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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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愛に生きる人3
8AM6:30俺はベッドから転がり落ちた。ダセェ…いやに目が醒めた。「ああぁ」と欠伸をすると、俺は機械的に行動を始めた。顔を洗い、飯を食い、歯を磨き、みだしなみを整えて家を出る。毎日が同じことの繰り返し、そう思っていたいつもの学校への道は、何年ぶりかの工事によって塞がれていた。チッと小さく舌打ちをすると迂回ルートへ向かった。確かこの公園の中を抜けると早かったな。小学生のころの虚ろな記憶を手に辿っ
明日 頼艶 さん作 [188] -
偽り?
一ヶ月ほど恵とのメールのやりとりは続いていた専門学校でのことなどを話ながらも、お互いに恋愛のタイプなんかも話していたそんなある日のメールで、「いつも忙しいのにメールしてくれてありがとうございます。」と最後に言うと、「そんな気にしなくていいよ。美咲ちゃんとメールするの楽しいし」と返事が返ってきた‥あたしだけ特別なのかなぁ‥でもきっとみんなにも同じようなこと言ってるに決まってるょね‥そんな風にメール
水葵 さん作 [149] -
愛に生きる人2
第一章 出会い父が死に、私が狂い始めて、半年がすぎたころ。私達家族は母の実家のある、町に来た。父が死に、収入が極端に減った私達には、都会で暮らすことは、許されなかったのだ。そして、私と弟はこの町へと転校して来たのだ。久しぶりのスカートを履く。やけに足が涼しい。「もう、こんな季節か……。」そう、つぶやくと私は窓の外を見た。立ち並ぶ木々は、赤や黄色に身を染め上げ、いかにも秋らしい雰囲気をかもし出して
明日 頼艶 さん作 [211] -
愛に生きる人1
恋愛とは、男にとって人生の挿話であり、女にとっては人生そのものであるプロローグ暗い部屋の中。一人の男と純粋無垢な少女がいた。少女は見知らぬ男の話すことを、疑う事なく聞いていた。「さあ、服を脱いでごらん」「うん……」それは、とても奇妙な時間だった。男は少女を犯すでもなくただ、着せ替え人形のようにもてあそぶだけであった。それは、ことが及ぶ前にその少女の父が、駆け付けたからかもしれない。「ゆりゑ!」
明日 頼艶 さん作 [236] -
偽り?
あなたの想いが重い‥そう感じ始めてから美咲は恵と距離を開け始めていた‥美咲が恵に出会ったのは高校3年生の時だった恵はその時転任してきた6つ上の社会科担当の教師だった初めて出会ったときに運命を‥ というようなロマンチックなこともなく、普通に生徒と教師として学校生活を送っていた3月1日専門学校への進学も決まり、無事に卒業大好きな学校とも、友達とも、先生たちともお別れ‥友達は先生とアドレスの交換やら写
水葵 さん作 [170] -
四ツ葉の恋〜ただいま〜
ブォォオオ・・・飛行機・・・悠真は家でパジャマ姿のままくつろいでいた。ピーンポーン♪「・・・はぃ?・・・」「ボンジュール。」「・・・どちらさん?・・・」「ひど〜い!四葉よ!四葉」「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」「何か言えよ。オイ・・・。」 悠真はやっと理解し、ビックリしていた。「おぉ〜お帰りィ」「反応遅いな・・・オイ・・・」「あの私が贈った四ツ葉今もまだもってる?」「あ・・・あぁ。」「
*葉花* さん作 [295] -
眩しい微笑み20
セイヤが出ていってから数分。僕は涙を流し続けていた。コンコンひかえめなノックが聞こえる。どうせセイヤだろ。そう思った僕はどうぞ、と扉へ声をかけた。入ってきたのはミサキさん。思考回路停止なんでなんでなんでなんでなんで・・・「なんで・・・」声が漏れる。涙がまた零れる。なんてみっともない姿。「リク!?どうしたの?・・・なんで泣いてるの?」僕に駆け寄るミサキさん。差し延べられる手。僕はそれをはらった。「
星 さん作 [214] -
Person of THE fate〜運命の人〜15
さおりは何も答えられないでいた。どんな人なんだろうと思う事はあった。けど不安もあったのだ。『会いたくない?』一樹の残念そうな声を聞いたさおりは慌てて、「そうゆう訳じゃないんです!」と答えた。一樹はため息をつき、そしてゆっくり話し始める。『ここ数日、俺の中でさおりちゃんの存在が大きくなってんのわかるんだ。だから会いたい…』一樹の気持ちがさおりにも伝わって来て、更に黙ってしまう。『会ってもないのにっ
じゅりあ さん作 [295] -
Person of THE fate〜運命の人〜14
一件目から約一時間半後に二件目が入っていた。その文面は、『寝ちゃった?俺も明日早いしもう寝るね』と、いつものおやすみメールだった。光太郎は、おはようメールとおやすみメールだけは絶対欠かさない。それだけに、返事を出来なかったの事に凹むさおり。光太郎はまだ何も知らない。そう、一樹の事を―。(最近さおりん、メールの返事が遅いな)そう感じた光太郎は、昼休みにメールを打つ。『さおりん、もしや俺とのメールに
じゅりあ さん作 [302] -
Person of THE fate〜運命の人〜13
八月に入った。一樹がメールの途中で突然言い出した。『そろそろ電話で話せない?』実は、メールを始めた頃にも一度言われた事があった。その時はお互いまだ何も知らないから、もっと親しくなってから…と断ったのだが。さすがに二度も断る事は出来ない。(あれから結構経つしなぁ)そう思ったさおりは番号を教えた。〜♪すぐにかかって来て、少し緊張しながら通話ボタンを押す。「もしもし…」『もしもし、さおりちゃん?』「は
じゅりあ さん作 [311]