち、私は彼女に対面する形で手すりに手をかけて立っている。その距離約二十センチ。ひとたび電車が大きく揺れれば、嫌でも体が触れ合ってしまうこと請け合いである。私は今日に限って電車が激しく揺れることを電車の神に祈った。しかし、私の祈りも虚しく、電車は大して
    がき さん作 [217]
  • ただ、愛してるlove.2

    「ねぇねぇみき〜みき〜、次の教室移動どこだっけぇ〜?」声優さんになれそうな独特な可愛い、高い声で、友香が聞いてきた。いつものことだ。もういい加減覚えよーよー。って思いながらも答えてあげる。「2階総合教室だって〜」あれから一人一人と新しい友達ができた。今はあたし、桜、友香、ともの4人でほとんど毎日一緒にいる。4人でひとつ。いわば4こ1。よんこいちってやつだ。もちろんその中で順位をつけるとしたら桜が
    きてぃ さん作 [454]
  • Person of THE fate〜運命の人〜20

    『さおりん、彼氏は嫌がらないの?俺とメールしてて』正直に聞いた。答えは、イエスでも、ノーでもなかった。『気分が良い訳じゃないけど、メル友だって言うならメール続けてても良いって言ってたよ』さおりはあの約束を守るつもりだ。光太郎自身もさおりとメールを続けたい…だが…。『彼氏に悪いし、さおりんも彼氏の事が本当に好きなら、やっぱりやめるべきだと思う』自分が彼氏の立場ならやはり嫌だろう。それに…このまま彼
    じゅりあ さん作 [485]
  • Person of THE fate〜運命の人〜19

    (何て返せば良い…?)光太郎は、テーブルに飲みかけの牛乳を置くと、携帯を片手に悩んでいた。さおりはどんな返事を求めているのか…。何度か打ち込んでは違うと思い、打ち直す。『良かったね。おめでとう。彼氏どんな人?』別にそんな事、聞きたい訳じゃない。『私らの五個上だよ。さっき車で送ってくれたんだ』『へぇ…彼氏、車持ちなんだ。やっぱり男は車持ってる方が良いのかな〜』そりゃあ、そうだよな。車持ってる男の方
    じゅりあ さん作 [324]
  • Person of THE fate〜運命の人〜18

    「じゃ、又連絡して?」一樹の車で家の近くまで送られる。「うん、ありがと」車から出ると運転席に回るさおり。一樹は窓を開けると、さおりの腕を引いてキスをした。車を発進させる一樹。さおりはそれが見えなくなるのを確認して、家路を急ぐ。今日一日で色んな事があった。初めて入った、男の人の家。フレンチキス、ディープキス。どれも初体験のさおりは、心身共に疲れていた。だけど嫌じゃないのは、一樹の愛を感じたからだ。
    じゅりあ さん作 [332]
  • Person of THE fate〜運命の人〜17

    「あ、コーヒーだ」目の前のドリンクホルダーを指して、さおりが言う。「や〜、柄にもなく早起きしちゃったかんね。目覚ましにコンビニで買ったの。飲んで良いよ!」運転しながらチラッとさおりを見る一樹。(別に欲しかった訳じゃないんだけど…)変な事言ったかも…と思いながらも、せっかくなので飲みかけのコーヒーを手に取る。「いただきます…」(ちょっと待て…?これって…)そう思った直後、「あ、間接キスだ」隣で一樹
    じゅりあ さん作 [327]
  • 片想い・9(デート!?)

    次の日。ぁあ・・・学校行きたくないなぁ・・・。また告白しちゃった。。。しつこいって思われたかな・・・。学校に着き、大西君と会わないまま時間が過ぎていき、昼休みになった。「優衣〜!また食堂行ってくるわ!ぁ、ちょっと職員室行かんとアカンし先食べといて〜」「ぅん、わかった☆先食べてるわぁ〜」一人でご飯を食べていると、突然周りがザワザワし出した。それに気付き、ふと顔を上げるとそこには――・・・「おっ、大
    結姫 さん作 [464]
  • Person of THE fate〜運命の人〜16

    『人と会って来るね』朝、光太郎からおはようメールが来た後に返したのがこれだ。何も知らない光太郎。『いってらっしゃい(^O^)/』さおりは罪悪感に近いような物を感じるようになっていた。待ち合わせの時間まであと三十分。さおりは化粧を済ませ、身だしなみのチェックをしていた。(何か、デートみたい!)浮かれてる自分を親に見られたりしたら恥ずかしいから、と言う理由で気付かれないうちに家を出る。〜♪『着いたよ
    じゅりあ さん作 [323]

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